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HSPは自分を安売りしない気持ちを

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にコメントをいただいたorigo10ariga100さんのつぶやき

この、普通にマイルドにお断りしても、果敢にやってくる人たち。このエナジーバンパイア予備軍の人たちに対して、どうやったら「これは断った方がお互い、いいんだな」と決意できるかについて深く考えてみました。決意さえできたら上手に断れると思うのです。

自分の中に、もうひとりのやや幼くて純粋で守ってあげるべき分身をイメージする

自分が愛情あふれる祖母で、孫娘を守るイメージが私はしっくり来ますが、自分の子どもでも妹でもいいです。名前をつけてもいい。私の分身はモモちゃんです。ミヒャエルエンデのモモをイメージしています。

このモモちゃんが、困ってる、泣いてる、嫌がってる、ひとりでゆっくりしたいと言っている、そんなときは代わりに断ってあげたり守ってあげるイメージをすると、力が湧いてきます。

実際に私が大事にしている子どもや妹が困っているときに、守るあるいは断る行動はいくらでも勇気が出ることを私は知っているから。自分のことを一番自分が守らなくては。

攻撃ではなく穏便に丸く断る方法は自分で知っているので、伝えるエネルギーさえあれば、うまく断れる。そして、もしあとでチクっとなりそうなこと言われても、この子はそうなんですよねごめんなさいねってスルーする鋼の精神も自分のためじゃない大切な誰かのためなら元々持ってる。


私は時給3万円の女と思い込む

ちょっと図々しいかもしれないけど、それぐらい消耗しやすいですよね? 刺激に弱くて燃費が悪いこの性格。人と一緒に活動できる時間はごく短い。その貴重な時間の使い方、時給3万円に例えてます。

自分が楽しくておしゃべりしているならいいけど、相手が望んで話を聞いてもらいたがってる関係性のとき、実際にお財布から3万円、それぐらい価値のある時間をこの人に無条件に渡せるか?って考えます。自分の子どもなら、いくらでも。大事な友人なら、全然OK。でも、この人は? 毎回毎回ずっと無料で聞いてもらおうなんてちょっと図々しすぎない?

話を聞いてくれる人といえば、例えば、私のイメージする本当に能力のある沖縄のユタだったら、そもそも占う相手を選びますよね。アメリカの有名なコーチングの神様は、アンコーチャブルだと判断したらコーチングを断ってた話も読んだ。このコーチはそもそもお金貰わないし、いくらお金積んだってダメな人は断る。コーチがコーチする相手を選ぶ。

それぐらい、時給3万円で例えてもいいぐらい、ある一定の人たちにとって私に話を聞いてもらうっていうのは価値のある体験なんだろうなって今までの経験から感じているのです。そうじゃないと、こんなにひとり時間が好きでおとなしくて目立たない私に、吸い付くように向こうがやってくる説明がつかない。いくらでも彼らは時間をもらいたがる。無限の時間はないから誰に捧げるかは選ばないと。


このまま行くとドアスラムになるならば、その前に距離を置いた方がいい

私との会話に、まるで麻薬のように依存させてしまうと、私が耐えきれなくなってドアスラム(バタンとドアを閉めるように閉め出す行動)したとき、結局は私もその人も傷つき、むしろはじめから関係がなかった方が良かったとなりかねない。彼らには彼らにちょうど良い別の友人関係があるはずなんです。私が無理を続けて断らないでいると、彼らのそのちょうどよい友人関係を得る時間やチャンスを失わせてしまう。

一見断ることは悪いことかのようだけど、それは、少しの心の痛みを伴いながらも、相手への優しさでもあると私は思っています。

それに、本当に困ったときに助言を請われるのは断らない。毎日仲良く雑談することはできないけど、でもいざと言うときは心を救う言葉を、気持ちを後押しする言葉をたぶんプレゼントできる。そんな関係性でも一つの「友人という関係」と呼んでもいいんじゃないかな、そのために私はいるんじゃないかな。そう思います。

だから、一人の時間が必要だから一緒に帰れないと正直に言わせてね。そんな話です。

ああ、でも、これらのことは、私がそこそこ長く生きてきていっぱい失敗をかさねて、自己受容というか、ある意味諦めと共に見つけたやり方で、若いときに読んでも刺さらなかったかもなぁ。がんばってたから。憧れのあの人たちみたいになれるんじゃないかと夢見ていたから。

人生折り返して、自分はこんなものだなって受容して、人生の残り少なさに気づいたから付き合ってて楽しい人とだけ付き合いたい。そんな風に思えるようになったからの話かな。

もし、がんばれなくなったら、こんな考え方もあるんだなって思い出してくれればそれでいい。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

今日も良い一日を。

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