Webライターへの道58

何か月もかけて頭をひねったWordPressの設定も完璧ではないまま、クラウドソーシングに打って出ようと考え、やっとクラウドソーシングで案件探しを始めたのだが、とても自分が出来そうにないものばかりの案件ばかり。
正直、意気消沈してしまった。
それでも毎日クラウドソーシングで案件探しを続けているが、なかなか手を出せずにいる現状。
同じ時期にサケサカマスターの元で勉強した仲間たちはどんどんライターとして成長して行っているというのに、私はスタートラインにさえ立てずにいる始末。
そのうち意気込みも消えていき、やる気がまったく起きずパソコンを開かない状態が何週間も続いている。
もちろん、会社のPCで案件探しやここに呟いたりしているが、自宅のパソコンは閉じたまま。
このままここで諦めてしまうのかなぁ～と頭の隅にチラチラ出始めていました。
しかしながら、占いなどを見ると私はこれから運気が上がるという。
それでも朝活しようと目覚ましが鳴り目を覚まし起きるのだが、しばらくボーとしてまた寝てしまうことの繰り返しが続いている。
このままでは、ライター仲間に置いていかれるどころか、師であるサケサカマスターにも捨てられるのではないかという危機感が次第に出始めてきたのだ。
そんな状態で今朝、毎朝立ち寄るセブンイレブンのオーナー女性が久しぶりに顔を見せてくれた。
癌で長い間抗がん剤治療を続けていた彼女、まだ50歳という若さ。
髪の毛は抜け落ちウイングをつけている。癌だというのに彼女には卑屈さや悲しみの表情は全くない。病気にかかる前のままでいる彼女を見てその強さに私は尊敬する感じるのです。
もし、自分が癌になったら、健康な時と同じようにふるまえるのか私には自信がない。
彼女が11月15日に手術をするらしい。
そこで先月末、彼女のためにお守りを貰いに旦那と出かけた。
埼玉県行田市にある行田八幡神社。別名封じの宮という。
難病を封じてしまうご利益があることで有名らしい。
勿論、私はそんなことは知らずに出かけた。
そこで彼女の名前を書いて御祈祷をお願いすることにしたが、肝心の彼女の名前をフルネーム知らなかった上に癌の部位がどこに出来たのかも正確に聞いていなかったのだ。
それでも、苗字だけでもいいから「癌退散」と書いて御祈祷を依頼してきた。お守りを家族に預けたので、今朝、彼女は顔を見せに来てくれたらしい。薬のせいでこの2週間むくみでパンパンなのよ・・といいながら笑って見せる彼女に私は逆に元気を貰ったような気がしました。
最後に彼女と2回ハグをして別れましたが、病人の彼女から私は頑張る元気を貰えたような気がしています。
ここまでやってきてここで諦めたら後悔しかない。
今、ひとたびここで小さな一歩でも前進しなくてはいけない。
病気の彼女が頑張っているのに健康な私がここでくじけては恥ずかしいとさえ感じたのです。
あゆみののろいカメのごとく私はまた前進することにしました。
あなたはあなたを元気にしてくれる人はいますか？
私は病気の彼女に出会えたことを感謝するとともにこの繋がりが幸せだと感じました。