双極性障害/やこのポップな概要②
こんにちは。やこです。
この記事は、双極性障害/ポップな概要①の続きとなっております。
①できっかけときっかけに至るまでの背景を記しました。
②では今までため込んできたものが噴出したところから書いていきます。
我慢の限界がきた後
我慢の限界がきてしまった後、やこは不登校になりました。
けれど、家には同じく不登校の兄と介護が必要な祖父がいました。
兄はわかりやすく大きな声を出して暴れるので、周りの大人は兄から目を離さないように注意して見ていました。
例えやこが不登校になっても、母は兄にかかりきり、祖母は祖父の介護で忙しいので、やこに割り振れる大人はいませんでした。
この時のやこにとって、家の中は必ずしも安心できる場所ではなかったのです。
家の中は安心できませんでしたが、怖くてたまらない学校以外に行ける場所はなかったので、家の中に引きこもっていました。
精神科のデイケア
それをみかねた両親が、精神科に連れて行き、そこの思春期デイケアに参加することになりました。もちろん、兄も同じ道をたどっています。
思春期デイケアで何をするのかというと、やこと同じように不登校になったり、精神的に不安定な思春期の子どもが病院のスタッフさんと一緒に料理やゲームをする、というものです。
たぶん、その内容は何でも良くて、何かを誰かと一緒にする、ということが大事なのではないかと思いました。
前述した通り、不登校や事情を抱えて、そのような経験が乏しい子どもが多かったです。
やこの通っていたデイケアは、デイケアの時間にカウンセリングも行っていました。
カウンセリングってなに?どうせ人に話をしたところで解決なんてしないし、自分の気持ちは自分だけのものだから、理解してくれることもないんだ。
当時のやこは、カウンセリングに否定的で、スクールカウンセラーさんのカウンセリングも断っていました。
けれど今回ばかりは親に連れてこられてしまったので、話すほかありませんでした。
正直、このころのことはあまり覚えていないのですが、後でそのカウンセラーさんに聞いたところ、正面から見て横向きに椅子に座っていたみたいです。
今から思えば、失礼なことをしてしまったなあ、なんて思うのですが、そのころは人間が信用できなかったのかもしれません。
けれど、不思議なことに、それからのやこはデイケアに通い、カウンセリングも毎回受けていました。
本当に覚えていないので推測ですが、本当はつらい気持ちを誰かに吐き出したかったのだと思います。
だいぶ長くなってしまいましたね。
続きはまた③にて記します。
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