母の日

画像1 新しいことを始める時、えいやっ!と飛び込んでいく勢いは大事かもしれない。一度走り出せば、後戻りできない性格を活かして、できることをこつこつと。とりあえずやってみると決めた5月。
画像2 この選択が正解なのか迷ってしまう時もあるけれど、行動することで開ける未来を信じたい。楽しみを見つけながら、好きなことを私の強さにしたい。
画像3 初夏のような気候で、色々な命も動き出すいい季節。隙間時間を有効に使いたくて、以前から興味があった農業の分野でお手伝いさせてもらうことが決まった。
画像4 今の仕事も大好きな分野で、色々なことを吸収しながら、焦らず私らしく生きていけるといいなと思う。
画像5 数年前、母が突然入院することになった。その日を境に、母の代わりにやるべきことは山のように増えていく。祖父の介護、自営業の事務関連、当時病で辛い状態にあった家族のサポート、親族の手伝い。母の抱えていたその仕事量の多さと苦労に、今更気付く情けなさ。自分の家族との生活もあり、家事と育児をストップするわけにもいかず、とにかく突き進むしかなかった。いつも気持ちに余裕がもてなかった。先の見えない暗がりで、ずっと出口を探しているような感覚。何もできていない今の自分は、だめなんじゃないかな。弱気な私が、時々顔を出す。
画像6 振り返ると、いろんなことを乗り越えてここまできたな。私なりに、出来ることは一生懸命やった。これからは、自分と自分の家族のために生きていくタイミングがやってきたと思っている。実際に経験をしないとわからないことが、この世の中には溢れている。
画像7 最近の祖父は、少しずつ活力がなくなり口をつぐむ場面も増えている。でも、生きてくれていたらまた話せる。おじいちゃん、戦争を乗り越えてお母さんを育ててくれてありがとう。お母さん、いつも見守り大切に想っていてくれてありがとう。おっちょこちょいで、まるでサザエさんのようなその明るさに、何度も救われました。母の日、子どもから手紙をもらって、こんなに幸せな気持ちになれるのも、あなたがいたからです。母がnoteを読むことはないだろうけど。お母さん、ありがとう。おじいちゃん、長生きしてね。忘れたくない、今の気持ち。

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