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アラフォーがバイクの教習に行った話 その24

前回記事

この日は第二段階の見極めでした。
7時間しかないので当然なのかもしれませんが、本当にあっという間に感じました。

外周を回り、スラロームを駆け抜け、S字も問題なくクリア、
さて波状路・・と侵入したその時でした。

エンストしました

あれ、練習の時は一回もエンストしなかったのに、何かの間違いかな?
と再び波状路に侵入して挑戦しましたが、

何回やってもエンストする・・

おいおい見極めでこれかよ、こんなの補修決定じゃんか・・と顔面蒼白になっていましたが、
教官はさすがに百戦錬磨で、すぐさま応急処置をして頂きました。

・一本橋も立ち乗りでバランスを覚えちゃいましょう
・ていうか全部立ち乗りでやりましょう
波状路への侵入をもっと真っ直ぐにしましょう

これ本当に大事です

・クラッチをもっと丁寧につなぎましょう
要は段差で速度が落ちるところで半クラをあてて加速するので、
その部分のつなぎが雑だと坂道発進のようにエンストしてしまいます。
本来であれば段差一個ずつに半クラあてるのですが、そんな100点の模範演技はもはや望めない段階なので
段差二個に対して一回半クラあてることにしました。

上記を意識して取り組むと、かなりぎこちないながらもエンストしなくなり、
何とか走破できるようになりました。
気付いたら終了のチャイムが鳴っていて、教習時間の8割ぐらいを波状路の練習に費やしていました。
この日の教官の方は私みたいな出来の悪い生徒に対しての対応が神がかっていて
非常に助かりました。この人でなければ一生波状路でエンストしたまま人生を終えていたかもしれません。

終了後の講評では、卒検もまず行けるでしょうと言われましたが
波状路のエンストは本当に不安で、正直もっと練習したい気持ちがありました。
そこで、周りに全く車や歩行者がいないのを確認した上で自分のバイクで
立ち乗りしながら断続的に半クラをつなぐ練習をしてみました。
何となくコツを掴んだ気がして、少しだけ安心しました。

次回は教習のフィナーレとなる大型二輪の卒業検定となります。

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