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なぜルイヴィトンのダミエやモノグラムが支持されるのか?

ダミエ柄やモノグラム柄が老若男女問わず支持されているのはなぜでしょうか?

ルイ・ヴィトンの定番だから?

それはもちろんだと思います。

ではなぜ定番になったのか?

それは日本人にとてもなじみ深い柄だからなのではないかと考えています。いまどきに言えば「エモい」のだと。

ダミエは日本の伝統文様(和柄)のひとつ『市松模様』、モノグラムは『家紋』がモチーフになっていると言えば答えの察しがつきそうですが、もう少しお付き合いください。

誕生のきっかけは1878年に行われた『第3回パリ万博』にさかのぼります。
当時、既に兆しのあったジャポニスムブームが、日本も万博に参加することでブレイク。ルイ・ヴィトン二代目、ジョルジュ・ヴィトンもその影響を受けたことでインスパイヤされることで生まれました。
文化的な影響を与え、与えられ、より良いものが創造されたというのは万博の何よりの成果と言えますね。

ところがです。

ダミエはその単調かつシンプルさからかコピー商品が出回り、残念ながら一旦姿を消してしまいます
ですから、現在私たちが手にしてるほとんどは、それから100年を経た、1996年に限定ラインとして復活して以降のものなのです。

そういえば…

個人的な話ですが、ダミエが復活したのがちょうど私が学生時代を過ごした頃。先輩が復活のうんちくと共に財布を見せびらかしていたことを思い出されました。

話は戻って、ダミエ柄やモノグラム柄がなぜ支持されるのか?

身の回りにある日本の伝統文様だからなじみがあり、誰もが自然にファッションコーディネートで違和感なく取り入れられる。和洋折衷もしやすい。
つまりは使いやすいに繋がっていると解釈できそうです。

こうやってさかのぼって見ると、日本生まれの要素が世界で愛され続ける柄になったことも嬉しくなりませんか?

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