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旦那になったその人


ツイン彼との事は絶対言いません。
それは一般人ではなくなっていたからです。

旦那は人を偏見するような考えです。
私が仮にそれを話したとしても
はなから信じなかったと思います。

《そんなわけないだろー》
《じゃーなんでこうなってるわけ?》
頭を何度も傾げながら私の話は信じなかったと思います。

これがいずれ的中し大変な事をやらかします。


旦那とはメル友だったけど住んでる場所が近かったので会ってご飯を食べる仲になりました。
会って思ったのは私には全く旦那に恋心が抱けなかった事。
カッコつけて話してた事にも引いてましたが
会った初日に車で手を出す様な男です。

ないわーと思ってはいたけど。
私もツイン彼とお別れをしてとりあえず隙間を埋めたかったんだと思います。
旦那なら恋心にならないから割り切れるな。

旦那もきっと私はタイプではなかったので
そこからまた進展する事もなかったのも良かった。

いつも私は情に流されます。
この人なら流されて所無さそうだなと思えてたんです。

確かに上司にヘコヘコせず
こうだ!と意見を言えるのは凄いと思います。
私はそこを見てたわけじゃなく旦那からの一方的な話だけで聞いていたので。

でも少し、いやだいぶ違います。
良く、会社の上司とその下の上司の事を話していました。さらにその上司同士で派閥があって自分の嫌いな上司の軍団が嫌だと。

仕事もせずに遊んでばかりいると。

彼にはそう見えたかもしれませんが
その上司なりのコミュニケーションで旦那にしてこなかったのは自分を嫌ってるからコミュニケーションにならなかったと後に知りました。

部下もそっちについて俺はそこに嫌われてるけど別にいい。

これはただの嫉妬やっかみでした。

自分が噛み付いて仲良くしようとしなかったのに相手にされないのは上司に楯突くから気に入らないんだと勝手な被害妄想でした。

それに上司にヘコヘコしていたのは旦那でした。

嫌われてると思い混んでいた上司の上司に気に入られようと必死でお目当ての上司がいると挨拶をきちんとし自分から気に入られようとアピールが凄くて鼻についていたらしいです。
会社内では。
なかなか彼は私と結婚するまで部下ともうまくできずすぐ辞めていってたらしいです。

俺のやり方が当たり前で強い。
上司になるには器がなかったので同期よりも
出世するのは遅かったです。
旦那のいた会社は年功序列なので本当に大きい問題がない限り、沢山の部署があるので主任、主事クラスまではいけます。

私と結婚してから平社員から主事までいきました。結婚してから丸くなったなと上司から言われたと喜んで帰ってきたことがありました。
でも本当に男性は人を見れる器ではなかったのです。

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