一級建築士試験 学科(独学期間)

私の学科勉強は2021年の夏休みから始まる。

コロナでどうせ今年も制限があるでしょう。やること…ない。勉強でもしてみるか。でもだめかもしれないから、まずは独学で…「独学 学科」とかめちゃ検索しました。
ひとまず8月にメルカリにて、令和2年度のS教材一式を購入。(すごい時代だ)

実務経験も0に等しく、二級以来、10年ぶりの勉強でした。
ほんとーーに知識ゼロからのスタートです。

月ごとのざっくり勉強スケジュール
・8月夏休み 
力学の超基礎をやり直す。図書館で初心者向けの本があったので。

・9月 
Sの基礎講座(?)導入講座のテキスト一周やる。勉強は帰宅後できたらor土日の午前中だけ暇なときに、とかまだ結構ゆるくやってました。

まずは、Sのテキスト&過去問で、施工&法規を年末までに一周を目標にしました。

・10月 
法規:メルカリ購入令和2年度(線引き済)の法令集にて過去問を一周。
同時に「【建築士受験】建築法規スーパー解読術」を読み進め、解読術順に進めていった。
はまちゃん先生の動画がかなり分かりやすくて助かった。特に高さの計算問題。
施工:過去問⇔テキストの繰り返し。この時の施工は結局あまり覚えきれなかったけれど、一周することでなんとなくのボリューム感は掴めたのがよかったくらい
通勤時はyoutubeでながらスタディ「みつき」さんの音声を聞いてました。

・11月 
法規:TAC法令集に決めた!
★注釈で、条文をなんとなく推測できるようになっていたり、連想される注釈、似たような用語の注釈があったりと、、、とにかく試験向きだと思いました!
他の法令集と比較しても、例えば、避難安全検証法の除外される項目について、TACは一目瞭然で超わかりやすかったです


線引きはパソコン見ながらの線引きが面倒そうだったので、線引きはメルカリ購入の令和2年度Sを参照した。
一週間くらいで線引きを終えた記憶。
消防法、都市計画法あたりの線引きは力尽きて結構適当な感じ

・12月 
法規線引きした法令集で、過去問を解き、問題肢の内容と回答すべてにフリクション(ソフトグリーンのラインマーカー)をつけていく。

→個人的にはとても効果があった。選択肢の内容の理解はもちろん、線引きした内容は過去問なのか、そうでないのか、という判断がつけやすいため

→この過去問なのか、そうでないのか、という判断は必須、とのちに学校でも教わる。

4問すべての根拠条文にマーカーをするとなると時間もそれなりにかかり、12月は全て費やしたと記憶しています。
ただ、以降はこのような時間は取れないので、年内にこの勉強ができたことは後にとても助けられました。


また、インデックスは付録のシールを使用せず、3Mの半透明インデックスをオリジナルで作り、問題順に上から三方に貼っていった。
→4月以降、書き直したり減らしたり調整ができてとても良かった。

※11月と12月は法規only。。

・1月  
計画:少し肩の力を抜いて勉強できた科目。事例についてはほぼ覚えられていない(勉強方法がいまいちわからなかった。4月に本気出した)

・2月  
設備:同じく勉強しやすかったけど、計算問題が全く分からなかった

・3月  
構造:暗記科目はとにかく言っている意味が分からない、単語の意味が分からない。やばい。
力学は、オススメされていた「解き方を覚えて弱点克服 一級建築士 構造力学」を一項目ずつ進めていった。
力学は夜帰ってから勉強できないことに気づき、このころから朝5時起きの朝勉を始めた。
なんとか「一級建築士 構造力学」を一周するころ、なんとなく理解が進んだ。→ここで力学をおおよそ解けるようになったこと、のちに大分助けられる。

Sから送られてきた模試にチャレンジ。施工はもはや内容をほとんど忘れていた。トータルで6割くらいの出来。

※月ごとに一科目ずつ進めていき、本当にその月はその科目しかやっていませんでした。


さて3月までで一通りの科目を終え、4月以降の勉強をどう進めようかと思っていた。このまま独学だとなんとなく頭打ちな気はしていた。
比較暗記法のブログにはお世話になっていて、通うならTとなんとなく決めていた。
ちょうど4月からTの上級本科生の講座がある。でも「上級本科生」という名前の通り受講対象者は「前年度あと一歩だった方へ」とある。
ZOOMの説明会があったので、それを聞いてから判断しようと。冒頭から「初年度の方向けではありません」との案内があり、やはり無理か・・・

説明会の最後に、チャットで質問ができたので、「3月までに独学で一通り済んだが、授業についていけるか」と質問したところ
「よく一通りの勉強を頑張りましたね。それでしたら、十分ついてこられるかと思います。冒頭、初年度向けではないと言いましたが、
全くベースがない方の話なので。ぜひ待っています」とお返事をいただき、迷いが吹っ切れました。

3/25ごろに滑り込みで申し込み。
迷いなく、製図もセットで申し込みました!
(これで後戻りできない作戦)