【中学受験】 超進学校を制覇した僕が親にしてもらったこと10選 【中編】
すっかり暖かくなり、「今日は寒いし、散歩は明日すればいいや」なんて思うことも少なくなりましたね。
たいーにゃはよく近所の公園を歩いているのですが、梅の花が咲いていたり、子供たちが半袖で遊んでいるのを見て、季節の移り変わりを感じます。
ここで一句。
古い池
カエル飛び込み
水の音
どうですか?たいーにゃがゼロから考えました。つい、カエルが飛び込んだ後の静けさを想像してしまいますね。
(後から調べてみたら、松尾芭蕉という人が似た句を詠んでいたようです。トホホ…)
さて、本題に参りましょうか。まさかいないとは思いますが、たいーにゃの前回の記事を読んでいない人は下の記事をタップしてぜひ読んでみてください。
たいーにゃが何者なのかがよくわかると思います。
前回の記事を書いてから、この記事をより良いものにするために、改めて周りの友人や自分の母親などにインタビューをしました。
子供としての視点、親としての視点。
どちらの意見もたいーにゃの中で咀嚼し、整理して、親目線に落とし込み、10個のトピックにまとめました。
非常に有用な内容になっています。
頑張って書いたので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
読んでくれるかな?
1.結局、親のエゴ
中学受験は親のエゴです。自ら進んで中学受験したがる子供なんていません。
「そんなことないヨ!ウチの子は自分で開成に行きたいって言ったンダ!」
そんな声が聞こえてきますね。
しかし、そんなことはあり得ません。
そう言ったらあなたが喜んでくれるからそう言っているだけです。
子供は意外にあなたの感情を理解していますし、親に喜んでもらうのが嬉しい生き物なのです。
つまり、子供が勉強をサボってしまった時に、
「あなたが受験したいって言ったんでしょ!」
は禁句ですわな。
あなたに喜んで欲しくてやりたくないことをやっているのに、あなたに怒られてしまったら、子供はやりきれない気持ちになってしまいます。
子供はあなたを喜ばすために勉強してくれている、と言う意識を持って接しましょう。
2.あなたは歪んでいる
たいーにゃは以前、中学受験するお子様を持つ教育ママさんが集まるコミュニティに潜入したことがあります。
「自分の子供の偏差値が高いせいで、ママ友から嫉妬されています」
「塾で同じクラスのあの子と同じ小学校に転校しようか迷ってます」
このような文言が飛び交い、尚且つ、それに対して誰も違和感を抱いていないと言う狂ったコミュニティでした。
流石にここまで狂ってる人は少ないと思いますが、あなたも多かれ少なかれ歪んでいる可能性はあります。
あなたの歪みは子供に伝染します。
幼少期に歪んだ思想が植え付けられた先に待っているのは、学歴や偏差値でしか人を判断できない悲しきモンスターです。
中学受験の構造的に、視野が狭くなるのはしょうがないと思いますが、せめて、自分の視野が狭くなっているかもしれない、という感覚は常に持っておきましょう。
3.情弱ビジネスの歯車になるな
「受験は夏休みが天王山」
「どの塾を選ぶかで合否は決まる」
「講習はできるだけ多く取るべき」
あなたは、このような言葉に踊らされていませんか?
もし、上記の言葉をそのまま受け止めてしまっているのなら、あなたは中学受験を難しく考えすぎています。
中学受験なんて、受験当日に、合格者最低点を超えればそれで良いのです。
そのために、異常な量の問題演習や、山積みの講習のテキストは本当に必要ですか?
塾もビジネスです。できるだけあなたにお金を使わせるためにあの手この手で言いくるめてきます。
あなたの子供の合格のために必要なテキストだけを買え、とは言いません。
しかし、本当にその膨大なテキストをこなすことが、子供の合格可能性を上げているのか、今一度考えてみても良いかもしれません。
4.子供 say 「じゃあお前がやってみろYO!」
あなたは、毎日の努力を継続できていますか?
子供に「勉強しなさい」と言っている母親が、ソファでダラダラしながら、エックス(旧ツイッター)で猫ミームを見ている、なんてことになっていませんか?
それ、全然ハッピーじゃないです。
アカンのアであり、遺憾の意です。
子供は親の背中を見て育ちます。
努力している親の子供は努力してるのです。
これは遺伝ではなく、生活習慣の継承によるものです。
もし、たいーにゃの記事を読んでいる人の中に、子供が思うように勉強してくれない、なんて悩みを持っている親御さんがいたら、日々の自分の行動を変えてみましょう。
意外に子供は見ているものですよ。
5.子を愛する 〜BIG LOVE〜
最終的には愛に辿り着きますね。
上にも書きましたが、子供が勉強する一番の目的は親を喜ばせることです。
「勉強をサボろうかな」
「今日は塾バックれようかな」
そんなことを思った時、愛は抑止力になります。
つまり、
「そんなことをしたらお母さん(お父さん)が悲しむ」
「応援してくれてるママ(パパ)に申し訳ない」
というように、愛されることが子供が頑張るためのガソリンになるわけです。
中学受験生である前に、一人の大切な子供であることを再認識してあげてください。
次回予告
さて、本記事では、受験生の親としての在り方について説明しました。
上記の内容をたいーにゃの超優秀な同級生たちに事前に読んでもらったところ、彼らも激しく同意してくれたので、参考にする価値はあると思います。
もの足りなさを感じた人もいたかもしれませんが、耳の痛い内容もあったんじゃないですか?
しかし、上記の内容全てに関して完璧な親はほぼいません。
あなたが、特別劣っているわけではありませんし、たいーにゃの記事を見つけている、という時点で、子供のことを考えて自ら情報収集している良き親だと思います。
次回の記事では、受験当日の点数を一点でも上げるための、よりテクニカルで実践的な内容について解説します。
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フォローもいいねもやるだけタダなのでやるべきです。
この記事を読んだお母様、お父様のお子さんが全員合格することを願ってます。
次回の記事でお会いしましょう。アデュー。
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