ミッションは…そして宣言。
お久しぶりです。
ちょっと旅に出ていました。
場所は和歌山県です。
実はこれまで通過も含めて44都道府県には行っていましたが、和歌山県は通ったこともありませんでした。
そこで、今回初和歌山です。
2泊3日の強行旅でしたが、楽しむことができました。
さて、話を戻して僕が協力隊だったころの話へ。
ミッションが決定
適正ミッションを探る事2か月。
遂に僕のミッションが決定しました。
「大正東部地区の活性化のお手伝い」
旧大正町は主に北部、中心部、東部に分かれます。
北部は下津井や中津川といった梼原町と接する地域。
東部は北ノ川や打井川といった旧窪川町と接する地域のことです。
僕が拝命したのはその東部地区でした。
中でも海洋堂ホビー館四万十がある打井川地区を手伝ってほしいというミッションでした。
海洋堂ホビー館四万十と”たにんごや”
海洋堂ホビー館四万十
大阪のプラモ屋さんから「世界の海洋堂」と言われるまでに成長した海洋堂。
その海洋堂が2011年、四万十町に作ったミュージアムが海洋堂ホビー館四万十です。日本一辺鄙なミュージアムとして有名で、その名の通り山の中にあります。
たにんごや
打井川地区の集会所で、正式名称は「打井川地域づくりセンター」といいます。3地区に分かれる打井川地域全体の集会所で海洋堂ホビー館四万十のすぐ近くにあります。
ホビー館を活用しながら地域を活性化する目的で作られました。
そんな、2つの施設を結びつける。
そんなミッションが僕に課されることになりました。
地域おこしなんてわかりません
7月某日。
打井川地区の役員会が開かれる日に合わせて僕も役場の方と一緒に参加しました。
打井川地区の方との初顔合わせ。
自己紹介で僕はこう言いました。
「僕は地域おこしのプロではありません。
地域おこしなんてやったことありません」
僕の正直な気持ちでした。
ただ、続けてこう言いました。
「僕は何をすればいいですか?」
これも正直な気持ちでした。
僕はあくまで移住のために地域おこし協力隊を選びました。ミッションにもそこまでこだわりがあったわけではありません。それに、時々勘違いされる方がいますが協力隊とあるように地域おこし協力隊はあくまで地域おこしに対して協力する立場です。
まずは地域の方々の思い、地域の方がその地域をどうしていきたいのかという思いが大切です。
地域おこし協力隊は地域おこし隊ではないのです。
なので僕は地域の方々に何をすればいいのか聞きました。
そこで返ってきた地域の方からの声は、
「打井川地区のみの新聞を作って欲しい」
というものでした。
そこから僕は地域新聞を作ることになりました。
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