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病んだ時の話

私は学生時代昔少しだけ病んでいた
何も変哲もない日々、何の生産性のない毎日、ほぼナニーで始まりナニーで終わる一日そして終わった後の無力感、自分の不甲斐なさ
ほぼ生きてるから死んでるかわからない毎日だった。サークルや部活にも入らずただ学校に行って帰ってくるそんな毎日だった
友達は居たが心のどこかで距離を置いていた
別に嫌いだったわけでじゃない
むしろ向こうは私の心配をしてくれたりしてくれるのだが何故か関わりたくなかった
そんなある日親戚から連絡が来た
何か見てみると金を貸してくれないかと言うメールだった
何故万年金欠の私に金を貸して欲しいのか私は疑問を感じずにはいられなかった
しかしここで返信を返すとめんどうなことになるのでやめておいた。
その日はそのまま寝た
起きた翌日 朝だった
スマホを見てみると友達からのラインだった
そいつからのラインは珍しいなと思い見てみると
そいつはどうやら近くのチェーン店で会計時に金が足りないのを気づいたらしく私にラインをしたらしい
私は急いでそいつがいる店へ向かった
来る途中犬に吠えられ、よくわからん集団に絡まれたが得意のボディーブローで蹴散らした
店に着く頃にはもう昼の一時を回っていた
どうやら間に合わなかったらしい
店員に話しかけあいつのことを聞いてみると幽閉されているらしい
私は何事かと思い店員に得意の右ボディーブローを打つと試みるも店員は俊敏な動きで私の背後を取った。私はコイツには勝てないと思い降参を試みるも店員の蹴りが私の股間に炸裂した
そして、店員は言ったお前の友人を返して欲しければ地下格闘技上の大会で優勝するんだとそう聞かれて私は地下へ向かった

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