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初めての子連れ海外旅行

全ての嫌なことを忘れるため、閉店セールが落ち着いた頃グアム旅行に行くことにした。2人の共通点が海外旅行好きというのは本当に良かった。

海外の場合は子供が2歳までだったら、無料なので2人分の旅行代だけでいいのは助かった。

グアムを選んだ理由は、3時間ちょっとで着くことと、時差が1時間で、娘も無理なくいけるだろうと考えて決めた。本当はハワイにパーッと行きたかったけれど、まだ自信がなかった。

初めての海外旅行で、行きの飛行機は少し心配したが、5ヶ月からママ友と飛行機で旅行したり、温泉に行ったり、世の幼児よりは旅慣れしてるのか、終始大人しく過ごしていた。

グアムでは、繁華街ど真ん中のホテルを予約した。
プライベートビーチのあるグアムでは有名なホテルだった。

まずは食事と思いレストランに行く、娘に何が食べたいというと、チュル=ラーメンだった。グアムに来たのに、中華料理を食べる。私は、肉肉しいのは苦手なので、まあいっかと思えたが、大吾はなんでーと言っていた。娘はファーストなので仕方ない。初日にして、日本の有名な中華料理の海外出店店に行くことになる。

南国に来たからには海にプール。娘に張り切って可愛いビキニをかっていざプールに行くと、娘が思っていた以上にに水を怖がって、全く入れなかった。ならば、ビーチと思ったが、それも怖がり波打ち際さえ行けなかった。

大吾に抱っこされ引きつった笑顔の可愛い写真を見るたびにそれを思い出す。その時何故か大吾は金髪だった、ハーフ顔が、金髪にして、遺伝子を最大限に受け継いだ目がクリクリの娘を抱いた写真はとても可愛かった。

海も、プールもダメとなった娘を遊ばせるために、ホテルのキッズルームに行った。そこに外国人の兄弟二人組がいた。娘はその子達と仲良く遊んでいた。英語しか話せない5.6歳の子が、1歳半くらいの娘を可愛がってくれていた。

アクティブママ友会のおかげで英会話を習っているせいか、とても懐いて遊んでいたので、微笑ましく思っていたら、急に5.6歳の女の子から、英語で「あなたのベビーはとてもわがまま、もう遊びたくない」的な事を言われた。

はっきりと自己表現するところは、小さい頃から身についてるんだなと感心した。「sorry」と言ってその場を後にし、一泊目を終えた。

2日目は、朝からバスに乗って郊外に行った。
グアムは郊外に行くと本当に田舎町だった。
ハワイのように、観光スポットがあちこちないので、レンタカーを借りなくてもバスを使えば、一通り目的地に行けた。

郊外のモールで、買い物をしたり、食事をしたりしたが、ハワイほどはショッピング熱は盛り上がらなかった。
最終日は、ビーチや、繁華街でショッピングをして過ごした。

食事面では、娘ファーストで、海外気分を満喫できなかったが、南国の雰囲気を堪能するには近場で良かった。

直前に逮捕だったり、不妊治療の失敗だったり、色々な事が起きたけれど、非日常を過ごす事で少しリフレッシュできた。
気持ちのリセットをするため、家族旅行に行っていたので、カメラロールには、家族旅行の写真が人一倍残っている。

娘の最初の海外旅行のグアムが、10数年後、家族の最後の海外旅行になるとは、その時は思わなかった。

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