読書日記『図説六角氏と観音寺城』(新谷和之、戎光祥出版)
2024年、今年もよい本に出会えますように。
さてさて、年の初めはこの図説。
写真・地図など図版が多く、見開き1トピック、という構成で読みやすい。
「年末年始、時間つぶしに本をストックしとか」という軽い気持ちで手に取ったけど、面白くてすいすい読み進めました。
室町や戦国時代の歴史書を読むと、断片的に出てくる六角氏。その流れがおさえられて、六角氏入門編としてもちょうど良い本だと思う。
桑実寺縁起絵巻がカラーで掲載されていて、美術好きとしては嬉しいな。
個人的に印象に残ったところは、「六角氏は日本初の楽市令制定者?」のページ。
楽市令…古いしきたりを打破する革新的な法令……ってなわけじゃないんだね(^_^;)
知識はアップデートしてかないとなあ。