3対4と4対3の違い。更に7対0、この3つでは、どれが一番、充実度が高いか?
博学な貴方はアスペクト値とか仰るでしょうが、これは子供の為のなぞなぞと思って下さい。
今年の6月の誕生日で、80歳になるのを目前にして、多くの事に現実味が出て来ました。
若い頃は週7日働いていました。
流石に70歳に近付くと、体がきしみ始め、13団体を教える事は出来ず、合唱団の数を半分にする決心をしました。
週7日の仕事は、まるでループみたいで、終わりなく只々、仕事をこなす感じでした。
「お前は我々を見捨てるのだね!」と言われながらも、涙ながらに、辞任の気持ちを伝えさせて頂きました。
それを決断したのは、自分の体力の限界を感じたのも事実ですが、団員だった母も含め、ぽつり ぽつりと亡くなる団員の姿を目にしたからでも有ります。
その時の選択は、休む事を優先的に考え、土日月曜日に練習を組んでいる団体にお願いしました。
退職を決め、連休を生み出したのです。
しかし80歳を目前にするとそれでは済みませんでした。
では全てを終わりにするのか?とも一瞬考えました。
しかし、多くの高齢者がこの期間の生活に大きな不安や危惧を抱えている事を知り、やり甲斐と金銭的な担保は絶対残さねばと考えました。
そして、去年の10月、火曜日の団体の終了を決め4日の連休を作りました。
この感じだと毎年、残りの団体の終了の決断を強いられる様な気がし、とても嫌な気持ちになりました。
しかし、今迄の4日働いて3日休むと、3日働いて4日休むのでは、意味が全然違う事を今、実感してます。
今の状況で、3日頑張る事は辛うじて出来ます。内容に特化した指導でやり甲斐を感じる事も出来てます。
一瞬でも全面撤退を考えた事を反省しました。
この指揮の仕事が抜けた穴埋めは、他のものでは絶対出来ないでしょう。
週の内、3日は現役、4日は悠々自適の老後生活。最高のライフスタイルとなりました。この年ならもう許されるでしょう。
しかも練習の密度が濃い為、団員とのコミュニケーション、演奏の成果も上がり、一石二鳥です。本当に感謝しか有りません。
ありがとうございました!