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融資業務とAI活用① #AI1st #SUNABACO

「流石に足ぐらいはつくだろう」という甘い考えでダイブしたら思ったより深くておぼれそう、そんなAI人材育成講座受講の日々です。


前回のDX講座とは比べ物にならないレベルでベースの知識がない為、驚くほど理解が薄い。授業についていけない学生時代を思い出します。


そんな自分でも今できること、「自分の業務にAIがどう活用できるのか?」を考えること。

出来ないわからないではなく、今の自分ができそうなことからやってみる。ということで、今回自分の業務におけるAI活用について考えてみたいと思います。


<中小企業融資へのAI活用>


自分のメイン業務と言えば中小企業向け事業性融資業務ですが、おそらくAIとの相性があまりよくない様に思われます。

その理由として、あらゆる分野でAIが活用される中で、「AIに出来ないこと」として挙げられることは、「判断すること」「責任をとること」

そして個人的に融資業務において一番大事だと考えることは「判断すること」「責任をとること」


加えて、融資においては決算書や計画書等の数字をもとに判断をすることが多いので、一見AI活用がしやすい分野に思えますが、取引先の大部分を占める中小企業においては決算書等の分析をする前に、その決算書がどこまで正しいかを判断するということが必要になります。

当然、粉飾のパターン等はある程度、体系化されていますので、既にどの銀行も決算書登録をすれば、粉飾アラート等は簡単にチェックできるようになっています。

ただ、そのアラートが本当に粉飾なのかどうなのか?そこの判断は当然ですが人がしています。加えて、仮に粉飾だったとして、許容できるレベルなのかどうなのか?という判断もまた人によって変わります。

粉飾=融資不可という単純な図式でもないのです。


ちなみにこのあたりの判断過程を住宅ローンやマイカーローンのような個人向けのパッケージローンと同じようなレベルまで簡略化した事業性融資商品もありはしたのですが、どこの銀行もものの見事に失敗しております。(一部は高利のビジネスローンとして残ってはいますが、一般の事業性融資とはまったく別物です)


じゃあどうしたらいいのか?

中小企業融資へのAI活用は無理なのか?


残念ながら現時点で自分の中に明確な回答は持ち合わせておりません。
だからこそ、この問いへの答えを考えながら受講することに意味があるのではないかと思います。

                 ~~続く~~

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