【つれづれ日記】それぞれの人生

久々に日記を書く。
いろいろあったなあ、この1ヶ月で。
あっという間に時は流れる。

先月から、住宅展示場へ行きだした。
育休中に、家を建てるという人生最大の買い物をすることに決めた。
この時代に不安しかないけれど・・・。
働きながらできる気がしないので今しかない。

家についてなんにも知らないまま足を踏み入れると、頭の中は家づくりのことばかりになり、混乱＆沼・・・。
打ち合わせで予定が次々と埋まってしまい、正直話を聞いても知識も気持ちもついていっていない。
恐ろしい世界なり。
まずは勉強をしよう、と時間があるときはいろいろ調べています。

昨日は２年ぶりに仲良し同級生と再会。
この日を楽しみにしていて、本当に楽しい時間だった。
結婚して横浜で夫婦喧嘩をしながらも、前よりはいい夫婦関係になってきた子。
ドイツで２人の子育てをしながら、来月から新しい仕事を始める子。
２歳の子どもはドイツの保育園に通い、アジア人は１人しかいないような環境。
０歳の子は、旦那さんが自宅で仕事しながら子育てをして、彼女は働きに出るらしい。
なんてタフで前向きな選択。とても刺激になる。
うじうじなんてしてられない、私も一歩を踏み出さねばと奮い立たされる。
お子ちゃんたちも、たくましくて強い。

私は、この田舎で自分の子どもたちにどんなことをしてあげられるだろう。
なんて考えだすと、後ろ向きに鬱々となってしまうが、頭を振ってリセットしよう。
会えてよかった。楽しい時間はあっという間。
また数年後、会おうねと約束してまたそれぞれの生活へ。

もう一人、数年ぶりに会った友達がいる。
お互い独身時代、しょっちゅう会っても話が尽きないくらい全てを見せていた友達。
私と同じでマイナスな方に考えを持っていきがちな思考回路を持っているが、理想は高く向上心もあった。
結婚して、今は旦那さんの海外赴任に付いていき、ニューヨークのマンハッタンに住んでいる。
1歳半の子どもを連れて、ニューヨークに渡って半年。
独身時代に話していた彼女の人生設計を思い返すと、理想的な流れになっているのではないか、と思っていた。
会えない間、ラインではたまに連絡を取っていて、いろいろな困難もあることを聞いていた。
一時帰国して、４年ぶりに会った。
前とあまり変わらない雰囲気だったが、妙な違和感を感じる空気。
私は何を話せばよいかわからなくなり、普段の自分をなかなか出せなかった。
子育てがあまり楽しくない様子を聞いたが、全容が見えてこない。
話したくないのかもしれない。
数時間過ごして、さよならをした後、連絡をした。
なんとなく元気がなかったね、もしかして私の言動が原因だったらごめんねと言った内容で。
返事は、なし。
もう、この先会うことはないのかもしれないと思った。
縁の切れ目ってあるんだなと、冷静に受け止めた。
彼女の伏し目がちが暗い顔、心ここにあらずの表情。
気になることはたくさんあるけど、このまま私たちは交わらない人生を歩んでいくのだろう。
彼女が笑顔でいることを願っている。

それぞれの人生、１日１日を大切に過ごしていくしかない。
私も３月からかなり前を向けている気がする。
暗い中にいた日々から頭が抜けたような。
春だしね、北陸では珍しく晴れ続き。
天気って、大事。