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忙しくていい世代なんてない

長野県庁で働いている、30代・子育て中の秋元です。
長野県庁「かえプロ」(かえるプロジェクト)を勝手に応援しつつ、理想の働き方を模索しています。コメント欄は誰でも、どんなことでも、自由に書いていただければ。

今まで「若手職員のワークライフバランス」を考える記事と、自分の世代の「仕事と育児の両立について」の記事を書きましたが、今日はすべての世代の「仕事で配慮すべきこと」をまとめてみたいと思います。

若手世代(20代)

以前にも書きましたが、若手世代は職場のヒエラルキーの最下層にいます。
経験も浅く、自分の思うように仕事ができない不満やストレスがかなりあると思います。また、職場の決定権を持つ役職者との年齢差も大きいため、ジェネレーションギャップなども生じます。この点への配慮が必要でしょう。

子育て世代(30~40代)

子育て世代というくくり方のとおり、育児について配慮する必要があります。子どもの世話を物理的にしなければならないため、仕事が優先というわけにはいきません。(ここでは夫婦のどちらか一方が育児をする(ワンオペ)ということは考えません。)

役職者世代(50~60代)

配慮すべきこととしては、親の介護が生じる方がいると思います。
また、この世代は「役職者(知識も経験もある)」なので、何か事件や事故、災害などの突発的なことが起こった際に、対応できる余力が必要だと思います。「なにか起きたら任せとけ!」って上司に言ってほしいですよね。

要は今日書きたいのは、忙しくていい世代なんてないということです。

これだけどの世代も配慮すべきことがあるのに、「業務多忙」だとなかなか配慮できないですよね。

そもそもこの記事を書こうと思ったのは、「若手世代」や「子育て世代」を配慮したら、そのしわ寄せ(あふれてしまう業務)はどこに行くのだろうと考えたからです。

どこかの世代を配慮すれば、どこかの世代にしわ寄せがいくという構図は、そもそもおかしいということですね。

※ここでは業務の「量」にだけ着目しているので、「質(重要度)」はおそらく年代が上がるにつれて増すのだと思います。

子育て世代だけは、子どもがいない方もいますが、そういう方への配慮を怠ったら、「転職」してしまうかもしれません。(子どもがいない分、転職へのハードルは低い。)
「会社に都合よく使われるのは、ごめんだ!」って思いますよね。

「世代」じゃなくて、配慮しなくていい「人」なんていないんですね。

主張しましょう、自分の「配慮」してほしいことを。

では、また!

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