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ママ友が苦手…の正体

ママ友に苦手意識を持つ人は多いかと思います。
何故、苦手意識を持つ人が多いのでしょうか?

なんとなく苦手とか、ぼやっとした理由かと思うのですが、わたしなりに深掘りしてみました。

わたしもあのママ友とは合わないかもな。
と思う人はいます。
話すのが苦痛というまではないですが、うーん。と感じる。

でもきっと、今までママ友とそんなに関わっていなくてもママ友のお付き合いは遠慮したい。
と感じている人もいるかと思います。

それは何故か? 
ママ友の付き合いって、価値観と価値観のぶつかり合いなんですよね。

どんな会話をしていても価値観と価値観がガッチガッチにぶつかっている音がします。

何気ない会話にもそれは潜んでいます。
「うちの子好き嫌いがあってさー。好き嫌いは良くないよー。全部食べたらデザートね!って言ってるんだけど。」
このときにも引っかかる人には引っかかるかと思います。
「嫌いなものは無理して食べなくてもいい。」
という考えの人もいるからです。

・好き嫌いはなくした方がよい
・嫌いなものは無理して食べなくてOK

どちらも子育ててよく聞くセリフ。
どちらが正しいかわかりません。
それはやはり各家庭の判断でしょう。

ママ友と話すということは、価値観の話をすることとほぼ同義のような気がします。

学校のこと、習い事のこと、勉強のこと。
生活のこと。

子どもに関する話って、ほぼ家庭の価値観の暴露なんだと思うんです。

では昔からの友人と話す時は価値観の暴露にはならないのか?と考えると
やはり暴露になるかと思います。

でも家庭というより個人の価値観の暴露になるかな?
それに学生時代の価値観は確固たる価値観ではなく、むしろ友人によって左右されているふにゃふにゃなもの。

学生時代の時は、友達と価値観が合うように、自分で調整してきたと思います。

学生時代、友人が
「かわいいー♥」
と言っていたキャラクター。
自分は最初はそこまでかわいいと思っていなくても、周りが皆かわいいと言っているとなんとなく自分もかわいく思えてしまう。
周りに左右される脆弱なものです。

学生時代の友人と、大人になって話すと合わなくなったと、感じる事もあるかもしれません。
疎遠になる人もいます。
それか合わないな、と感じても同じ土台があるという認識でなんとなく繋がり続けられる事もあります。

大人になった時の友人はどうでしょう?
ましてや子どもを産んだ女性の価値観ってガチガチに固まってしまうんですよね。
かわいい我が子。
子どもを産んでから、母親は自分のポリシー、自分の価値観で、子どもを育てる環境にいます。

その閉鎖的環境から、いきなり様々な価値観の海へ放り出されたら受け入れられないものもあるし、思いがけず暴露する形になって自分の価値観に文句を言われるのも面倒と感じます。

これがママ友をなんとなく苦手だなと思う正体だと思うのです。

そして子育てに関する価値感は、ママ達にとっては絶対に譲れない価値観。
子どもの事となると妥協できない。
学生の頃みたいにすり合わせは不可能。
だからママ友苦手という意識が芽生えるかと思うんですよね。

何を話しても価値観にぶち当たります。
「あの先生、厳しすぎない?」
(うちはきちんとした規律を教えたいからあの先生がいいんだけど。)

「習い事いくつやってる?」
(うちはのびのびと育てたいから習い事は子供がやりたいと言ったら、やらせる方針なんだよなー。)

「あそこのスーパー安くていいよね」
(わたしは高くてもいいから品質がよい物を子供に食べさせたいんだよな。)

「PTAっていらなくない?」
(地域や学校との繋がりがあっていいと思うんだけどな。)

こんな風に価値観が常にぶつかり合うんですよね。

ママ友の話は子どもの内容がメイン。
だから価値観が暴かれやすくて、それが心理的に負担になるんですよね。




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