全ての読者に読まれなくても。
この言葉は20代で得た知見という本の裏表紙に書かれていたもの。
カバーを外さないと読まれないこの言葉に、読者への想いが感じられる。
今回は、本のカバーや裏表紙について綴る。
ひとたび書店に入ると、いろいろな個性が光る本に出会う。
例えば〈推し、燃ゆ〉のような“色”で魅せる本。
また、“写真”や“イラスト”で魅せる本。
色や写真などの他に手触りの違いもある。
表面がツルツルしていたり、反対にでこぼこざらざらしているものまで。
本によって個性があるのは、人間と同じように思える。
カバーが読者に向けての“顔”となる。
本の内容は時間をかけなければ分からないところが人間らしい。
裏表紙にはまれに文字やイラストが描かれている。本を購入した際には一度カバーを外して著者の想いを感じてみてはどうだろうか。
次回は、〈日記、30日間続けてみた〉
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