私の職歴

#転職体験記

私は現在
日本企業の某大手メーカーで勤務しています
現在の会社は中途入社で
まもなく あと数年で定年を迎える所です

現在の会社の前は中小企業の
町工場で働いておりました
10代の頃は お恥ずかしい話しですが
私は町のゴロツキの様な者でしたので色々と悪行三昧で
高校を中退し 初めて職に着いたのが建設業の大工です
職人仕事をするものの
職場の環境や給与が不満で
長続きせず半年程で辞め
次に選んだのが自動車板金工
バイクや自動車が好きで
自動車整備より より職人色が濃い自動車板金を選び仕事をしてましたが
この工場が2年程で なんと倒産し無職に
次は友人の紹介のバイトでガソリンスタンドで仕事をするコトに
ガソリンスタンドでの正社員を考えましたが
ガソリンスタンドはお客様相手の営業力のいる仕事で当時の私には気性が合わず
工場でのラインの流れ作業の様な勤務の方が人とあまり接点がなくストレスが少なく良いだろうと バイトしながら転職活動
何せ学歴もコネも無い私なので
優良な企業には行けるわけもなく大手の下請けの中小企業の町工場に就職し29才まで働いていましたが親会社の社員の方と自分との待遇と給与の差を知り
同じ様な仕事をしているのに
余りに差があるコトにショックを受け また転職を考えました
当時は生涯雇用が当たり前の時代で30才が転職できるボーダーラインみたいな風潮が有り
30才になる前に生涯できる仕事をとしなければと
学歴が無ければ資格か技術あった方が良いだろう 手に職を持つ為に 技術系の仕事へ就職活動

そして某メーカーの代理店の技術職に就職できました
技術を覚えれば食いっぱぐれは無いし 万が一の時は独立開業できるだろうと
結局 職人気質の仕事に戻りました
大手メーカーとはいえ現場での仕事で機械メンテの仕事の現場での職務と云うコトもあり
環境は まさしく3K職場で技術系の職場の先輩達は 皆さん昭和の職人気質で理不尽な振る舞いの方々が多い そんな職場でした

辛抱して勤めていたら入社3年目に関係会社に吸収され 代理店くらメーカー直販店となり 
待遇もかなり良くなりましたが
ソコは吸収された側の社員
目に見えぬ身分制度の様なモノが
有り辛いコトも多々有りましたが
定年 間際まで現会社に残れております

友人の話しを聞けば私の退職金の金額は優遇されてると云われ 老後の不安も少し軽くなり 転職をして良い結果になった様です

もし私がガソリンスタンドにそのまま社員になってたら
昨今のガソリンスタンドのセルフ化や減少でとても定年まで勤務は無理でしょう
また技術資格のスキルアップの望んで転職をしてい無かったら
現在の会社の在籍もなかったでしょう
まさに転職は人生の分岐点ですね