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HKT48博多歌笑劇 第四話「ありがとうなっちゃんしなもんじーなりこぴはずきびびあんそのみゅんの巻」

HKT48博多歌笑劇

第四話「ありがとうなっちゃんしなもんじーなりこぴはずきびびあんそのみゅんの巻」

★配役(役名はメンバーの名前そのまま)

☆田中家
姉:田中美久たなかみく
妹:田中伊桜莉たなかいおり

☆テナントビル・アネックス田中
2階・ダンスボーカル教室「ナンシーと音」
オーナー講師:下野由貴しものゆき
ダンス講師:本村碧唯もとむらあおい
今回の生徒:
神志那こうじな結衣ゆい 渕上舞ふちがみまい 栗原紗英くりはらさえ 山内祐奈やまうちゆうな 山下やましたエミリー 村川むらかわ緋杏びびあん 武田智加たけだともか 宮﨑想乃みやざきその せき安伊あい 渡部愛加里わたなべあかり

途中登場:
荒巻美咲あらまきみさき 坂本愛玲菜さかもとえれな 外薗葉月ほかぞのはづき(男装) 矢吹奈子やぶきなこ(男装)
今村麻莉愛いまむらまりあ 松岡まつおかはな
運上うんじょう弘菜ひろな 小田彩加おだあやか 堺萌香さかいもえか 地頭江じとうえ音々ねね 豊永阿紀とよながあき
伊藤優絵瑠いとうゆえる 馬場彩華ばばさやか

1階・鉄板お好み焼き屋「食べ鉄亭」
新店長:松本羽麗まつもとうらら

☆松岡商事
女社長:松岡菜摘まつおかなつみ
 社員:秋吉優花あきよしゆか(男装)

お巡りさん(兼ナレーション):坂口理子さかぐちりこ

★影ナレ
M00 Overture

★ステージ暗転
★オープニングナレーション:坂口理子
★ナレ【市民まつりのステージ本番を来週に控えたこの日、テナントビル・アネックス田中の2階にあるダンスボーカル教室では最後の仕上げのレッスンが行われていた】
★ステージ明転。ステージに生徒たちが二列で並び、その前に下野と本村が生徒たちの方を向いて(観客席に背を向けて)並んで立っている
下野「いよいよ来週は市民まつり本番。今日が本番前最後の練習よ。張り切っていきましょう」
みんな「ハーイ」
★下野がクルッと観客席に振り返る
下野「あ、そうそう、今回は全編この教室だけでストーリーが進みますよ。最後までお楽しみに〜」
本村「なに壁に向かってしゃべってるの?」
下野「アハハ、気にしない気にしない。ほら続けて続けて」
本村「じゃあみんな、一曲通していくよ~。私たち二人も一緒に踊るから合わせてね〜」
★下野と本村がWセンターの位置に立ち客席を向く

M01 「早送りカレンダー」
【LIVE】早送りカレンダー (HKT48春のアリーナツアー2018 ~これが博多のやり方だ!~)/HKT48[公式]
https://www.youtube.com/watch?v=1rzh6Q5e_lo&list=PL8mz1WNnOG7R3SwtAsToBUfdHWc8ed2dT&index=66

★歌い終えて息を整えた後、下野と本村が生徒たちの方を向く(観客席に背を向ける)
本村「は〜い、みんなよく出来ました〜」
下野「それじゃあ、ここでちょっとお話が二つありまーす。まず、私が今度、東京にも教室兼事務所を開く事になりまして、来月いっぱいで東京に行く事になりました」
みんな「えーっ!?」
★動揺するみんな
渕上「ここはどうするんですか?」
下野「あっ、ここは引き続き碧唯にやってもらいますので、安心して下さい」
栗原「あおちゃん一人でですか?大丈夫かなぁ?」
本村「ちょっと紗英ちゃん!それどういう意味よぉ」
栗原「え、だって経営の事とか苦手そうじゃん」
みんな「確かに〜」
本村「そりゃ得意じゃないけどさ」
山下「税務処理とか出来ると?」
本村「ん〜、困ったら舞ちゃんに相談しよっかな」
渕上「いいですけど、料金高いですよ」
本村「んじゃヤメとく〜」
下野「心配しないで。経営は私がちゃんと見ておくから大丈夫よ。それより指導の方が手が回らなくなるかもしれないから、クラス毎に生徒の中から先生役をお願いするかもね。誰かやりたい人いる?」
★下野の声掛けに、みんながしぶり出す
栗原「ん〜、私はムリかな。ここはかしこい舞ちゃんがいいんじゃない?」
渕上「えっ、ん〜、勉強ならまだしも、歌やダンスを教える自信はないかな〜。エミリーはどう?」
山下「私も教えるまでの自信はないって〜。ゆうなは?」
山内「ムリムリ、ムリだって。ボールだって上手くさばけんのに」
★首を振るみんな
下野「誰もいないの?そう、残念ね、少しは謝礼を出すつもりだったんだけど」
★その言葉に、みんながピクッと反応する
みんな「ハイ!ハイ!ハイ!やりますっ!ハイ!」
★競うように手を上げるみんな
下野「え?ちょっと何、みんな、そんなにお金が欲しいと?」
みんな「あるに越した事はないで〜す!」
下野「そりゃまあそうやけどさ。みんな現金やね〜」
★首をすくめる下野
神志那「うんうん、やっぱり現金は大事やけんね」
村川「そういう意味じゃないと思う」
★首を振る村川
渕上「あの、今の『先生やりませんか』って話が、二つ目の話ですか?」
下野「あ、違うのよ。え〜っと、じーな、びびあん、その、みゅん、ちょっと前に出てきて」
★呼ばれた四人がみんなの前に出てくる
下野「この四人が、今度の市民まつりのステージを最後に教室を卒業する事になりました」
★「え〜」とみんなが声を上げて四人を囲む
栗原「卒業しちゃうの?」
神志那「うん。東京でお仕事する事になったっちゃんね」
渕上「ついに卒業かぁ。寂しくなるな〜」
石「天然キャラがいなくなっちゃいますね」
村川「舞ちゃんがいれば大丈夫じゃない?」
渕上「ちょっと!まあ、否定できないけど」
山内「そう言うびびあんがいなくなるのも痛いよね。盛り上げ役がいなくなるから」
みんな「…」
村川「なんで黙ると〜。なんか言ってよぉ」
渕上「みんな寂しがってるのよ」
村川「そうなん?そうならいいけどさぁ」
山下「そのも卒業すると?なんで?寂しくなるやん」
宮﨑「ごめんなさい。でも、次に進むためだから」
栗原「そっか。前向きな事だよね」
武田「応援してる。頑張って」
宮﨑「ありがとう」
栗原「みゅんも卒業しちゃうんだね。あーちゃん寂しいんじゃない?」
渡部「そうなんですよ〜。卒業しないで欲しいけど、でもみゅんの事はこれからも応援するよ」
石「ありがとう」
★石が差し出した手をギュッと握り返す渡部。その時、松岡と秋吉が正面奥の入口に現れる
秋吉「こんちは~」
松岡「あら、お邪魔だった?」
★神志那、村川、宮﨑、石の四人を囲んでしんみりしていた雰囲気に二人が立ち止まる
下野「今、この四人が教室を卒業しますって話したところだったのよ」
松岡「あら、それは悪かったわね。そう、四人卒業するんだ、寂しくなるわね」
下野「そうなの。それとね、私も東京に行く事になったから」
松岡「え!?東京に行くのっ!?」
秋吉「ここ、閉めるんスか?」
★二人が下野に詰め寄る
下野「東京にも教室を出す事にしたのよ。ここは閉めないわ」
秋吉「そうっスか、そりゃあ良かったッス」
松岡「順調に手を広げてるじゃな〜い」
下野「そうね。で、そっちは何の用?」
★その言葉に、松岡が人差し指を立てて振りながら聞き返す
松岡「そうそう、下のお好み焼き屋が閉まってたけど、なんでか知っとう?今週新しい店長が来てオープンしてたよね?」
下野「あぁ、研修やってるんだって」
松岡「研修?」
下野「そう。新しい店長のスキルアップとバイト1人の研修をやるんだってさ」
秋吉「稼ぎ時の土曜にッスか?」
下野「スケジュールが取れなかったんだって、教える日向ひなたの」
松岡「日向!?日向がおると!?」
下野「そう。土日だけこっちに来て、またすぐ東京に帰るんだってさ」
松岡「へぇ、そうなん、忙しそうやね」
★それを聞いた秋吉が横から口を挟む
秋吉「あの、日向って前の店長の事ッスよね?あの人ちゃんと教えられるんスか?」
下野「さぁ〜。心配なら見に行ったら?声掛ければ入れてくれるんじゃない?ついでに食べていけばいいじゃない」
秋吉「あ、いやいや、食べに来たのはついでで、俺たちここに用事があって来たんスよ」
下野「え?ここに用事があって?何しに来たの?」
本村「あ、わかった、また何かイチャモンつけに来たんだ〜」
★ニヤケ顔で指差す本村
松岡「違うわよ。今日はお願いに来たのよ」
本村「お願い?」
松岡「そう。今度私たち、本格的に不動産業を始める事にしたのよ。夜まで開いてる不動産屋をね。それで宅建持ってる人がいたら紹介してよって思って。どう?」
本村「宅建?」
★首をかしげる本村。渕上が前に出て答える
渕上「宅地建物取引主任者の事ですね。不動産業を営む場合は、事務所の従業員5人ごとに1人以上、専任の宅建主任者を置かないといけないんです」
本村「それをあたしたちに紹介して欲しいって事?」
★聞かれた松岡がニッコリと微笑んで返す
松岡「そう。募集したけどなかなかいい人がいなくてさぁ。私たちの事をよく知ってるあんたたちなら、私たちにピッタリな人を紹介してくれるんじゃないかと思って。どう?誰かいる?いないなら一緒に探してよ」
★聞かれた下野が腕を組んで返す
下野「なんで私たちが一緒に探さなきゃいけないのよ」
松岡「固いこと言わんでよ〜、ね。何も知らない仲じゃないんやしさ」
★手を合わせて頼む松岡。本村が横から口を挟む
本村「自分で勉強して取ったらいいじゃん」
松岡「私もそう思ってちょっとやってみたけど、難しいんよ、これが」
★肩をすぼめて首を振る松岡。渕上が手で秋吉の方を指し示す
渕上「秋吉さんだったら、ろうせず取れるんじゃないですか?」
秋吉「俺も取るつもりで勉強してるッスけど、それを待たずに早く営業を始めたいんスよ」
松岡「そうそう。ねぇ協力してよ、ね」
★松岡がもう一度手を合わせて頼む
下野「わかったわ。声を掛けてみてあげてもいいけど、それには条件があるわ」
松岡「何よ条件って」
下野「二人がこの教室の生徒になる事」
松岡「えっ、ここの生徒に!?」
下野「そう」
秋吉「俺もッスか?」
下野「そうよ。生徒を増やしたいし、それに二人ともウチの生徒で知り合いなのよっていう方が、募集するにも声を掛けやすいでしょ」
秋吉「あ〜、確かにそうかもしれないッスね」
★秋吉が腕を組んで松岡を見る
秋吉「俺はいいッスけど、社長はどうッスか?」
松岡「どうもこうも、なんで私が貴重な時間削ってみんなと仲良く歌を歌わないといけないのよっ」
★語尾を強める松岡
下野「なにも毎日来なくてもいいのよ。週一でもいいから気分転換に来ればいいじゃない」
本村「歌うの嫌いなの?」
のぞき込むように問いかけた本村に、松岡が首を振って返す
松岡「そんな事ないわよ。娘がアイドルが好きで一緒に歌って踊ってるし」
秋吉「俺も付き合わされてるッス」
本村「そうなんだ!へぇ〜意外!ちょっと歌って見せてよ!」
松岡「えっ、今?」
本村「うんそう。普段なん歌いようと?」
松岡「ん〜、最高かよ、とか」
本村「ワァオ!音源あるよ!じゃあさっそく歌ってみよう!」
★ステージの脇にある3段ボックスの上のノートPCに駆け寄る本村
松岡「ちょっと、ちょっと待ってよ」
★慌てて後を追う松岡。その時、正面奥の入口に美久と伊桜莉が現れる
美久「こんちわ~」
伊桜莉「お邪魔しま〜す」
★みんなが入口を振り返る中、美久と伊桜莉が入って来る
美久「下に食べに来たのに閉まっててさ〜」
伊桜莉「なんで閉まってるのか知ってますか?」
★伊桜莉の問に、下野が手を腰に当てて答える
下野「新しい店長とバイトの研修をやってるのよ、日向が」
美久「日向が!?」
伊桜莉「来てるんですか!?」
下野「そう。土日で研修して東京に帰るんだって」
伊桜莉「そうなんですか!」
美久「行ってみよう!」
★身をひるがえす美久
松岡「ちょっと待ちなさいよ!」
★脇から呼び止める松岡
美久「あっ、社長、何でおると?ウチになんか用?」
★立ち止まって聞き返す美久
松岡「ちょうど話したい事があったのよ。ちょっと時間くれる?」
美久「え〜、あとにしてよ〜」
松岡「いいじゃない、いい話持って来たんだから」
美久「え、いい話?なになに?」
★急に食いついてステージの脇にいる松岡に寄って行く美久
松岡「このビルの3階、空いてるよね?」
★上を指差す松岡
美久「うん、空いてるけど。え、まさか借りてくれるの?」
松岡「そのまさかよ」
★美久をビシッと指差す松岡
美久「ホントに!?」
松岡「ホントよ」
美久「ヨッシャー!家賃が増えるー!」
★ガッツポーズの美久。伊桜莉が寄って来て横から口をはさ
伊桜莉「あの、借りてもらうのは嬉しいんですけど、何をするんですか?」
★ちょっといぶかしげに聞く伊桜莉
松岡「不動産の店を出したいのよ」
伊桜莉「不動産のお店ですか?」
松岡「そう。今度本格的に不動産業を始める事にしたんだけど、今の事務所は立地が悪すぎるから、ここに松岡商事不動産部の店を出そうと思ってるワケ。夜のお店で働く人も来やすいような、夜まで開いてる不動産店をね」
美久「へ〜、いいじゃん、もうかりそうじゃん!」
★飛びつく勢いの美久。それをたしなめる伊桜莉
伊桜莉「でも、夜遅くまで不特定多数の人が出入りするのはどうかしら。ましてや夜の商売の人たちが来るんでしょ?ここの教室には若い女の子も通ってるし、絡まれたりしたら困るじゃない」
★首をすくめる伊桜莉に、秋吉が答える
秋吉「大丈夫ッスよ。物件が決まるまでは俺らがリモートで物件を案内して、契約の時だけ来店してもらうようにするッスから。最近は案内に同行した女子社員が客に襲われる事件があるッスから、それを避けるためにもなるべく来店しないで済むようにするッスよ」
伊桜莉「そうなんですか、それなら、まあ…」
美久「問題ないじゃん。すぐ近くに交番もあるし、呼べばすぐ来るお巡りさんもいるじゃんか」
伊桜莉「アハッ、確かに」
★その時入口に坂口が現れる
坂口「呼んだ?」
美久「ウソッ、ホントに来た!」
伊桜莉「なんで呼ぶのがわかったんですか?」
★聞かれた坂口が首を振りながら中へ入って来る
坂口「う〜ん、なんとなく、ここに来た方がいいぞってピンと来たのよね。警官の直感ってヤツ?」
松岡「大した直感ね」
★ステージの脇でつぶやいてため息をつく松岡
坂口「あら、いたんだ。やっぱり私の直感は正しかったわ。なんであなたたちがここにいるの?今度は何しようとしてるのよ」
★松岡に歩み寄っていく坂口
坂口「あなたたち、前に私にこっぴどく絞られた事、忘れた訳じゃないでしょうね?」
松岡「忘れてなんか、ないわよ」
★そう言って黙り込む松岡を見て、坂口がみんなの方を振り返る
坂口「ちょっといい〜?みんな、今ここで何してたのか聞かせてくれる〜?はい、正直に答えて〜」
★帽子のつばに手をかけクイッと位置を直しながらみんなを見回す坂口
下野「えっと、私たちは、この四人が教室を卒業するからその話をしてて」
★四人を手で示しながら話す下野
本村「そこへ社長たちが割って入って来て、そのあと来た美久ちゃんたちを、いい話があるって強引に呼び止めてぇ」
★人差し指をあごに当てて話す本村
松岡「ちょっと!その言い方じゃ私が何か企んでるみたいじゃないのよっ!」
★本村に詰め寄って言い返した松岡を、坂口がバッと手を出して制する
坂口「動かないで!私の質問に答えて。今の『いい話』って何?美久ちゃんたちを巻き込んで何しようとしてるの?目的は?さそった理由は何?」
★手を腰に当てて松岡に矢継ぎ早に聞く坂口
松岡「なによ、何も悪いことはしてないわよっ」
★口をとがらす松岡
秋吉「そうッスよ。俺たち、ここの3階に不動産の店を出したいって話をしてたんスよ」
坂口「不動産の店?そうなの?」
★伊桜莉を見る坂口
伊桜莉「はい。夜まで開いてる不動産の店を出したいって事なんです。それで、夜までいろんなお客が出入りするのは不安だって言ったら、リモートで案内してなるべく来店しないようにするし、近くに交番もあるしすぐ来てくれるお巡りさんもいるし、って話になって」
坂口「なぁ〜んだ、そうだったの〜。てっきり『ほ〜ら私の直感が当たった』と思ったのに〜」
松岡「どういうコトよ。だいたい、こういう尋問じんもんみたいな聞き方、やり過ぎじゃない?」
坂口「ゴメンゴメン、今、パトロール強化して細々こまごました問題をつぶしてる最中なのよ。今度新人が一人配属されて来るからさ」
★両手を合わせてゴメンと謝りながら話す坂口
本村「そうだったんだ!」
下野「交番に1人増えるわけね」
★下野の言葉に、坂口が残念そうに首を振って返す
坂口「違うのよ〜。私、来月いっぱいで中央署の生活安全課に異動になるのよ」
本村「えっ、おらんくなると?」
坂口「そう」
本村「え〜、寂しいじゃ〜ん」
坂口「大丈夫よ、同じ管轄の中央署にいるんだし、何かあったら来るんやし。あ、何もない方がいいのか、テヘッ」
★ペチッとおでこを叩く坂口
下野「そっか〜。まぁ、りこぴにとっては栄転って事だよね。おめでとう」
坂口「ありがとう。そうそう、今度来る新人、若いけどしっかりしてるから期待しといて。異動になるまでは私とペアを組んで、私のすべてを叩き込んでおくから、みんな安心してね」
★坂口の言葉に、みんなが「ハーイ」と返す
渕上「頼れる相棒ですね」
★渕上がそう言うと、神志那が人差し指を左右に振って返した
神志那「違う違う、そこはこう言うべきやん、バディって」
渕上「え、私は海猿より相棒の方が好きなんだけど?」
★首をかしげる渕上
秋吉「違うッスよ、ドラマじゃなくて、曲名のBUDDYの事を言ってるんじゃないッスか?そうッスよね?」
神志那「うん、そうそう」
うなずいて返す神志那
渕上「あっ、そうよねそうよね」
神志那「わかってくれると思ったっちゃけどな〜。でもそういうトコが舞やけんね〜」
渕上「ごめんなさい、気が付かなくて。そうかBUDDYかぁ」
秋吉「いい曲ッスよね。卒業する気持ちを歌うにはピッタリっすよ」
坂口「うん、私もそう思う。私もこの曲好きなのよ〜」
★その時、ステージの脇にいた本村が手を上げる
本村「は〜い、それじゃあみんなでBUDDY歌っちゃおう!」
★本村の声に下野、松岡、美久、伊桜莉が脇に避け、生徒たちに秋吉と坂口が加わり神志那がセンターに立つ

M02 「BUDDY」
180120 HKT48 Buddy + commentary / AKB48グループリクエストアワー2018 Yui Kojina 神志那結衣 Center
https://www.youtube.com/watch?v=2ZHjZl2n8aU

★歌い終わった後、みんなが輪になって手を取り微笑み合う。
神志那「最後にみんなと歌えて良かった。今日の事、ずっと忘れないからね。あ、忘れんけんね」
秋吉「なんで言い直すんスか」
渕上「いいじゃないの、それが彼女なんだから」
坂口「そうそう。個性があるのはいい事よ」
渕上「これからも、じーならしく頑張ってね」
神志那「うん、ありがとう」
★渕上の手を取る神志那。坂口が寄って来て神志那の肩をポンと叩く
坂口「頑張って。じーななら大丈夫よ。『自分の信じる道を行け、行けばわかるさ』、なんてね」
★坂口がうなずいた後、パッと振り返る
坂口「それじゃ、私はここで、ドロンさせてもらいますぅ〜」
下野「あ、ご苦労さま〜」
★坂口が忍者の雲隠れの手のポーズをしながら出て行き、それを見送るみんなの横で松岡が美久と伊桜莉に話しかける
松岡「さっきの話の続きだけど、この上に店を出していいって事でいいのよね?」
伊桜莉「はい、いいですよ」
美久「ヨシッ、これで収入アップだな!」
伊桜莉「そうね。私たちの生活がグッと安定するわね」
★ウンウンとうなずく伊桜莉
松岡「じゃあ交渉成立ね。また別の日に話を詰めるって事でいいわね」
伊桜莉「はい、わかりました」
★二人が握手をギュッと交わす。その時、入口に荒巻美咲、坂本愛玲菜、外薗葉月が現れる
三人「こんにちは~」
★挨拶しながら入って来る三人
本村「あれ、どうしたとぉ?今日はレッスンないよ?」
坂本「はい、えっと、そうなんですけど、塾に行く前に寄ろうって葉月にさそわれて」
荒巻「私たち同じ塾に通ってるんです」
本村「そうなんだ。で、なんで寄ろうと思ったと?」
外薗「あ、俺、今度教室を卒業するんで、同期入会のみんなに挨拶しとこうと思って」
本村「あ〜、そうやったね」
うなずく本村の横から、栗原・山内・山下が寄って来る
栗原「葉月も卒業すると!?」
山下「そんなん寂しいじゃ〜ん」
山内「わざわざ会いに来てくれたんやね。ありがとう」
★同期の6人が輪になる
本村「それじゃあさ、せっかくやけん思い出作りに一曲歌っとく?」
外薗「いいんすか?」
本村「いいよいいよ。なに歌う?」
外薗「んじゃあ、微笑みポップコーン!」
美久&秋吉「いい曲だね!」
★声が揃う二人
美久「この曲大好きっちゃんね〜。そっちも?」
秋吉「そうッスね。アニキがよく歌ってたッスよ」
美久「へぇ、あのアニキが。そっかぁ、ここにおったら一緒に歌えたのにな〜」
秋吉「さすがにアニキはここには来れないッスよ」
★その時、入口から矢吹がひょっこりと顔を出す
矢吹「呼んだ?」
秋吉「ええっ!?来てたんスかアニキ!」
矢吹「まあな」
★スーツ姿にハットを被った矢吹が堂々と入って来る
秋吉「どうしたんスか、こっちでなんかあったんスか!?」
矢吹「野暮用やぼようで来ててな。飛行機まで時間があるんで、ちょっと寄ってみたってワケだ」
★両手をポッケに突っ込んでポーズを取る矢吹
本村「ん〜、ねぇ、それってちょっと都合が良すぎん?タイミング良くここに来るってさ」
★人差し指をあごに当て首をかしげる本村
矢吹「いいじゃねぇか。作家がもっともらしい理由を思いつかなかったんだろ。細かい事は言いっこなしだ。な?」
★矢吹が秋吉の肩に手を掛ける
秋吉「へい。そうッスね。アニキがいてくれれば何でもいいッスよ」
うなずいて返す秋吉
本村「そっか、まぁいっか。じゃあ、微笑みポップコーン流すから、歌いたい人集合〜」
8人「ハ〜イ」
★同期の8人が真ん中に集まり、それ以外が脇へよける

M03 「微笑みポップコーン」
https://www.youtube.com/watch?v=t_rTWoI5Gik

★歌い終わった後、みんなが輪になって手を取り微笑み合う。
外薗「みんなありがとう」
坂本「良かったね、ここでみんなと歌えて」
荒巻「いい思い出だね」
外薗「だな」
うなずいた外薗がみんなを見回す
外薗「じゃあ、塾があるんで、俺たちはこれで」
美久「そっか。そりゃ仕方ないな」
外薗「それじゃあ、お邪魔しました〜」
★外薗が荒巻と坂本を連れて出て行く
栗原「じゃあね。行ってらっしゃ〜い」
山内「行ってらっしゃ〜い。頑張ってね〜」
山下「気をつけてね〜。行ってらっしゃ〜い」
★手を振って見送るみんな。三人の姿が見えなくなった後、矢吹がパッと秋吉を振り返る
矢吹「ところで、下の店はなんで閉まってんだ?土曜に定休日って訳でもねぇだろ?」
秋吉「へい、研修してるらしいんスよ、新人の」
矢吹「研修?わざわざ土曜にか?」
秋吉「へい、教える役の、前の店長の都合らしいッスけど」
矢吹「なんだそりゃ。大した店長だな!」
★腰に手を当てる矢吹
美久「ねぇ、時間あるならさ、一緒に食べに行かん?」
矢吹「おぅ、いいぞ。ちょうど小腹も空いたところだしな」
美久「ヨシッ!じゃ、さっそく行こう!」
★言うが早いか矢吹の手を引いて飛び出していく美久
伊桜莉「え、待って、ちょっと待ってよ〜」
★慌てて後を追って出ていく伊桜莉。それを見送った本村が松岡に歩み寄る
本村「上に店出すんだね。これからはご近所さんじゃん」
松岡「そうなるわね。でも私は、今までの事務所で昔からの仕事を一人でする事になるから、もうここには来れないわ」
本村「えっ、そうなんだ」
下野「それはそれで寂しいじゃない」
★そう言って寄って来る下野
松岡「気が向いたら顔ぐらい出してあげるわよ」
★腰に手を当てて返す松岡
本村「じゃあ余計さ、今のうちにここで『最高かよ!』一緒に歌っとこうよ!」
松岡「ん〜、いいけどさぁ」
本村「じゃあ歌おう!曲出しするから待ってて」
★本村が振り返った時、はなと今村が入口に現れる
二人「こんにちわ~」
村川「はな!まりあ!」
本村「ワォ、いらっしゃ〜い」
松岡「え、はな、来るって言ってなかったよね?」
★松岡が真っ先に、続いて本村と村川が二人に駆け寄る
松岡「塾は?」
はな「終わったぁ」
松岡「なら真っ直ぐ帰らんとダメやろ」
はな「だってぇ」
本村「どうしたと?今日レッスン無いよ」
はな「うん、わかってる」
今村「びびあんに会いに来たんです」
はな「卒業するって聞いたから、その前に一緒に歌いたいな〜って思って」
村川「嬉しい事言ってくれるじゃ〜ん」
本村「そっかぁ。同期入会した三人だもんね。じゃあどうする?さっそく今、歌っとく?」
はな「うん!」
★本村が松岡の顔をのぞき込む
本村「いいよね?」
松岡「別にいいわよ」
本村「良かった。じゃあ、曲はなんにする〜?」
★聞かれた三人が顔を見合わせた後、うなずいて答える
三人「仮想恋愛!」
本村「オッケー」
★本村がステージ脇のPCに駆けて行き、みんながステージを空け、三人が真ん中に立つ

M04 「仮想恋愛」
【LIVE】仮想恋愛 (HKT48春のアリーナツアー2018 ~これが博多のやり方だ!~)/HKT48[公式]
https://www.youtube.com/watch?v=--qRPaACj38&list=PL8mz1WNnOG7R3SwtAsToBUfdHWc8ed2dT&index=13

★歌い終わった三人をみんなが囲む
栗原「よく出来ましたぁ。みんな可愛かったよ〜」
はな「ありがとう」
山下「大丈夫、びびあんも可愛かったよ」
村川「大丈夫って何ですか、大丈夫って」
山下「ゴメンゴメン、つい本音が」
村川「ちょっと!」
山内「まりあもすっかりお姉さんだね」
今村「えへっ、そうですか〜」
本村「そうだ、せっかくだからみんなで『最高かよ!』歌わん?」
はな「いいじゃんいいじゃん、歌おう歌おう!」
本村「じゃあ曲出しするね」
★本村がステージの端へ行こうとした時、入口からガヤガヤと声が聞こえてくる
本村「あれ、また誰か来た?」
★みんなが振り返る中、入口から運上、小田、堺、地頭江、豊永、伊藤、馬場が入って来る
運上「お邪魔しま〜す」
小田「失礼しま〜す」
堺「こんにちは〜」
地頭江「ウッス」
豊永「どうも」
伊藤「お邪魔で〜す」
馬場「こんちは~」
★それぞれ挨拶しながら入って来る
本村「ワ〜オ、たくさん来た!」
下野「みんなどうしたの?」
★下野の問いかけに運上が答える
運上「はい、想乃と安伊が卒業するって聞いたんで、みんなに声を掛けて会いに来ました」
本村「あ、それぞれの同期だね〜」
★ウンウンうなずく本村
堺「幼稚園お休みだったから、ちょうど良かったです、土曜日に誘ってくれて」
豊永「こっちは仕事で忙しかったんだけどな」
地頭江「あんた、優絵瑠も来るって言ったら、一番に飛んできたやん」
豊永「そりゃ、優絵瑠を写真に収めるのがカメラマンとしての務めやけん」
伊藤「嬉しい。ど〜ぞど〜ぞ、たくさん撮ってね」
豊永「任せとけ!」
地頭江「またそんな事言ってぇ。嫉妬されてもしらね〜ぞ」
★やり合う三人の横から小田が出てくる
小田「あの、下のお好み焼き屋さんが閉まってて、でも中から美久さんっぽい声が聞こえてくるんですけど、何やってるのか知ってますか?」
馬場「私たち入っちゃイケないんですか?」
★下野が慣れた風に返す
下野「うん、この土日で店長とバイトを研修するって日向が来てるのよ」
小田「そうなんですか!」
運上「会いたいな〜」
馬場「入っちゃいけないんですか?」
下野「いけなくはないと思うけど。みんなで食べに行くつもりだったの?」
運上「いえ、食べに来たのはついでで、ホントはみんなでカラオケ行こうって約束してて」
下野「そうなんだ」
本村「じゃあさ、ここで一曲歌ってけばいいじゃん。あたしも聞きたいし」
下野「そうね。どうせなら同期で一曲ずつ歌ったら?」
宮﨑「いいんですか?」
本村「いいよいいよ。せっかく来てくれたんだし。じゃあまず想乃ちゃんたちからね。なに歌う?」
宮﨑「さくらんぼを結べるか、でみんないいよね?」
4期「いいよ〜!」
本村「わかった〜。じゃあ曲流すから並んでね〜」
★4期がステージの真ん中へ、それ以外が脇へと動く

M05 「さくらんぼを結べるか」
【LIVE】さくらんぼを結べるか? / 4期生 (HKT48 6周年特別記念公演)/HKT48[公式]
https://www.youtube.com/watch?v=duQhuCNiB6k

★歌い終わった4期が輪になる
運上「お疲れ様〜」
宮﨑「ありがとう」
武田「ここで想乃に会えて良かった。卒業しても頑張ってね」
小田「応援してるよ」
堺「忘れないでね」
地頭江「幸せつかめよ」
豊永「自分らしくな」
宮﨑「みんな、ありがとう」
★手を取り合う4期をみんなが囲み、馬場が宮﨑の背中に手を添える
馬場「私も応援してます。頑張って下さい」
宮﨑「うん、ありがとう。頑張るね」
★振り向いて微笑みかける宮﨑。見守っていた本村が、みんなに声を掛ける
本村「じゃあ次は安伊ちゃんたちね〜」
★その声に4期が場所を譲り、石たちが出てくる
本村「歌う曲は何にする〜?」
★石に歩み寄る本村
石「それじゃあ、『ここがロドスだ、ここで跳べ!』で」
本村「わかった。じゃあ曲流すから、4人で位置についてて〜」
★本村がステージの端に行き、4人がステージの真ん中に並ぶ

M06 「ここがロドスだ、ここで跳べ!」
石安伊 卒業公演でドラフト3期思い出の曲「ここがロドスだ、ここで跳べ!」を同期と共に披露 HKT48
https://www.youtube.com/watch?v=Y6IA2hWilvg

★歌い終わった4人をみんなが囲む
栗原「なんか泣けちゃうね〜」
武田「あーちゃんも思い出が出来て良かったね」
渡部「はい。皆さんの前で4人一緒に歌えて良かったです」
宮崎「さやまるの涙もきれいだったよ」
馬場「こらえられなかったです〜」
下野「みゅんは幸せ者だね」
石「はい。皆さんに会えて良かったって、ホントに思います」
★みんなを見回す石。その時、入口に松本羽麗うららが現れる
松本「あの〜、すみませ〜ん」
渕上「ん、誰か来たわよ。お客様じゃない?あ、入会希望かも!?」
★渕上が入口に寄っていく
下野「違うわよ。下のお好み焼き屋の新しい店長さんよ」
渕上「そうなの!あなたが!へえ〜」
★上から下までめるように見る渕上。教室のみんなも寄って来る
栗原「あなたが日向のいとこさんね〜。初めまして〜」
松本「初めまして〜。店長をやる事になりました松本羽麗です〜。皆さんよろしくお願いします〜」
★ニッコリと頭を下げる松本
山下「ふ〜ん、日向と違っておしとやかな感じだね」
山内「日向が個性強すぎなのよ」
武田「そんなに大阪弁出ないね。イントネーションが違うぐらいかな」
松本「そうですね。『せやで〜』とか『まいど〜』とかコテコテなのは使わないですし」
宮崎「そうなんだ。てっきりバリバリ大阪弁で来ると思った」
武田「人それぞれなんじゃない?」
渕上「これからよろしくお願いしますね」
★渕上が頭を下げ、慌てて下げ返す松本
松本「こちらこそ、よろしくお願いします〜」
本村「ねぇ、せっかくだから自己紹介代わりに一曲歌ってみない?ここそういう教室だから」
松本「いいんですか?いいなら、ぜひ」
はな「聞きたい聞きたい!」
本村「なに歌う?」
松本「それじゃあ、橋本愛さんの木綿のハンカチーフで」
本村「了解〜」
★本村がステージの端に行き、みんなが脇へ避けて松本がステージの真ん中に立つ

M07 「木綿のハンカチーフ」橋本愛
【Music Room #21】松本 羽麗_木綿のハンカチーフ/橋本 愛
https://www.youtube.com/watch?v=ZMLkv1lo1jw&list=PLPiPqDnu_24OvLqi0__PIhABeclmbUt_c&index=20

★歌い終わると、みんなが拍手をしながら寄って来る
栗原「うま〜い!」
松本「ありがとうございます〜」
本村「やるじゃ〜ん。ねぇ、ウチの生徒にならない?」
松本「え、あ、ん〜、まず仕事に慣れないといけないんで〜」
本村「あ、そうだよね」
下野「そういえば店長さん、何か用があってここに来たんじゃないの?」
★下野の声掛けに、松本が申し訳無さそうに返す
松本「はい、あの、練習で作ったお好み焼きがた〜くさんあるので、良かったら食べに来てもらえないかなって思って。もちろんお金は要らないので」
本村「えっ、タダでいいと!?」
松本「はい。捨てるのはもったいないから〜」
本村&はな「やった〜!」
★揃った声でバンザイをする本村とはな
下野「全員でお邪魔してもいいの?結構な人数いるけど」
松本「あ、はい、20枚あるんです」
本村「20枚!?今何人いるっけ?」
★聞かれた下野が今いる人数を数え始める
下野「…20、21、22、23。じゃあ3人留守番ね」
本村「ん〜、どうする?じゃんけんで決める?」
★聞かれた下野が首を振って返す
下野「私たちと社長が残ればそんな事しなくて済むじゃない」
本村「え〜」
下野「文句言わないの。社長もそれでいいでしょ?」
松岡「いいわよ」
秋吉「社長、いいんスか?」
松岡「いいよ。行って来な」
秋吉「へい、じゃお言葉に甘えて」
★ヘコッと頭を下げる秋吉
下野「それじゃあみんな〜、下に行って食べて来て〜」
みんな「は〜い!」
★みんなが松本を先頭に入口からゾロゾロと出て行き、下野と本村と松岡が残る
本村「あ〜、あたしも食べたかったなぁ」
下野「後で自腹で食べに行けばいいじゃない。その方がメニューも選べるしいいでしょ」
本村「ん、まぁ、それもそだね」
松岡「ねぇ、歌うなら今じゃない?今まで何度も邪魔じゃまが入って歌えなかったけど」
下野「確かにそうね」
本村「でも三人で『最高かよ!』歌ってもさぁ〜」
下野「じゃあ違う曲にしよっか。社長、何かリクエストある?」
松岡「そうねぇ、じゃあこれが最後になると思うから、Alreadyなんてどう?」
下野「うん、いいと思う」
本村「了解〜」
★本村が一度PCの元へ行き戻って来て、ステージの真ん中に三人が並ぶ

M08 「Already」
Already【本村碧唯/松岡菜摘/下野由貴】
https://www.youtube.com/watch?v=07gdu8Q5M6A

★歌い終わった三人が手を取り合って輪になる
本村「いろいろあったね〜。でも、楽しかったよ」
松岡「私もよ。迷惑かけた事もあったけど、それでも付き合ってくれてありがとう。ここで出会えて良かった。ホントにありがとう」
下野「こちらこそ、ありがとう」
★三人が手をギュッと握り合う
下野「じゃあ、私たちも下に行こっか」
本村「そだね」
松岡「最後は私におごらせてよ」
下野「いいの?」
松岡「いいわよ」
本村&下野「ありがとう〜」
★松岡を真ん中に、三人が並んで入口から出て行き、姿が見えなくなった所で暗転

★アンコール口上、明転

MC 劇の感想など
   「それじゃあ、劇中に歌えなかった『最高かよ!』を歌います!」

EN01 「最高かよ!」
【LIVE】最高かよ(HKT48夏のホールツアー2016)/HKT48[公式]
https://www.youtube.com/watch?v=39IXDB5gjL0

EN02 「桜、みんなで食べた」
HKT48 『桜、みんなで食べた』HKT48九州7県ツアー ~あの支配人からの、卒業。~初日福岡公演 2019.7.21
https://www.youtube.com/watch?v=kjGjf43o2sc

#HKT48 #博多歌笑劇 #喜劇 #脚本



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