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長く働き続けたかったけどパワハラセクハラ怒鳴り声に私は折り合いをつけられなかったよ。逃げて逃げて逃げた。/元『"回顧録"と"いま"』過去に還って、未来を眺めて、いまを彩る。わたし…
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#自由
どうしようもなく海を眺めてたいときがあった
18の年まで自分が自由に出来ることは何一つなかった。大人を説得するだけの交渉術も福祉へ手を伸ばせるだけの頼り方も、何もかもを全て取り上げられて後から振り返れば、あぁ、あれは立派な虐待で、わたしは現時点でサバイバーなのだと。助けてとあげた声は日常に紛れてしまって、しばらく経って、助け方を伝えられない抽象的な助けてでは、大半の人は助けてを受け取ることも出来ないのだと知った。
それから6年、奨学金の口