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ハッとした漆喰壁の意外な効果【5人家族都心築52年マンションリノベ記】

私は埃が嫌いであり、自宅にいる時は埃を見つけてはティッシュや雑巾を持ち出し拭き取る、という習性を持つ。今日は、そんな「埃」嫌いの人に是非知っていただきたいとある建材について記事にする。
フルリノベーションした自宅に住み始めて7ヶ月目。先日「そういえば」と気づいた嬉しい収穫があったのだ。


拭いても拭いても照明の傘に積もるアイツが消えた

2006年に結婚した当初から使っているlouis poulsenのPH4/3ペンダント

リノベ前は、ふと気づくとこの照明の傘の部分にうっすらと埃が積もっていて、おおよそ週に1回程度はセスキウォッシュをつけるなどして拭き掃除をしていた。
ところが、気づけば、リノベ後の新居に住み始めてから一度も埃を拭き取っていない!と。

天然素材でできている漆喰は帯電しない

原理的にはこういうこと。一般的なクロス(塩ビクロス)はビニール(ケミカル素材)が含まれているので帯電してしまうため、埃がつきやすい。ところが天然原料からできている漆喰は帯電しないので埃がつきにくい。そうだ、A社のデザイナーNさんはいつもそういっていたじゃないか、と。

リノベ生活が3ヶ月ほど経過した段階で、漆喰壁のある家に住んで感じることを記事にした ↓↓

●●半年以上漆喰壁のある家に住んで感じる効果●●
✔︎帯電しないため埃がつきにくい、舞いにくい
✔︎自浄作用がある(少しの汚れであれば放っておくと漆喰自らが綺麗にしてくれる)
✔︎家の空気が淀まない(これは帰宅した時にとてもよく感じる。断熱や二重冊子など機密性を高めてのこの感覚なので確かな効果なのではないかと思われる)

我が家で漆喰壁を施工した範囲

そんな我が家で漆喰壁を施工してもらった範囲は以下の通り。

●主寝室:ナシ(風通しと日当たりが非常にいいため)
●LDK:壁面全て(天井はクロス)
●洗面室:壁面全て(天井はクロス)
●玄関ホール+廊下:壁面と漆喰半々(天井はクロス)
●トイレ:天井(壁はクロス)
●子ども室:天井(壁はクロス)

これまでも記事にしてきた通り、左官工事となる漆喰壁はクロス施工の3倍程度は費用がかかることもあって、全面施工という訳にはいかなかった。
とはいえ「すべての居室に一面だけでも漆喰を」との思いで、上記の通りにわけて施工をしてもらった。

今回「埃がつかない!」と、題材にさせてもらったのは、リビングの照明。壁面は全て漆喰だが、照明の真上の天井はクロスなのだ。それでもこんなまさかの効果があるとは。あまり深く考えていたわけではなかったけれど、嬉しい誤算だった。

漆喰があると、家事の削減、時短に寄与

今回の気づきで思ったこと。
それは、漆喰のもつ帯電しないという特性により、「埃取り」という掃除の時間(それに加えて、埃を見つけた時の「あ!拭かないと」という切迫感)から解放されたんだ、ということ。
A社のデザイナーさんの追加情報によれば、「無垢床(これも天然素材)を施工をしていることで更に帯電しにくくなっている」とのこと。

今回リノベで導入したMIele食洗機もそうだが、優れた家電や建築材料を取り入れることで、「生活」や「暮らし」は段違いに快適になるのだな、と。
相変わらず快適な我が家に居心地の良さはますます高まるのだった。


私:mizutamaについて。
夫、私、高校生、中学生、小学生それぞれ1人ずつ、合計5人家族のヴィンテージマンションリノベ記録。同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとブログの更新を続けております。
詳細な自己紹介はこちらの記事をどうぞ。

100本以上に及ぶ過去記事のINDEXは以下にまとめております。何かのヒントになることがあるかもしれません、ぜひご覧くださいね。



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