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罰ゲームにすると、マイナスなイメージになる…

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

取り組みにゲーム的な要素を入れるだけで、子どもの反応って変わりますよね。普通の活動でも勝負になって、さらに罰ゲームがかかってくると燃えてきますよね。体育の準備運動でもよくゲーム的な要素を取り入れるのですが、気を付けないと罰ゲームにしたものは、罰(嫌なこと)になってしまうよという話。

罰としてグラウンド100周!

なぜグラウンドを走ることが罰なんでしょうか?最近は、ランニングブームで、街中を走っている人も多く見かけますよね。スポーツジムでも、ダイエットのために一生懸命走っている人を見かけます。私も走ることが好きですが、なかなか子どものお世話で走る時間が取れません。思い切り走れるって贅沢なことです。でも、嫌いな人も多いですよね。それは、きついこともありますが、「走ることが罰として定着している」ということがあるのではないでしょうか?漢字練習なんかもそうですよね。本当は前向きな行為のはずなのに、「間違えたら罰として、10回書かされる」となったら、漢字練習=やらされる嫌なものになってしまいますよね。

体育の準備運動で…

私は体育の準備運動でじゃんけんを取り入れます。体力を高める運動や主運動つながる動きの練習をただやると単調になりがち。そこでゲーム要素を入れます。じゃんけんの結果で、例えばどちらかが馬跳びをする。馬跳びをする方は、じゃんけんに勝ったほうでしょうか?負けたほうでしょうか?私は「勝ったほうが馬跳びできる!」にしています。そうしたら、馬跳びは勝たないとできない特別なものになりますよね。これが逆なら「うわー、負けた。馬跳びやらなきゃ…」やらされるものになってしまいます。

ちょっと話は変わりますが…

だめなことをしてしまった時…。アメリカでは、自由を奪うために自宅謹慎にする。日本では今は逆に自由にしていいと外に出す。文化の違いって面白いですよね。

ゲーム的な要素を入れるには、検討が必要!

何気なくやっていると罰ゲームが子どもの「嫌い…」を生み出しているかも。気を付けたいですね。

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