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先生が黒板にメッセージを書くときって、何かあったときだよね…

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

「先生が黒板にメッセージを書くときって、何かあったときだよね…。」

昔、担任していた子どもたちに言われた言葉です。

若い頃から、子どもたちにメッセージを伝えたいときは、朝に黒板にメッセージ書いていました。子ども達が朝に黒板を見て、メッセージを心に留め、1日を大切に過ごしてほしいなと思って。

そんな想いだったので、この言葉はショックでした…。

黒板へのメッセージがマイナス…

例えば、事故の話…。全国ニュースになったような子どもの事故(実験の失敗や交通事故など)があった時、気を付けて欲しいというメッセージを書く…

例えば、行事への取り組みの話…。「これでいいのか?」「みんなならもっとできるはず!」はっぱをかけるメッセージを書く…。

思い出してみると、全てマイナス…。

「〜〜しないように頑張ろう!」ばかりではモチベーションは上がらない!

以前の職場で校長先生がいつも新聞記事の切り抜きをコピーしてくれていました。けっこう定期的に職員室の机においてあるのですが、内容は不祥事の切り抜きばかり…。立場上仕方ないとは思うんですが…。なんか置かれるたびにげんなり…。

あっ!子どもたちはこういう気持ちだったんだ!

それ以来、朝のメッセージをガラリと変えました。内容は…
◯昨日の頑張りを全体に広げるメッセージ
◯今日の記念日から話題を広げて、頑張ってほしいメッセージにつなげる
◯行事やイベントと絡めて前向きになれるメッセージ

「〜〜しないように頑張ろう!」から「〜〜できるように挑戦してみよう!」へ!

子どもたちに前向きに頑張る姿を求めるなら、先生のメッセージも前向きに頑張れるメッセージを贈らないといけないですよね。

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