ぼっち・ざ・ろっく! 第4話感想
バンドとして避けては通れない道
喜多ちゃんが加入し、ようやくバンドとしての体制が整った結束バンド
しかし話は、グッズ製作やファンクラブの設立など明後日の方向に
そんな中ぼっちちゃんは、オリジナル曲の作詞を任命される
いざ始めてみるが、まったく詩が書けないぼっちちゃん
バンドらしい歌詞を書くためにパリピになりきるなど、悪戦苦闘するが家族に心配される始末
そんな中下北沢に出向き、アー写を撮ることに
シモキタの街を散策し、それらしい壁を見つけ撮影を開始
何度か撮った結果、ジャンプした写真に決定
その後ぼっちちゃんは、作詞が進まないことを言えなかったことで再び悩んでいた
そこにリョウから電話があり、喫茶店へ向かう
書いてみた詩をリョウに見せるが、「ぼっち的にはこの歌詞で満足?」と問われてしまう
ぼっちが無理して明るい歌詞を書いたことを察したリョウは、在籍していたバンドが売れるためにどんどん変わっていってしまったのが嫌で脱退した過去を語る
リョウの想いを感じ取ったぼっちちゃんは、改めて作詞に取り組む(なお、カレーライス代は奢らされた模様)
そうしてできた歌詞は、暗いが、ぼっちちゃんらしいものだと、メンバーから褒められた
よかったところ
服装に個性が出ていた
下北沢駅に集まるシーンでメンバーの私服が映るのですが、それぞれの個性に合った服装でよかったです。特にリョウは、実際にこんな服着てそうと思えるリアリティがありました。なんとなく、ヨウジヤマモトっぽいなと感じました
リョウの名言
また、喫茶店でぼっちちゃんと喋るシーンも、多くのクリエイターにとって示唆に富んだ内容だったと思います
『個性捨てたら死んでるのと一緒だよ』というのは、僕自身、ここ最近では一番響いた言葉になりました
っていうか今気づいたんですけど、リョウの声優さんて、後宮の烏のにゃんにゃんだったんですね
成長の表現
あとは、喜多ちゃんのギターが出だしと最後で、微妙に上手くなってるのも、粋な演出でした
実写トレース?
下北沢の街並みは、おそらく実写の背景を取り込んだんだと思うんですけど、こういう試みって、結構好きです
チェンソーマンでもやってますけど、アニメで実写の要素を入れるのって好きなんですよね
明日ちゃんのDNA
今回は特別EDで、いつもとは違っていました。これは、同じCloverWorksが制作し今冬に放送していた、明日ちゃんのセーラー服でもやっていたんですよね。CloverWorksの芸風? なんでしょうか
音楽を題材にしたアニメなので、色んな曲が聴けるのは単純に嬉しいですね
っていうか作中、明らかに明日ちゃんのセーラー服っぽいイメージ画が出てましたよね(笑) 制作チーム一緒なのかな?
総評――頑張れ、承認欲求モンスター!
ぼっちちゃんの陽キャが苦手なくだり、承認欲求モンスターが生まれてしまうくだり、おかしく描かれていたけど、共感できる人は多かったのではないでしょうか?
これからバンドとして活動していくうえで、どう変化していくのかも楽しみです
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CloverWorksが手掛けたアニメ
水野朔さん出演作品
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