旬の山形を味わい尽くす

最近は日も短くなり、気がついたら外が薄暗く、「もうこんなに暗いんだ」そんな会話がよく耳に入ってきます。

そんな薄暗い夕方に私が今回お邪魔させていただいたのは、居酒屋『金魚』さんです。

七日町仲通りの途中にある細い路地を進むと、外壁に黒いお魚の絵が大きく映る特徴的なお店が見えてきます。

さっそく店内に入ってみると、赤を基調とした壁に、沢山の小物が飾られた不思議な空間が広がっています！

席に座ると、黄色が映える手書きの居酒屋らしいメニュー表をいただきましたた。
メニューを見てみると、山形県産の食材を使ったお料理が沢山載っています。

『金魚』さんは、全部地元山形県の食材を使い、全てオーナーの丹野さんの手作りのお料理を振る舞っていただけます。

お料理には旬の食材だけを使うこと、全て手作りで作ることを大事にしていて、タレやドレッシングなども全て手作りとのこと

旬の食材を手作りで作っているため、メニューに書いてあるお料理でも、出せないものがあるのだとか、代わりにその時しか食べられない限定のメニューも沢山あるため、まずはオススメを尋ねるのが『金魚』さんの楽しみ方なのだそう。

さっそく僕もオススメをお願いすると、「何円分がいい？」と丹野さんに聞かれ、僕は今回お通し含めて1000円分のお料理をお願いしました。

そして、やっぱり居酒屋さんと言えばお酒です

今回私はジャックダニエルのハイボールを注文しました。

さっそくお通しの白和え、ぶり大根とハイボールをいただきました。

お料理を待ちながら丹野さんにお店の名前の由来を聞くと、「知らない人がいないから」誰でも分かる『金魚』という店名にしたそうです。

丹野さんはとても多趣味でお料理だけでなく趣味のお話も沢山聞かせていただき、とてもアットホームで楽しいお食事の空間にしてくれます。

そんなお話をしていると、メインとなる生ホッケの塩焼きがやって来ました。

僕自身、今までホッケは一夜干ししか食べたことがなかったので、そのまま塩焼きにしたホッケの身はとてもフワフワで感動しました。

今回『金魚』さんで食事をさせていただき、山形の旬の食材の素晴らしさ、ポテンシャルに改めて気がつくことができました。

皆さんも今まで気がつかなかった山形の食材の素晴らしさを『金魚』さんで体験して、新たな発見をしてみてはいかがでしょうか？

（文・写真 櫻井颯人）

店名:金魚
TEL:023-624-3257
住所:山形県山形市七日町2丁目7-34
営業時間:17:00〜23:00
定休日:不定休