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テネシーワルツ

テネシー時代のルームメイト

彼女と初めて会ったのは16歳。
もう、約30?年以上前。 
体の小さな子で髪が長くかわいらしいかった。
正直、高校の時は彼女と一緒に
高校の、連中と、夜遊びもした。
テネシー州の短期語学留学中は ルームメイト 
だった。

大概ルームメイトというのは後で仲が悪くなる 
のだが
私達は、ならなかった。
悪ぶって見えた彼女も、とても、
繊細な子だった。
人に悩みを余り打ち明けなかった。
私が、高校の仲間が、出世していく中 
取り残された気がしてた、独身時代
ずっとずっと、年賀状を、送ってくれた。
始めの夫と結婚する時、
高校の仲間を、呼んで、
祝ってくれた。
結婚パーティにも、彼女始め
高校の仲間が来てくれた。
そして約10年後、夫を亡くした。
彼女は、
今思えばとても大企業勤めで忙しい中 電話で   
私の泣き言、愚痴を沢山聞いてくれた。
彼女は、運命だと言ってた。 

そう思う、
今では。
でも、私はそんな、彼女に逆らい  
私は運命論者じゃないんだから!
なんて、言ったりした。

ゴメンネ。 

今、彼女は、愛犬を亡くして
思っきって絵を描いてもいい?と
ラインしたら
お言葉に甘えてと、何枚か写真を、ラインで
送ってくれた。
写実的に人物を描けない私ですが 
今キャンバスと格闘中です。
下絵スケッチ 

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