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「記録は破られる為にある」とはよく言ったものです。

 メジャーリーグで『100年ぶり』レベルの記録を次々に打ち立てている大谷翔平選手。そんな大谷と引き合いに出されるのが、元祖二刀流のベーブ・ルース。二人の間には100年の年月が流れているわけですが、ベーブ・ルースの映像、特に打撃シーンを見る度に感じていた事がありました。それは、「このフォームでよくホームランが打てたな」という事です。ヒョイっとスイングをしてタタタッと走り出していて力感が感じられないし、体型だっておじさん体型というか、今の筋骨隆々の引き締まったアスリート体型と比べると見劣りがしてしまう。でも当時はそれがトップレベルだった訳で、それから100年で野球のレベルがどれだけ上がったかがわかります。例えば100メートル走でも今や9秒台が当たり前だし、体操の鉄棒だってかつてはウルトラCを見て大興奮していたのに今ではG難度H何度を競う時代になっています。それだけ人間のトップレベルが上がって来た訳で、今見れば物足りなく感じるベーブ・ルースのスイングも当時は大興奮していたに違いありません。
 ともあれ、それから100年間、誰もやれなかった二刀流をこなし、誰も超えられなかった記録の壁を打ち破った大谷翔平は、やっぱりすごいですね!今の人間の限界を超えるような最高最強のパフォーマンスをしているわけです。WBCでの日本の世界一も大谷翔平の大活躍があったからでしょうし、その後のメジャーのシーズンもほぼ休みなく大車輪の活躍で、さすがに疲労が溜まったのか再び怪我をしてしまったのは残念ですが、しっかり体を直して万全な体調で復帰して欲しいですね。そしてベーブ・ルースがそうであったように、これから100年間、誰も超えられない最高の選手として輝いて欲しいですね。頑張れっ!大谷翔平!

 以上、「記録は破られる為にある」とはよく言ったものです。 でした。
(2023/9/30 改題・改訂)

#つぶやき #スポーツ #ベーブ・ルース #大谷翔平


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