見出し画像

【58歳、転職がんばる!!】 #01 現実は甘くない

『58歳、就活がんばる!!』ということで、その過程を綴り、何とか就職したので完結したわけですが、その後も地味にアカウント数が伸びていて! それは嬉しいことなので、続編ではないけど、近況報告がてらに新章として『58歳、転職がんばる!!』を始動したいと思います。ただ、更新は毎日はキツいし、週イチでも辛いので(もともと文章を書くのは苦手なもんで)、不定期ということで。

そんなこんなで6月3日(月)より、まだ試用期間とはいえ、入社したわけであります。そして、初日から「ん?」と違和感が。まぁ、そういうのは珍しくはないし、ある程度のことは覚悟していたから気にしないでいたのですが、3日目ぐらいにはパズルのピースがピタピタとはまっていくような出来事が多々あり、「この会社、ヤバいやん!」と確信になるという。現実は甘くなかった…。

雑誌編集で雇われ、入社したのに、いきなり「創刊号の反響がなければ、雑誌事業は即やめる」とナンバーツーの方のお言葉。もうね、愕然としましたよ。創刊号から反響なんて出ないでしょ! しかも、「この雑誌で2000万円の売り上げに結びつけること」と無理難題を押し付けてきた。その後、トップのお方がそれは無理だからと400万円まで下方修正したけど、今の時代、200万円でも厳しいっすよ。雑誌で売り上げを立てるなんて、夢物語なのに。

まぁまぁ、雑誌というものを分かっていない経営陣がそういうことを言うのは、3000歩ほど譲って分かる。問題は、そんな天文学的な数値を突きつけられて、社員の人たちは黙ってうなづいているってこと。これが、この会社の元凶。トップダウンで全て動いていた。もうね、「終わったな」と思いましたよ。

それだけではない! 雑誌作りを進めていても、「トップが言うには~」で全てが進んでいく。時には会社のPRページを作るための取材を終え、デザイナーさんがレイアウトまで完成させていたものを見て、「誰も文章は読まないから、もっとデザインと見出しで引きつけて!」とのダメ出しが。何回かやり直した挙句、ただの自社広告に差し代わるという。それも入稿日ギリギリで…。

そんな愚痴り出したらキリがない会社でした。今時、夏季休暇がなく、年末年始の休みも数年前にできたらしいし…。なかなかなブラック?

だからって、再び就活をするのかと。あの不採用通知のラッシュにメンタルが耐えられるのかと。この年齢で採用してもらっているのだから、この会社にしがみつくのが正解じゃないかと考えてしまったりも。

なので、只今、絶賛思案中でございます…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?