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バイクでGOGO北海道編 EP1

はじまりはじまり

 昨年の夏、僕は友人のライダーと共に北海道ツーリング旅行の予定を立てた。前日まで仕事に追われながらも準備万端、さああとは寝るだけというところでまさかの連れのコロナ感染が発覚。泣く泣く北海道は諦め、下道で西日本をぐるりと回る一人ツーリングに出たのであった。

 ということで今年こそは、とにかく北海道ツーリングということで鼻息荒く、健康管理に気をつけ、仕事もさっさと終わらせて準備万端であった。そして連れも今回は昨年度の失敗を繰り返すものかとしっかりと健康管理を行い無事にツーリング出発日を迎えたのである。

 昨年度の計画と大きく変更した点は、ツーリング日数が大幅に増えたこと。昨年度の計画では仕事の都合上一週間ほどの要諦だったが、今回はなんと9日間!!この日程なら昨年度の北海道ツーリングをできるはずだ。そして、昨年の計画では荷物の兼ね合いと日程の兼ね合いからキャンプ利用を諦めていたのだが、北海道ツーリングでキャンプしないなんてハワイに行って海を一度も見ることなく帰るのと一緒である。ということで今回は北海道満喫バイクでGOGO旅行に大幅アップグレード決定となった。

 しかし、コロナの拡大が収まったことによって思わぬ弊害も発生した。それがフェリー代の大幅値上げである。自分のホームである関西圏から北海道行きのフェリーは京都の舞鶴港出発か、福井の敦賀港を出発する日本海フェリーを使用するのがよくあるパターンである。ただし昨年度は往復でバイク代、搭乗者込みで4万円ほどであったのが、今年度は7万円を超えた。この3万円は痛い。おまけに今の日本は絶賛原油高でおまけにハイオクオンリーの僕のバイクはまあ金食い虫である。

 そこで宿泊代をキャンプで浮かしながら、大自然まで満喫してしまうという荒技でコストカットを図るのだが、当然その分の荷物は増えるわけで連れのライダーと荷物振り分けと、最小限に抑えるための断捨離パッキングにいそしむこととなった。しかしながら当然二人分のキャンプ道具はなかなかの物量という現実を僕らに剥き出しに攻め込んでくる。そのためキャリアに木材で幅を拡張し、さらにシートの後部にも荷物を詰めるように簡単な細工をしていく。そしてキャンプ場で荷物の積み下ろしが面倒臭いという理由から、タイヤのついた荷物カートをそのまま積載できないか試行錯誤の結果これに成功。見た目は「イージーライダー」よろしくチョッパー仕様のような荷台が出来上がることとなった。

 とまぁいろんな問題は有りつつも、しっかりと奥さんの了解をいただきいよいよ出発当日を迎えたのである。お土産たくさん買ってくるからね。本当に許してね。

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)

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