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紙齢5万号

2022.10 ボツ投稿より…
宇和島市 中村健一(49)

愛媛の報道や言論界で活躍され愛媛新聞の社長、会長、相談役などを務められた今井琉璃男さんが昨年の秋にお亡くなりになられた。ご逝去を悼み、ご冥福をお祈りいたします。
その今井さんの命日に、愛媛新聞は紙齢5万号を達成した。
現存する地方紙としては全国で7番目に古い愛媛新聞が1947年に独自の「新聞週間」を実施したことが、「全国新聞週間」の先駆けとなっていたことには驚いた。
愛媛新聞で思い出深いのは私が5歳の頃。
初夏の田んぼでレンゲを摘んでいる私たち幼児の様子が当時では珍しい特大のカラー写真で掲載された。
その掲載から数日間は近所の方々から、「新聞見たよ。」との声が殺到していたのを覚えている。
幼くして「新聞に載るって凄いことなんだ!」と認識した。
現代ではインターネットで楽しめる世界がどんどん広がっているが、新聞だからこそ得られる感動や温もりがある。
紙齢5万号の記念日に新聞を配達できた私は幸せ者だ。
これからも、温もりのある新聞を心を込めてお届けし、多くの感動を共感したい。

(会社員・新聞配達員)

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