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100年前にもあった就職難ー『大学は出たけれど』ー


感想

就職難の話です。主人公は「大学を卒業したから」という理由でせっかく見つけた"受付係"の断ります。そして、郷里がから母がやってきて…。と物語が進めます。

この作品の凄いところは、ごく一部のフィルムしか現存していないながら、物語が完成しているところにあります。どこの部分が欠損しているのか分かりません。

サンデー毎日の新聞を見せて、「僕は毎日が日曜日なんだ」というシーンは笑いました。不意すぎます。しかし、ユーモアがあります。

現在、大学三回生の私も就活中です。恐らく、どこかで妥協しなければいけないかもしれません。決して他人事ではないので「毎日が日曜日なんだ」とは言いたくないです。



映画情報

小津安二郎監督作品
11分
1929年公開
U-NEXTで視聴


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