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松下 育男
2023年9月6日 07:45
「もっと才能を持った架空の私」世の中には奇跡としか思えない詩集というものがあります。それはもちろんわたしだけがそう思っているわけではなく、多くの人がそう思うわけで、そういう詩集というのは、自然、みんなが知っている有名な詩集になるわけです。それは、萩原朔太郎『月に吠える』であったり、中原中也『山羊の歌』であったり、北原白秋『邪宗門』であったり、清水哲男『水瓶座の水』であったりするわけです。こ