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おもしろくて好きになる★現役ライターの国語授業

ライターかつ高校の国語講師。そんな風変わりな教師の授業をご紹介します(主に関西弁)。

共通テスト2025国語・古文全訳『在明の別(山の座主~)』『源氏物語・若菜下(院も、ただ~)』本文と現代語訳・解説と分析をわかりやすく!

受験生の皆様、受験が気になる皆様、お疲れ様です。 最新版・今年の共通テスト2025年の国語第四問、古文『在明の別(ありあけのわかれ)』『源氏物語・若菜下』の現代語訳をしました! 出典は、まさかの『源氏物語』から。 出題だけ見ると、国語界隈では有名な「源氏物語ショック(※注)の再来か!?」と思われましたが、量は多くなく、選択問題も易しめで、全体的には難しくなかったかと思われます。 (※注:源氏物語ショック・・・2014年センター本試験で、源氏物語が出題された際のことを指す。

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共通テスト2024古文全訳『車中雪(草縁集)』本文と現代語訳・解説と分析をわかりやすく!

受験生の皆様、受験が気になる皆様、お疲れ様です。 共通テスト2024年の国語・古文「車中雪(草縁集)」を全訳したので、意訳や解説と共に現代語訳を置いておきます。 「車中雪」は、江戸時代の擬古物語『草縁集』に収録されています。作者は天野政徳。 *擬古物語とは? ・・・平安時代の貴族を主人公にした創作物語のこと。天下の名作・源氏物語をマネした人たちが多いです。「光源氏ステキ!あの時代の雅な感じがいい!」という作家たちが、妄想空想たくましく書いた小説ってことですね。 今回の話

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共通テスト2023国語・古文全訳『俊頼髄脳(宮司ども集まりて~)』本文と現代語訳・解説と分析をわかりやすく!

受験生の皆様、受験が気になる皆様、お疲れ様です。 共通テスト2023年の国語第三問・古文「俊頼髄脳」の出題箇所を全訳したので、意訳や解説と共に現代語訳を置いておきます。 *苦手な人は「え・・・そもそも何て読むの?」ってなりますが、「俊頼髄脳」の読み方は「としよりずいのう」が一般的です。くれぐれも「しゅんらい」とか読まないように。 「俊頼髄脳」は、平安後期の歌論書です。「この歌、こんなエピソードで書かれたよ!和歌を詠むときは参考にしようね」っていう、和歌のエピソード集という

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【解答速報】共通テスト2023国語・古文「俊頼髄脳」を15分で!分析と解説・満点のコツ【現役ライターの古典授業】

受験生・受験が気になる皆様、いつもお疲れ様です! 今年もきました、共通テスト! このページは「共通テスト国語の古文を15分で解く」を、勝手にやって勝手に解説しているページです。今年も、2023年1月実施(令和4年度、令和5年1月実施)の共通テスト国語の第三問・古文を解いてみます。 難易度としては、私は「易!!」だと思いました。 本文にクセはないし、問題も素直で、きちんと勉強していたら解ける問題です。パパパッと解いて、得点源にしたいところ。 (多分、前年2022年がやや難し

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オリジナル小説・エッセイなど

過去に書いた小説やエッセイなどを置いてます。ファンタジー、純文学(風味)などいろいろ。

大学で、なぜか能楽部に入った話。(序)/あの日、私と京都は。その3

それは、まだ―― まだ、百万遍に、立て看板(通称タテカン)が遠慮なしにずらずら並んでいた頃で。 まだ、取り壊し前の大学闘争時代の建物が、かろうじて残っていた頃で。 まだ、4月に格安コピーで印刷した大量のビラが、大講義室の机に地層をつくる頃で―― ――ただ、手書きだった履修登録が、パソコンによる登録に変わっていく頃で。 それまで一切関知されなかった出席が、じわじわ取られるようになる頃で。 タテカンとセットで、なくてはならない石垣が、取り壊されるとかいう話が出る頃で―

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【エッセイ】あの日、私と京都は。その2/午前3時、坂の上のパン屋で。

学生時代、私の目覚ましは2種類のセッティングがあった。 ひとつは8時。月水金。 1コマ目の授業に間に合うように。それなりに真面目である。 もうひとつは、3時。 午後ではない。朝の3時だ。 ピンパラピンパラピンパラピ 「・・・・・・」 折りたたみケータイをパカッと開けて、時刻を確認する。 火曜、午前3時。辺りはまだ暗い。ていうか布団に入ったときと同じ、完全な夜だ。 学生的には、そろそろ酔いつぶれて締めに入る深夜27時。これから帰路につく者もいるだろう。 ベッドからご

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0歳との帰り道、突然の雨。傘もない私の前に現れたのは・・・【子育てエッセイ】

その日、私は鬱々としていた。 0歳の息子が生まれて、しばらく経った頃。 出産直前までバリバリ働いていた仕事はパタッとなくなり、引っ越したばかりのアパートで24時間、子供と向き合う日々が続いていた。 そりゃあ、息子はかわいい。笑うようになってきたし、寝返り続けて部屋の端まで移動するし、やわらかな舌でなんでもアムアム食べるのもかわいい。 でも、なんだろう。 このモヤモヤは。 社会は日々動いている。 会社で引き継いだあれやこれやの仕事は、きっともう進んで終わって次に行って

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【エッセイ】あの日、私と京都は。その1/晴れた日の午後、『活きた時間』を語る教授。

最近、1日があっという間だ。 朝ご飯と弁当つくって、息子を送り出して娘送って、仕事して仕事してそれから仕事して、娘迎えに行って息子の宿題見て、夕飯つくってお風呂入って寝かしつけ。起きれたら早朝か夜中に仕事を少々。 気づけば「えっ、もう夕飯?」だし、何なら毎週「あれ?もうサザエさん?」を繰り返している。 そのうち「ん、もう年末?」になるのは目に見えている。 別に、この速度感自体は嫌じゃないのだ。むしろ嬉しい。充実してると思うし、ありがたいと思う。 けれどたまに、ふと

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大学で、なぜか能楽部に入った話。

文芸部に入るはずが、なぜか能楽部というディープな世界に入ってしまった話。思い出しエッセイです。遅々として進みません。

鵜飼の仕舞で鵜ノ段です、と言われても。/大学で、能楽部に入った話。(06)【エッセイ:あの日、私と京都は。9】

~これまでのあらすじ(超手短に)~ 文芸部に入るつもりが、たまたまいた能楽部の見学に行くことになり、謎のメガネ先輩と仲間たち、師匠のもと、初指導を受けたのであった・・・ (↓↓詳しくは以下↓↓) ・・・ で。 まぁ、とりあえず。 ありがたい師匠のご指導により、 「能=基本はカマエ」 ということは分かった。 なんだかよくわからないままに舞台に上がり、能は、独特のポーズをして動く、ということが分かった。うむ。 でも同時に 「カマエ=意味不明」 であることも分かっ

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最初のカマエで、挫折しそうなんだが。/大学で、能楽部に入った話。(05)【エッセイ:あの日、私と京都は。8】

「まずは、カマエから!」 能の師匠らしき男性は、舞台の真ん中で意気揚々と告げた。 舞台と言いながら、それは畳の間から一段高くなったフローリング上の間だ。真四角に近くて、奥の方にはナナメに立てかけた大きな姿見が3つほどある。 ・・・しかし・・・カマエ?カマエって? 「カマエは能の基本姿勢でね。仕舞のはじまりはいつもカマエをするんだ」 ふむ。仕舞、は聞いたことあるぞ。 なんだっけ、あのメガネ先輩が・・・ 『僕らは、仕舞と謡の稽古をしている。仕舞っていうのは舞のことだ』

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いや、見学初日→即稽古とか聞いてないんですが。/大学で、能楽部に入った話。(04)【エッセイ:あの日、私と京都は。7】

「座布団! 座布団!」 「どうぞどうぞ!」 「こちらへ!」 ついさっき『予想外の展開!!!』という文字がありありと見えたBOX内は、一気に浮き立った。 そそくさと運び込まれる座布団は、手前に座る男子学生たちの隣に敷かれる。 その2人は、他の部員と違って浮き立つことなく、半ばほっとしたような表情で私を見ていた。 (そうか――この人たちも、新入生か) 私以外に、この異界に(←異界て)迷い込んだ新入生がいる、しかも複数存在したことが意外だった。 何をどうやってたどり着いたの

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稽古場は、まさかのプールサイド。/大学で、能楽部に入った話。(03)【エッセイ:あの日、私と京都は。6】

「口で言うより、見た方が早いと思う」 出会ったとき(→前々回)の、アンニュイな雰囲気はどこへやら。 「BOXはこっち」 さくさく誘導してくださるメガネ先輩に、驚きを隠せない。。。 しかもあの発言(→前回)・・・ 「あの・・・」 「何?」 声をかけると、ぴたりと止まって振り向く。 その仕草に、あ、この人丁寧なんだな、と思う。あの、ギャップ爆弾をくらった衝撃は癒えてないが、基本的に丁寧なのだ。 「BOXって・・・」 BOX、というのが、サークルの部室を指す名称だとは

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書き手のつぶやき。

フリーランスのライター・ディレクターとしての話、教員としての話、子育ての話など、雑多なものいっぱい。

宮崎県病院の産婦人科で出産(帝王切開)したよ【食事・個室・費用など。コロナ禍の宮崎県立宮崎病院の体験口コミ】

宮崎市にある通称「県病院(正式名称・宮崎県立宮崎病院)」。 私は令和4年(2022年)、ここで帝王切開にて出産をしました。 出産の際、私は全然情報がなくて 「県病院で帝王切開するってどうなん?」 「病院の食事って? やっぱりマズイ・・・?」 「部屋は個室なの? トイレってついてる?シャワーは?」 などなど、気になることは山のようにあったので、いろいろ調べたのですが・・・ 全っ然、口コミがない!! という壁にぶち当たったため(泣)、よし、出産が終わったら私が体験をもとに口

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私は、冬の北陸を愛してる。#未来に残したい風景

あけましておめでとうございます。 今年は2年ぶりに、北陸で正月を迎えました。 いま住んでいるのは宮崎県。 雪とは無縁の、カーンと晴れたひなたの国。 北陸で生まれながら、宮崎で育った5歳の娘は、雪をほとんど見たことがない。 「えるさのくに、いくの?」 娘にとって、雪国は「アナと雪の女王」に出てくるようなファンタジーランドらしい。 「そうだね。雪と氷の国だね」 私は、生まれも育ちも富山県だ。 冬。荒波立つ日本海を抜けて、めいっぱいの寒気を含んだ大気は、巨大な日本ア

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Contact form 7が送信できないと気づきダウングレードで対処した話【WP応急処置】

覚え書きです。 ※本件で1時間ぐらいアレコレ試したので、その労力を思うと「これ書いておけば役に立つ人がいるかもしれない!」と思って書いておきます。 私はフリーランスなので、一応、自分のHPをつくってWeb上に置いてあります。 全然宣伝もしないし、更新も年一回ほどしかしないし、広告の仕事をやっておきながら後手後手のページです。 それが先日、問い合わせいただいた方から一言。 「Webから問い合わせようと思ったんですが、お問い合わせフォーム、動かないみたいでしたよ」 ん?

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【感想】藤本タツキ読み切り「ルックバック」が、いろいろ凄すぎる件(あらすじ&ネタバレあり)

起き抜けの朝に、ガツンと頭をぶん殴られた衝撃だった。 ジャンププラス(通称ジャンプラ、J+とも)に掲載された藤本タツキ先生の読み切り「ルックバック」。 藤本タツキ先生の作品は、「チェーンソーマン」も「ファイアパンチ」も、前に載ってた読み切り(「妹の姉」「目が覚めたら女の子になっていた病」とか)も読んだことがあった。 そして読むたび「いやもう鬼才とか奇才とか、そんな言葉じゃ足らんけど、そういう表現ってこの人のためにあるんだな」と思っていた。 そこに来て、この読み切り「ルッ

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オヤノミカタマガジン

予測不能な社会に生きるわたしたち。過去の経験が通用するか分からない時代に、わたしたちはこどもに何を伝えられるのでしょう。価値観の多様性が認められる世の中で、どんな役割を果たせばいいのでしょう。さあ、常識をリセットし、教育のリデザインを始めよう。

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不確実な未来に、確かな選択をする

ある情報がある。それをどう集め、活用し、編集(デザイン)することが大事だと言われる。 でも、ツクラムとして取り組みたいのは、その前に、教育が必要ということ。いわゆる情報教育ということではなく、ある情報が、その人にとって価値あるものとして理解できるようにするには、まずは教育。 閉じた状態で、情報を得ると、自分の中でしか、共感理解ができなくなる。本来は、想像力でいくらでも飛んでいけるのに、蓋をされてしまう。いわゆるアンコンシャス・バイアス。 心、思い、可能性、見えないものが見

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チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムに参加してみて

とても気になっていたNPO法人セブン・ジェネレーションズのチェンドリ(チェンジ・ザ・ドリーム)、初めて知ってから早いタイミングで参加することができました。自分の根底で欲している思いは、けっこう叶いやすいものですね。 チェンジ・ザ・ドリームと聞いて、皆さんはどんな印象を受けますか? 僕は、自分の描いている夢を、改めて問い直すことかなと思っていましたが、参加してみてそれほどズレはなかったなと思っています。 公式サイトに掲載されている目的をみると、 言葉って大切なのですが、そ

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つい、忘れがちだけど。

親だけでこどもを育てている訳ではないんだなー、と実感する記事。 つい、忘れがちだけど。 >突然の雨。傘もなく、0歳の息子を抱えた私の前に現れたのは・・・。 http://bit.ly/oyano296

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「あなたにとって、仕事とは?」 そう問われると、みんな、なんて答えるんだろう。

「仕事旅行」の読み物コーナー「シゴトゴト」に、インタビュー記事を掲載していただいた。 「あなたにとって、仕事とは?」 そう問われると、みんな、なんて答えるんだろう。 中学生ぐらいからかな。「成功したい、成り上がりたい、著名になりたい」、そんな願望が強くなって、企業に就職するのが無性に嫌で、かといって何かアクションをおこすわけでもなく、将来にまったく希望が見いだせないでいた学生時代の自分。 そんな時、はじめてインターネットに触れ、その可能性に魅せられ、ワクワクする未来を

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