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アラフォーがバイクの教習に行った話 ラスト

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3月に普通二輪教習の申し込みを行い、6月末に普通二輪免許を取得、
7月上旬に大型二輪教習をスタートさせて、7/31に卒検を迎えました。

この4か月は本当にバイクの教習が生活に大きなウエートを占めていて、
集大成というか、自分で納得できるような内容で合格したいと強く思いました。

この日は日曜日で、普通二輪7人、大型8人、小型2人と受検者が多かったです。
普通二輪の時同様、待機していた教室で順番の札をいきなり渡されます。
私が受け取った札の番号は

Oh・・じゃなくてだな。何という引きですか・・17人もいるのに。
ちょっと吐きそうになりましたが、普通二輪の卒検では前の人が一発アウトだったので
むしろフラットな状態で臨めていいか、とポジティブに切り替えました。

この日の担当教官の方はかなりぶっちゃけていて、
「一本橋とか波状路はタイム気にすんな」
「一発アウトにならなければまずいける」
「安全確認だけよろしくな」
と、事前のコース説明で仰っていました。
これは私の憶測にすぎないのですが、かなり高下駄を履かせてもらっているケースが多いように思います。
二輪教習の人気が過熱しているので入所と卒業のサイクルを早めたいというのもあるのでしょうか。

緊張でプールの授業の後ぐらい唇を青くしながらスタート地点に着きました。
後で教官に聞いたら「こいつコース内で朝飯吐くんじゃないか」とさえ思ったそうです。
安全確認を行い、発進、ギアチェンジをスムーズに行い外周に出ました。
踏切を越えて、坂道発進も問題なくクリア、
交差点もほぼ完ぺきなコース取りで走破して二輪コースに帰還しました。

まずはスラローム。
大型になってからアクセルの開け方が変わったので少しぎこちなくなりましたが、
教習の最後の方ではコツを掴んでいたので全く問題なくクリアしました。
続くS字もクリアして、今回最大の難所とみていた波状路に突入しました。

コーナーから半クラッチを使って小旋回して波状路に真っ直ぐ侵入して、立ち上がって半クラッチをリズムよくつなぎました。
丁寧に、というか「しっかりとつなぐ」ことを意識して無事走破しました。

そのまま一本橋に突入しました。
乗りあがった瞬間に少し斜めになっているように感じたので、早めに抜けようとリアブレーキを緩めて走破しました。
タイムは7.9秒。駄目じゃん・・と一瞬へこみましたが、
これもリスクマネジメントの一種だから仕方ない、と気分を切替えました。

その後の急制動、クランクも問題なくクリアして、発着点に戻りました。
よかった終わったーとほっとしていたら、教官から

「おーいパイロン!」

と声をかけられました。
え、何!?どっかでパイロン倒した?終わった・・と心臓が止まりそうでしたが、
発着点に入ったあと目印のパイロンを前輪が通り過ぎてたとのことでした。
ん?これってアウトなのか・・?とドキドキしていましたが、教官からは

「一本橋は少し早かったけどそれ以外は良かったです。今後も安全運転で」

と合格っぽい講評を頂きました。
どうやらパイロンの通り越しはセーフだったっぽいですが、厳密に言えばどれぐらい減点だったのでしょうか。
ていうか正直発着点のパイロン見えていませんでした。危ない。

多分合格しただろう、と安心して発表を待っていましたが、トップバッターだったので待ち時間が長かったです。
(3時間ぐらい待ちました)
そして、事実上の合格発表の
「落ちた人の番号だけがアナウンスされてフロントに案内される」
イベントも通過して、見事合格しました。

こういう形式の合格発表ではありません

合格発表を聞いた瞬間、肩の力が抜けました。
3月から始まったバイク教習生活にピリオドが打たれたわけですが、
今まで全く関わりのなかった世界に飛び込んで試行錯誤したり、教習生とバイクの話をしたり、半年足らずでしたが非常に貴重な経験をしました。

これから更に世界が広がっていくと思いますが、安全運転を心がけて、
色々な出会いに感謝しながらバイクに乗っていこうと思います。

また、このnoteも徐々に読んで頂ける人が増えてきて非常に嬉しかったです。
スキやフォローが少なからずモチベーションになっていましたので、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました!

今後はバイク中心に色々な記事を書き殴っていこうと思います。
また読んで頂けると幸いです。

アラフォーがバイクの教習に行った話

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