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新しい家族が来たよ

1月4日の夜、私の部屋に長男が手に何か持って入ってきた。

初めはハムスターか何かなと思ったらインコだった。まだ2ヶ月のコザクラインコ。

今まで文鳥とかインコとか何回か飼ってきたけど、この種類は初めてで、オリーブ色の毛と黒いまん丸お目めが可愛くて、頭の毛もフサフサしていて見てるだけで癒される。

今年35歳になる長男は、猛禽類が好きらしく鷹や鷲は、誰にも襲われる事がない最強の動物なのでよくわからないけど、尊敬してるらしい。

なので名前は猛禽類を意味するラプターからとって、ラプちゃん。

部屋に生き物が居るだけで、部屋の空気が一変する。

植物を置くだけでも変わるが、鳴くし動くし触れられるとなったら、もっと空気が変わるのを感じる。

それと、長男がラプちゃんに話しかける時の声がいつもとガラリと変わり、猫撫で声で高い声で語ってるので、それがキモい。

ひとりキャンプにハマっていて、その時は全身迷彩柄。

電車で移動する時は、大きいし怪しい格好だし、変なオオカミのプリントされたマスクと帽子でちゃんと顔見えないし、183センチくらいあるので、周りに誰も寄って来ない。

その男が、人間に対しては厳しいのに、鳥に対してはビックリする程、甘々。

娘と話してる時、人間はいつも愛する対象を求めているのかもしれないという結論に達した。
娘にとっては愛する対象は子供なので、そう思ったのかもしれないが。

人間同士にとっても、人間と動物にとっても関係性はとても大事で、関係性で物事は進んでいく。

全くの単独では成り立たない。
どんな事も関係してないという事実はなくて、まさにタピストリとかジグソーパズルみたいな物。

ラプちゃんも、長男に飼われる運命だったのか?
3匹いたらしいが、こちらとずっと目が合ったらしいので選んだようだ。

1日目はやはり場所に慣れてないので、緊張してたようだが、3日目の今日は、離乳食みたいにドロドロにした餌を15分くらい、パクパクと食べてくれてホッとした。
生命力を感じさせてくれるラプちゃんに目が離せない。

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