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株式投資、売るタイミングについて。

株式投資で保有株を売るタイミングについて。

買いのタイミングは重要なのはもちろんだけど、
売りのタイミングもとても難しいので、
それについて考察する。
(ただあくまで個人的な意見なので株式取引は自己責任で)

実例1)含み損がある株が戻してきた時の売り。


平均買値4100円で300株持っていた、某大手企業株。
日経平均も下がった時期に3900円割れまで下がり、
含み損はマイナス6万円ぐらい。

でもこの株は日本の中でも優良と思われる大企業で、
業績、財務、利益、今後の業績見通し、ともに良く、
しかも高配当。安定的な大企業。

損切りするかは、株式相場全体の動向もあるが、
その企業そのものの状況が良いかどうかが大きい.
そこを冷静に見極める必要がある。

以下の選択肢がある。

①見込みないなら全売却。
②リスク低減のため持株を一部売却損切りする。
③見込みがあるならホールドして耐える。
④見込み十分なら安値で買い増す。

このときは③にして、売らずホールドした。

結果はその後も下がり、
3600円台後半まで下がって含み損最大12万に
うーん、正直ひやひやしたけど、配当いいし、業績悪くなく、長期保有銘柄と考えて、気長に持つことに。

ここの判断もとても難しい。

自分が良いと思える業績、企業でも、なぜか安値のままの株も多く、停滞して上がらないことも多い。

本当に良い業績なら、何かのきっかけで、
相場の状況や会社の決算など、上げに転じるはず。


上げがずっとこないで、何か悪いニュースがながれて、業績も悪くなるようなら、判断ミスを認めざる得ないから、そのときは、損切りやもうえない。


このときは、その後半年ぐらいするうちに、株価は持ち直し、途中配当(300株で約3万円)もでて、4096円まで戻した

戻したところからの売り方もまた難しい。
買値が4100円平均なので、この時点でほぼプラマイゼロ。

戻してきたので、どうしても早く売りたくなる。
でもまだ上がるかもしれない。

結局、このときは、含み損12万が消えたので、
そこで100株売ってしまう。でも後から見ると早すぎた。
(400円マイナスで100株売却)


株価とは不思議なので、あれだけなかなか上がらなかった銘柄が、上がり出すと、それまでの停滞が嘘のように、どんどん上がっていく。


その後も株価は上げ下げしながら、
数ヶ月かけて少しずつ上がり、4200円を超えてきた。200株保有で含み益2万円。そこでちょっとさげたので、
4190円でまた100株売却し、利益確定した。
(約9000円プラスで100株売却)


でもさらに株価は上がり続け、1ヶ月後ぐらいに
4300円を超えてきた。いまだ100株ホールド。
 

保有株4100円平均300株の売り結果
 4096円100株売却 -400円
 4190円100株売却 +9000円
 4300円100株保有 含み益+2万円。
 8ヶ月間で得た配当 3万円
 計 58600円プラス
  (ただし2万円は確定利益ではない)

もし全てホールドしていたら、
含み益6万円+配当3万円で、9万円プラスだった。

300株保有してれば今後も含み益を持ちながら、
半年ごとに配当を3万円もらえるので、

早めに売りすぎたかな、と後悔。

でもマイナス12万含み損までいったので、
また下がる怖さもあり、、、そこが難しいところだと思う。3700円とかはなんで?、不当に安値だ、とは思ってはいたけど、なかなかでも4300円まで待てない。


もう一つは。
3700円のときになぜ100株買い増さなかったのか?
との点。でも下がってる時は買えないもの。
これ以上ナンピンしたらもっとさがるのが怖くて。
3700円で損切りしないけど買い増しもできなかった。

資金もそんか多いわけでもなく、なかなか難しい。


実例2) どんどん下がる、不祥事発生の銘柄の
売りタイミング


自分の好きな会社で業界でもNo.1だった某企業の株。

1年ぐらい下がり基調で4500円ぐらいから下がってて
3200円ぐらいになった時期から買う。

ときどき急に噴き上げるようにあがり、また下がるを繰り返していて、うまく買い下がりながら、急騰したら売ったりで、プラスも出てた。

2700円まで下がり、ここで買った100株2700円。
これがうまくプラスで売れず、塩漬けに。

2500円まで下げた後、一瞬だけ2700円に戻した時に売れなかったのが痛い。そこで売ればプラマイゼロだった。ここからあげるかと思ってしまい、、、売らず。

その後、ちょっとした不祥事もあり、その後株価はどんどん下がり、2500円も割り込んで、
2300円になったところで、100株追加購入

しかし、そこでも下げ止まらず、
まだまだ株価は下がり、2100円を割った

この時点で
平均株価2500円200株 含み損-8万円超

その後数ヶ月、最安2050円ぐらいで反転し、
2200円まで株価はもどした。
ただいまだ保有で、含み損約-6万円。

選択肢としては3つぐらい。
①少し戻したここで損切りするのか?
②もっと戻すまで待つか?
③さらに買い増しするか?

選択は人それぞれだと思うけど、

ここでもやはり現物株の場合、
この会社の業績状況や将来性を冷静に見てだと思う。
そのあたりが先物指数の取引やFXとは違うところ。

先物指数やFXだと経済全体とか国と国とかで、予測が難しく、気長にまてない。その流れによって、どこまでいくか分からない怖さがある。

現物株は、本当に良い会社で盛り返すだけの力があれば、
不祥事があっても、直近たたかれても、どこかでまた上がるてくるはず。下値で買い増すこともできる。まあそれもハズレたら損切りだけど。

今の円安はこの企業にはマイナス。
コロナが明けるのはプラス。
やはりでもトータルとしていい会社なのが大きい。
業界No.1と思うし、その点はいいし、自分としては好きな会社なので、盛り返してくれることを信じて、もう少し待ちたい。まあそれでもだめなら損切りか。

再度2000円台になったら買い増すかもしれないけど、今は戻してきてて買い増ししにくく、損切りもまだできないの膠着状態。しばらく様子見の予定。


実例3)長期保有で買ったら急に上がったとき。


たまたま長期保有で買いたかった銘柄を買った数日後に、いいニュースが出て100円株価が急に上がった。

数日で100株で1万円のプラス。

このまま保有でも良かったけど、
初めて保有する銘柄でもあり、目先の利益で、
ホールドして長期保存のはずが、すぐ売ってしまった。

年間保有でもらえる配当が100株8000円ぐらい、
数日保有でそれよりも多い含み益。

1年持ってて下がらない保証もなく売る判断に。

株価はその後も、半年上がったり下がってで、
売った時よりもう少し高い株価をキープ。

保有してれば配当もあったし、
いいとこで買えたのでもったいなかったかも。
まあでも下がることもあるし、仕方ない。


ただ一度売るとその銘柄が売った株価より下がってくるまで、自分としては、心理的には買いにくくなる。
結局、このまま上にいくのであれば、もうこの株は買わないかもしれない。その辺も含めて惜しい。

短期な利益で売却した後も、株価がどんどんあがり基調だと少し残念。押し目もなく高値になる場合もある、
プラスだから、マイナスじゃないから、と言い聞かせる。結果論からはホールドが正解だったんだろうけど、どちらがいいかは結果が出ないと分からない。


4)ずっと低迷なNISAで買った株をどうしよう

株価1800円ぐらいから2200円ぐらいをいったりきたりの
大手企業(一般の店舗があり製造・販売してる)で、
短期で1800円で買って、2000円台で売るとかで利益が出てた。

高配当でもあり、短期売買とは別に
NISAで買って保有もしてた。長期は100株2000円購入だけコロナ前に保有。

で、コロナで長期低迷。もともと財務はそんなによくなく、売上・利益ともに大幅減。株価は1600円割れ。
NISAでもあり、あきらめの塩漬け。

株価は1700円台で長期低迷。含み損3万円のまま、
2年半ぐらいで配当(半年に約4千円)により、
計2万円受け取り。差し引きマイナス1万円。

あと一年半保有で、株価がこのまま維持なら、
含み損分を配当で受け取れる。

NISAの場合、枠が決まっていて(年間100万円)
買っているので、あまり売りたくない。
なので迷うが、含み損なので、売れない。
もうあきらめつつある。

コロナも収束すれば、株価も戻すかもしれない。
それを考えれば、このままホールドで、
いつかプラスになるかもを期待。

あまりいいやり方ではないが、2000円超えるたら売るけど、それまではホールドして配当受け取りたい。

配当でマイナス分補えたら、塩漬けは資金効率悪いので2000円行かなくても売るのがいいのかも。


最後に

FXもCFDも少しやってるけど、
ドル円にしても、原油にしても、日経平均、上下に振れるので、本当にどこまでいくか、分からない怖さがある。
指数なので実態がみえにくいのも、なんか怖い。

日米金利差とか、いろいろあるけど、ドル円144円とか、予測できない。それで急にまた戻すし。

現物株みたいに会社の業績や将来性をみて、
とかではないから、予測しにくい。

差額取引で、適正値がよくわからず、どこまでも上がるとか下がるとかの怖さがあり、ドル円ロングで入ってるのに、この円安相場でも、なぜか損切りして負けることもある。(次の日にはすぐにもどしてたりもする。)

今はロングなら勝てそうにも見えるけど、また急に戻すので、そう簡単でもない。なかなか難しい。

現物株は、多少の売り買いのタイミングミスは、なんとかその後の取引でカバーすることがしやすい気がする。

FXや株価指数の先物、CFDなどは、常にクリーンヒットを打ち続けた取引をしつづけないと勝てない。ホームランに次ぐホームランみたいな取引が求められる。
ちょっとのミスで大きくマイナスになるので、とても難しいと思う。

現物株なら、多少タイミング悪くても、本当にいい会社ならプラスやプラマイゼロまで待ちやすく、少しのミスはカバーできる。

指数であっても、
ETFや投資信託なら、少額から少しずつ分散投資できるので、現物株に近いようになり、買いや売りのタイミングが多少悪くても、長い目で見て、カバーできると思う。

原油でも金でも、ETFでやると結構プラスにできやすい気がする。

(資金に対して短期だとちょっぴりしか動かない。なるべく分散して長いスパンで売り買いし、高くなってきた時はちょっとだけ売って、安い時にまたちょっとだけ買うを長期的していき平均単価を下げていきやすい。)

なので、Topics、日経平均、S&P500、原油、金などのETFは、ある程度保有して、安い時にちょっぴりずつ買い増して長期保有してる。

個別株より浮き沈みは小さいけど、分配金でるものもあるし、分散投資しやすく、いろんな人が言っている方法でもあり、良い買い方なんだと思う。

個別株の良さもまたあるけど。








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