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中国政府奨学金 ③合格後のあれこれ

 こんにちは。まめだいふくです。
私は2023年度の中国政府奨学金(JASSO)に合格をいただいていましたが、考えに考えた末辞退させていただき、現在は大学の交換留学プログラムで中国に留学しています。
 今回は、面接合格後のあれこれをお話したいと思います。

面接に受かった=合格 ではない

 まず、奨学金に応募を考えている方は、選考フローをきちんと確認してみてください。政府奨学金の流れは、先に奨学金の受給が決まる→留学先の大学が決まる という形式で、面接試験に合格=合格ではありません。
 個人的には、面接合格後の方が大変でした。

 私が出願した大学は
1. 上海の某大学
2.  浙江の某大学
3. 西安の某大学
の新闻传播学院(メディア学部)でした。

 まず、第一希望の大学からメールの連絡を受けました。
「今日中に大学HPで入学申請を完了するように。遅れた場合入学を認めない。」
ひえええええ!と思いすぐHPで申請しましたが、なんと!どこをどう探してもメディア学部が選択できない!!なんで!?焦りまくりましたが、メールが届いたのがお昼ごろ、バイトが終わって気付いたのが夜…。もう電話で問い合わせすることもできず、ダメ元でメールは送りましたが、返信はなく、そのまま時間切れ…まじか…
 ご縁がなかったんだなと思うしかありませんでした(泣)

 次に連絡を受けたのは第三希望の大学。この時点で、第二希望の大学はサイレント不合格だと分かりました。連絡一切無し。
 第三希望の大学と担当者の方は大変丁寧で、メールでの連絡に加えてなんと自宅まで電話をかけてくださったのです…!(当時私が台湾で授業を受けており、すぐにメールに返信できなかったためだと思います)
明日の午後にオンラインで試験をするから参加してほしい、という内容でした。(にしても急だな…笑)

 ですが、第二希望の大学が不合格だった時点で、既に交換留学の学内選考に合格していた厦門大学の方がレベルが高い…。二巡目の希望ではこれ以上レベルの高い大学には出願できないだろうなと考えたので、この時点で大学の交換留学プログラムで厦門大学に留学することを決めました。
 交換留学用の業務スーパー奨学金の合否待ちだったので、確実に奨学金が頂ける政府奨学金は魅力的でしたが、あまり興味がない地域や大学に無理して通ってもなあ、、、と思い、辞退に踏み切りました。

ゼロコロナ政策の緩和

 そもそも、政府奨学金に申し込んだ最大の目的は、「コロナ禍でもビザが下りる」ことでした。私は元々2022年9月より中国で交換留学の予定でしたが、ゼロコロナ政策の影響でビザが下りず、渡航ができませんでした。しかし、政府奨学金生の場合は普通進修生でもビザが下りると知り、何としてでも渡航するために応募しました。
 2023年にゼロコロナ政策が緩和され、大学から交換留学での渡航が始まったと連絡を受けたため、政府奨学金に拘らなくても良くなった、という背景があります。
 

 以上のような理由で、最終的に政府奨学金を辞退させていただくことにしました。恐らく大学の交換留学と政府奨学金を併願する人自体が珍しい気がするのですが、ご時世が生んだ現象ということで大目に見てください…

 
   こちらの記事で、中国政府奨学金に関しての投稿は終了になります!
最後までご覧いただきありがとうございました!



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