家族あっての協力隊
こんにちは。
高知県四万十町で地域おこし協力隊をしていた小野です。
今は同町でEkimaehouseSamaruというゲストハウスをして2022年で丸4年になります。
これまで、私が地域おこし協力隊になるまでについて時系列に沿って書いてきました。
ここからは、私が協力隊時代にやってきたことや、気を付けてきたことなどを個別に書いていきたいと思います。
家族を連れてきている協力隊
私は今も昔も独身です。
残念なのがそれを貫いているわけではないという事なのですが…
ただ、地域おこし協力隊にはご家族で来られている方も多いです。
私が着任した2015年当時は、全部で12人の協力隊員がいましたが、その内の半数、6人が家族と一緒に移住していました。
地域おこし協力隊自身は自分で選んだ道です。
それなりの覚悟を持って仕事を辞め移住してきているはずです。
それに、仕事上人と知り合う機会も多く、地域になじみやすい環境にあります。
家族はどうでしょうか?
子供は学校などで知り合うこともあるでしょう。
しかし、奥さんは見知らぬ土地でママ友もいない。
子供小さい方が多かったので、子育てなどの悩みもあるかもしれません。
協力隊BBQ
協力隊同士よりも家族の繋がりをつくりたい。
そこで考えたのが協力隊BBQです。
参加資格は、
地域おこし協力隊とその家族および恋人。
早速協力隊員に呼びかけました。
数人が都合が合わずに不参加となってしまいましたが、ほとんどの協力隊員が家族や恋人と一緒に参加してくれて30人弱が集まりました。
家族同士で子育ての話をしたり、子供同士で遊んだり。
ワイワイと楽しく過ごすことが出来ました。
その後も続く協力隊BBQ
この協力隊BBQ。
私がOBとなった今でも毎年続けています。
(2020年、2021年はコロナ禍のため中止)
今は現役だけでなく、高知県内に住むOB,OGにも声を掛け現役とOB,OGとの交流の場にもなっています。
協力隊BBQを続ける理由は何か。
四万十町には現在20人弱の現役協力隊員がいます。
私が協力隊の任期が終わって4年。
着任期間が全くかぶっていない協力隊員も多くいます。
せっかく縁あって四万十町に来たのにそれはもったいないと思います。
余談ですが、今回、声を掛けた人全員が来たら何人になるのだろうと試算をしてみました。
すると、その数約100人。
四万十町地域おこし協力隊繋がりで約100人が高知県内にいるという事実はすごいのではないでしょうか。
協力隊BBQをやる際の注意点
最後に、私が協力隊BBQをやる際に気を付けているを何点か。
①自由参加
BBQの参加はあくまで自由参加です。強制、またはそれに近い形にしてし
まうと、こういったイベントに参加すること自体が苦痛になってしまいま
す。
②決めすぎない
イベントの時間、内容など決めすぎないようにしています。
会費に関しても、私がとりあえず仮払いしてあとで参加人数で割り勘する
ようにしています。
イベントの内容を決めすぎるとどこか真面目になりすぎていて面白くなく
なる感じがするからです。
③上下関係にある人を呼ばない
これを書くと語弊があるかもしれませんが、このBBQには役場の方はお呼
びしていません。
気を遣うことをしないようにするためです。
無礼講といっても雇用関係にある役場の方がいるとやはりどこかで気を使
ってしまうものです。そうしたことをなくすために基本は協力隊のみの参
加としています。
移住した者同士仲良く助け合う。
それが協力隊BBQです。
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