見出し画像

ローカルビジネスの必須対策MEOとは? Googleマップ検索を上位表示する方法を大公開!

初めてnoteに投稿します!
ブランディングテクノロジーの片岡(@shi_n001)です!

慣れてないかもしれませんが、ご了承ください。

私は普段、SEOやMEOの運用/コンサルを行っています。
今回は、僕の経験や弊社の事例を元に「MEO」について説明していきます。

ローカルビジネスに必須!MEO対策

早速ですが、MEO対策はご存知でしょうか

店舗集客を日々考えている方であれば、MEO対策という言葉は耳にしたことがあると思います。

MEO
=Googleの検索結果に表示される地図の枠を上位表示しましょうという対策です。

言葉だけ聞いてもわからないと思うので

「MEOについてもっと詳しく知りたい!」
「具体的に何するの?」

という部分を具体的にこのnoteで紹介していきます

実際にnoteを見て頂くと、簡単な自社で対策もできるようになると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

MEO(Map Engine Optimization)とは?


MEOとは、Map Engine Optimization(マップ最適化)の略で、Googleの検索結果で表示されるGoogleマイビジネスを上位表示させる対策のことを言います。

MEOというのは日本で使われている言葉で、海外ではローカルSEOと呼ばれています。

MEOが表示される検索キーワードは、
「地域名+サービス名(居酒屋、歯医者)」、「近くの〇〇」
などをGoogle検索すると表示されることが多いです。

上位3位までが検索結果上に表示され、「さらに表示」のボタンを押すと
4位以下も見ることができます。

ただ、3位以内に入ると店舗の認知も増え、集客増加に繋がりやすいです。

また、Googleマイビジネスはウェブサイトボタン、電話ボタン、ルート照会ボタンの3つが設置されていて他のサイトを見なくても直接来店に繋がりやすいです。

下記の画像は、スマートフォンで「渋谷 歯医者」で検索した際の画像で、赤色の部分がMEOで青色の部分がSEOになります。

「広告→MEO→SEO」の順に並んでいることや、マップ自体が検索結果に表示されるため、目立ちやすく視認性が高いことがわかります。

この店舗のGoogleマイビジネスを最適化し、Googleマップの上位3位以内に入るように対策を行うのがMEO対策と呼ばれるものです。


SEO対策はホームぺージを最適化するのに対して、MEO対策はGoogleマイビジネスを最適化させ上位表示させます。

ただ、

「MEO対策って昔からあるし、今更じゃない?」
「本当にみんな使っているの?集客に効果あるの?」

と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。


そこで、次からはMEO対策が必要な理由についてご紹介します。

MEO対策が必要な理由!Googleも力を入れています


結論から申しますと、MEO対策やGoogleマイビジネスの活用は店舗集客の方は行うべきだと考えています。

その理由は大きく4つあります。

①Googleが力を入れているから
②スマートフォンユーザーの拡大
③リスティング広告やSEOよりも安価に始められる
④MEOの順位が上がるとSEOにも効果がある


これらの項目について紹介していきます。

① Googleが力を入れている

Googleマイビジネスは、2018年だけでも様々な機能が追加されました。
大きな変化を例に挙げると、


Q&Aが設置可能に
サービス(料金表)の追加
メッセージ機能(SMS)の追加
インサイトで検索クエリがわかるように


細かい新機能の追加は他にもたくさんありますが、それだけGoogleマップを利用しているユーザーが多いということがわかると思います。


ユーザーファーストを掲げるGoogleは、ユーザーが利用しているサービスには力をいれます。
ゆえにGoogleが力を入れている=ユーザーが利用している
と考えることができます。

また、2018年にはCMもいくつか公開していてGoogleマイビジネスの便利さをユーザーにアピールしています。

Google マイビジネス:写真をアップして無料で集客しましょう 篇


他にもいくつかあるので興味のある方は見てみてください!


② スマホユーザーの拡大


MEO対策は、スマホユーザーの方に効果的な取り組みです。
日本でスマートフォンを保有している方は70%を超えており、いつ・どこでもインターネットを使うことが可能になりました。


そのため、スマートフォンさえあれば、興味がある店舗へ電話予約や経路検索をして、来客するお客様は非常に多くなっており、店舗集客に効果的な取り組みだと言えます。


Googleマイビジネスにもスマートフォンにしか表示されない項目もあり、Googleもスマホユーザーに向けて対策を意識していることがわかります。


③ リスティング広告やSEOよりも安価に始めることができる!


リスティング広告は、入札制を取っているため、成果に繋がりやすいキーワードは次第にクリック単価が上昇していく傾向にあり、多額の費用が発生します。


SEOは、1位に表示されるとクリック率が約20%と言われているほど高い集客力があると言われていますが、競合も多くKWによっては1ページ内に入るのも多額の費用と時間が必要になります。


それに対してMEOは、対策してない店舗も多いためSEOに比べるとかなり上位表示するまでの時間は早く、クリック率も約3%~9%と言われているので、リスティング広告とほぼ同じくらいです。


さらに、「渋谷 歯医者」など、渋谷で歯医者を探しているという、目的がはっきりしているユーザーが多いので集客に結び付きやすいです。
ここまで理解して頂けましたでしょうか?


資本力のある企業であればじっくりと腰を据えてリスティングやSEOに取り組むことができますが、資金のやりくりが大変な店舗が行うWeb施策としては少々リスキーです。

その意味でも、店舗ビジネスにおいて初期費用がかからず始められるMEOはかなり効果的な対策と言えるのです。


④ MEO対策を行うことでSEOにも効果があります


最近分かった傾向なのですが、MEO対策を行ったことでSEOの順位も上昇傾向にあります。


下記の画像は弊社でMEO対策をおこなった企業様の推移です。


12月にスタートしたお客様で、1ヶ月でSEOの順ににも影響がでています。

MEO対策を行ったことで、認知度の拡大やサイトへのアクセス数、予約数の増加したことでHPの価値も高まっているのだと考えられます。


ただし、大幅に順位改善に繋がるわけではなく、あくまでも1つの要素として捉えて頂けますと幸いです。

逆にSEOの順位が高いサイトはMEOの順位も上がりやすい傾向にあります。
取りたいKWでSEOの順位が高い企業様は、MEOも効果がでやすいですよ。


SEOの順位が20位以内にある企業様はMEOを初めてみてはいかがでしょうか。


自社運用したい方へ!弊社で効果のあったMEO対策方法3つを紹介

「本当に効果ある?」

と疑っている方がいるかもしれませんので、実際に様々な指標を使って分析してみました。

MEO上位表示の要因を探せ!相関分析してみた

スプレッドシートにまとめたので画像を覧ください。

僕の方でつけている細かいルールのところは省かせてもらいますが、
注目していただきたいのが赤文字の部分です。

今回の相関分析は-1に近いほど、順位が高い指標ということになるため
「title(ビジネス名)にキーワードを入れる」「GMBの充実度」「画像数」がが要因という結果になりました。

この相関分析と僕の経験も含めて、効果のあった3つを紹介していきます。

先に3つ紹介すると

①Googleマイビジネス最適化
②サイテーション対策
③クチコミ

この3つを1つずつ解説します。

①Googleマイビジネスの最適化

メインに行っているのは、こちらの対策になります。
マイビジネスのホーム画面から「情報」をクリックして下記の画面に行きます。

「情報」の中にあるこちらの画面で名前、住所、電話番号、など編集が可能です。


基本的に入力できる項目はすべて埋めることが望ましいです。

管理画面の中にマイビジネスの充実度を図る指標がございます。

先ほどの、相関分析の「GMBの充実度」がこの画像になります。
管理画面上の数値を100%にしましょう。

何が足りていないのか教えてくれるのでそちらに沿って対策を行うことをおすすめ致します。


その他のテクニックとしては、以下のことを意識しましょう。

ビジネス名にキーワードを入れる
カテゴリーはできるだけ少なくする
営業時間は、昼休みの時間は含めないように設定しましょう
住所の表記は統一させる


以下に簡単にまとめているので、これを参考に編集してみてください。


タイトルにキーワードを含める

具体的に言うと、「渋谷+歯医者」で上げたい場合は、〇〇医院 渋谷の歯医者と入れると上位に上がりやすくなります。


屋号名にある場合は入れなくて構いません。


検索クエリとマイビジネスの関連性が高くなり、上位表示なるからです。


カテゴリーはできるだけ少なくする

カテゴリーの項目は、1つか2つに絞ることで、関連性を高めることができ、
多く入れすぎると、いくつもの事業をしていると判断されて、関連性が薄くなります。


営業時間は、昼休みの時間は含めないように設定しましょう

Googleマイビジネスは、「営業中」と「営業時間外」が表示されます。


もし、お客様が昼休みの時間に来てしまったら、店舗のオーナーの方にとってもお客様にとってもデメリットだと思います。


営業時間は2行に分けて登録できるので、昼休みは「営業時間外」に設定できるようにしましょう。


名前・電話番号・住所の表記は統一させる

これはマイビジネスに限らず、他のポータルサイトを登録する際に当てはまることなのですが、表記をすべて統一させましょう。


Googleは正確にユーザーに情報を届けたいと考えていますが、文字の意味を正確に読み取ることがまだできません。


ポータルサイトも含むすべてのサイトで、住所・電話番号・屋号名は統一するとSEO・MEOどちらも効果が期待できます。

悪い例
「マイビジネス」渋谷区南平台町15‐13
「ホームページ」渋谷区南平台町15-13
良い例
「マイビジネス」渋谷区南平台町15-13
「ホームページ」渋谷区南平台町15-13

マイビジネス情報を充実させることでMEOの上位表示への効果はかなり高いです。


また、Googleの反映するまでに少し時間がかかりますが、比較的にすぐに効果に繋がりやすい対策になります。


まず、自社運用を考えている方は上記の項目からスタートしてみましょう。


②サイテーション対策
サイテーション(Citation)とは、「引用」、「言及」を意味する言葉で、SEOの世界では「リンクではない形で他のページからの参照」として使われることが多いです。

MEOの場合は検索対象が実店舗や場所になるため「リンク」を使えるとは限りません。
そこで、店舗名(会社の名前)、住所、電話番号がweb上で言及されていれば評価の対象になると言われています。


弊社としては、主にSNSを使って、店舗名、住所、電話番号の他にもURLや対策キーワードも文章中に入れて投稿することで、WEB上で言及されるようにしています。

③クチコミ

Googleマイビジネスに投稿されている口コミは第3者からの客観的な意見ということもあり、MEOの評価基準としては重要なポイントになります。


しかし、「やらせの口コミ」や「金品やサービスと引き換えの口コミ」はGoogleのガイドラインに違反します。


よって、店舗をご利用して頂くお客様に対し、満足度が高いサービスを提供しつつ、口コミの投稿をそれとなくお願いすることが良い口コミを増やす一番の施策となります。
また、露出が増えるに従って悪い口コミが付くことも珍しくありません。

マイビジネスの機能には、公開状態で口コミに返信する機能がありますので、悪い口コミは無視したり消そうとしたりするのではなく、真摯に返信することがユーザーからの信頼を高めるためにも望ましいです。


自社運用されたい方は、

✔︎Googleマイビジネスの最適化、
✔︎サイテーション対策、
✔︎クチコミをそれとなくお願いする

上の3つの対策から初めて見てはいかがでしょうか。

上記の3つで主にマイビジネスの最適化が60%、口コミの影響が30%、サイテーションが10%くらいの割合で上位表示に関係しているかなと個人的には思っています。

弊社でMEO対策を行っているお客様の事例を紹介!


僕が普段運用させて頂いているお客様の事例をご紹介いたします。
東京にある歯科医院様の事例です。

順位が上昇したことはもちろんなのですが、ウェブサイトへのアクセスや通話数が2倍近くまで増えています。


歯科医院などの予約が必要な業種は、通話数がそのまま予約に繋がるため、予約数が2倍近く増えたということになります。

他にも葬儀関係のお客様で、マイビジネスを作成するところからお手伝いさせていただきました。

こちらが対策開始してから1ヶ月半くらいで、700名近い方に認知されています。

これはGoogleインサイトというマイビジネスを分析するツールで確認可能です。

マイビジネスがない店舗のオーナー様は作成はしておいた方が良いですよ。
自動で作られることもあるので、店名で検索して確認してみてください。


まとめ

MEO対策についてご理解頂けましたでしょうか。


長文になりましたので、簡単にポイントをまとめておきます。


・MEOとは、Googleの検索結果で表示されるGoogleマイビジネスを
上位表示させる対策
・スマホユーザーの拡大で、Googleマップの利用も増えて
Googleも力を入れている
・MEO対策を行うことでSEOも効果がある
・「titleにキーワード」「GMBの充実度」「画像数」
・MEOの上位表示を行うには、Googleマイビジネスの最適化・
クチコミ・サイテーションの3つ


以上が今回のポイントになります。


もっと具体的に知りたい方や本格的にMEO対策を始めようと考えている方は、安価でサポートも承っておりますので、是非一度ご連絡お待ちしております。

最後までご覧いただきありがとうございました。