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マタニティーヨガ

安定期になったらすぐにマタニティースクールに通おうと思っていたが、妊婦と仕事との両立は予想外に辛く、産休になるまで結局行けなかった。

産休に入りすぐにマタニティーヨガに通い始めた。
安定期になってから始めた妊婦さんたちは大きなお腹になっても手慣れた様子で、ヨガを楽しんでいた。

病院のヨガは妊婦向けにしては、結構本格的で、妊婦なのに肩立ちのポーズや、逆転のポーズ、逆立ちまでしていて、ヨガ初心者の私はついて行くのに必死だったけれど、意外と性に合っていたのか、毎週行くのが楽しみになっていた。

その中に、同じ12月出産予定の妊婦が何人かいた。
シャキシャキしている斉藤さん、おっとりして可愛い北村さん、少し年上なのか落ち着いた上山さん、その3人とヨガの後お茶をしたりランチをする仲になった。

3人ともはじめての出産という事もあって、はじめてのママ友だった。こんなに気が合う友達と大人になっても出来るんだなという程、出産までの2ヶ月を楽しく過ごすことが出来た。

不妊治療をしなければならない時や、流産した時は、奈落の底に突き落とされたような気持ちだった。
兄弟をまた作るにも同じ過程を辿る事になり、辛い事もまた待っている。

その都度乗り越えられたのは、やっぱり友人のおかげだった。このマタニティーヨガで、またかけがえのない友達を作れたことは本当に良かった。

この友達と共に育児をして行く中で、英才教育の基盤になる知識も身につけた。このヨガで3人に会わなかったら、今の子供達の進路も変わってたのではないかと思う。

三つ子の魂百までとはよく言ったもので、早期英才教育の必要性はやっぱりあるのかもしれない。



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