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【エッセイ】暮らしや健康について

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普段の暮らしの中で考えていること、感じたこと、心身の健康を守るために意識していることについて書いてみました。
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【エッセイ】「ただ、そうなっている」としか言いようのない朝

モーニング・ルーティーンについて書いてみる。30歳の男が毎朝何をやっているのか、知ったところで何の参考にもならないだろうけど、書いてみる。

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【エッセイ】いじめられていた私を支えてくれたもの。

忘れられない物語。 ぼくはちょっとおかしい 今日はとっても楽しかったね。明日はもっと楽しくなるよ。 テレビアニメではそう言っている。 周りの友達はみんな笑って生きている。 自由自在に体を動かして、自由自在に言葉を操って、自由自在にみんなとコミュニケーションを取っている。 今日はとても楽しい1日だったから、明日もきっと楽しい1日が待っている。 そう信じるのは当たり前。 でも、私はそうとは信じていない。 作り物の笑顔だけ 体を動かそうとすれば失敗して怪我をする。

【エッセイ】物語の予感。私が育った街についてのおぼえがき。

私を育てた街へ。 迷路のような街で 子どもの頃から、何かと空想をするのが好きだった。テレビに映しだされる異国の風景も、絵本に描かれる架空の世界も、すべて自分のものだった。目の前にある現実の世界より、頭の中にある空想の世界こそ、私にとってのリアルだった。 そんな内向的で夢見がち、とにかく引っ込み思案の私は、県内有数のとある住宅街で育った。県の中心部のベッドタウンとして発展したこの街は、かつては豊かな自然に囲まれたのどかな場所であったというが、私が生まれた時jはそこら中に画一

【エッセイ】正しいサードプレイスの見つけ方。オススメのサードプレイス3選。

現代流、自分らしく生きる方法。 サードプレイスの恩恵。 猫も杓子も「サードプレイスが大事」と述べる昨今である。 自宅(ファースト)でも職場や学校(セカンド)でもない場所、という意味のサードプレイス。自分の心身の健康を守ってくれたり、仕事の役に立つ有益な情報を手に入れる場所として最近いろんなところで推進されている。 私自身サードプレイスと呼ばれるものは何個か持っている。仕事の役に立ったこともあれば、心身の健康に寄与してくれたこともあるので、サードプレイスの恩恵は充分に受け

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【エッセイ】お酒は"何というか"いいものだ。私のお酒の嗜み方4選。(#いい時間とお酒)

お酒にまつわるエトセトラ。 お酒の失敗と成功 お酒にまつわる失敗談にはこと欠かない私であるが、最近になってようやく、自分に合ったお酒の飲み方を覚えてきた。 人間30歳にもなれば、それくらいの嗜みは心得るものである。 それにお酒の嗜み方というのは失敗から学んでいくものである。 というか、最初からこましゃくれた呑み方をするよりはそっちの方が愛嬌があるものである。仮にハタチの若造が酒の嗜み方を説いているのを見たらそりゃ腹も立つだろう。 なので今回は、30歳という、まだ未熟

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【エッセイ】一億総生きづらさ時代を生き延びた先に。

"生きづらさ"について考えてみる。

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【エッセイ】3度目の正直で始めたnoteに、何の目的や思想があるというのか。

12/17 追記:音声配信も初めてみました。継続、継続・・・。 noteを始めた、といいますか、アカウントを作ったのは、これが3回目です。 1回目は本の紹介として、2回目は創作活動の一環として、始めましたが、長続きしませんでした。 3度目の正直と言いますが、このアカウントはできるだけ継続できるよう頑張りたいです。(3回ともフォローしてくださってる私のご友人、今度こそは続けます。。。) 内容は本の紹介がメインになると思いますが、書評(と言っていいのか)だけに捉われず、エ

【エッセイ】感動することを恐れる私たち。

昨今の言語化、アウトプット礼賛の風潮について。

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【エッセイ】小学校のときの作文が軽いホラーだった。

小学生のときに書いた修学旅行の作文が出てきたので、全文転載してみる。 漢字の間違いや文法の間違いは修正しています。 子どもの頃から作文だけは得意だったのだ。 楽しかったホテルの夜 「ねぇ、怖い話せん?」 いきなり、ぼくの班の友達がそう言いだした。三人くらいはやめようと言っていた。ぼくは 「いいじゃんか。やろう」 と言った。 実際、ぼくもあんまりやりたくなかったけど。 そしてはじまった、怖い話。 僕は最初から隣の人の手をつかんでいた。今思うとはずかしいことだ

【エッセイ】医師とは究極のファシリテーターなのではないか?「病理医ヤンデル先生の医者・病院・病気のリアルな話」を読んで。

医者の仕事は「病気を完治させること」にあると思われがちだが、あくまで完治させるのは「患者自身」であって、医者はその手助けをするだけだという言葉を、どこかで耳にしたことがある。 この本にもそのようなことが書かれている。 1年くらい、だいたい月に1度のペースで、ずっと通っている病院がある。いわゆる心療内科と呼ばれるところである。 精神面、体調面を含めた近況を報告し、処方される薬を決めてもらう。診察時間は毎回10分程度。 心療内科と聞くと長い時間カウンセリングをしてもらうイ

【エッセイ】10年間日記を書き続けた私が今、考えること。「さみしい夜にはペンを持て」を読んで。

毎晩寝る前に日記をつけるようになったのは、20歳のときだった。きっかけは忘れてしまったけど、書くことで自分のこんがらがった頭の中が整理されて、生きることが少しだけラクになったことを覚えている。 30歳になった今も、寝る前に日記をつけている。 つまり10年間も、毎晩毎晩ノートにボールペンを走らせては、取り留めもない自分の思いをせっせと書き記しているわけである。 なんともまあご苦労なことだと、我ながらに思う。 20歳の頃に感じた生きづらさを、今も感じているわけではない。生

【エッセイ】自分だけの生き方を獲得した人が見ることができる世界。「『普通がいい』という病〜「自分を取りもどす」10講」を読んで。

子どもの頃から何かと変わり者扱いされてきたものだから、普通ってなんだろう?ということについて人一倍考えてきた人生だった。    30になって、普通なんて追求せずただ自分の好きなように生きればいいのさと思えるくらいの厚かましさは手に入れたつもりだったけど、しかし周囲との軋轢はどうにも避けられない。 気遣いが足りない。 自我が強すぎる。 無責任じゃないか。 父親失格。 どれも実際に周囲の人からかけられた言葉である。時には近しい人に。時には遠い人に。 精神科医である著者が本

【エッセイ】自分の身体の声を聞く方法。「身体的生活: 医師が教える身体感覚の高め方」を読んで。

自分の身体の声を聞いてあげることって大事だなと、最近思っている。 本の内容は読んで字の如しで、医師である著者が身体感覚を高めるためのメソッドを紹介しているもの。 読んでみてすごくタメになったし、実生活で取り入れてみようと思えることもたくさんあったのだけれど、何よりこの本のいいところというのか、信頼におけるものとしているは「身体感覚を高めることで、よりよい人生を送っていきましょう」と言っているところ。 「身体感覚を高めましょう」っいう話って、どうかするとビジネスで成功する

【エッセイ】読書記録を付けたら読む量が減った。(2023年11月に読んだ本)

2023年11月に読んだ本は下記の通り。 愛着障害 子ども時代を引きづる人々/岡田尊司 自分の仕事をつくる/西村佳哲 反知性主義 アメリカが産んだ熱病の正体/森本あんり かがみの孤城/辻村深月 秋葉原事件 加藤智大の軌跡/中島岳志 計5冊。相変わらずノンフィクションが多めでした。

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