28歳。時間ってかけがえがないと感じた話。

実家に帰省するタイミングは
数ヶ月に1回だろうか。

比較的遠くはないので土日で帰れる。

今回の帰省はお彼岸を兼ねてのものだったが、いつもとは違うことが起こった。

父方と母方の祖母同士の再会。

私が中学生のときの合唱コンクール以来。
当時は母と祖母2人が見に来てくれていた。

その日から実に15年ぶりだろうか。

78歳と89歳。

目が見えにくくなったり、
脚が痛かったりはするけれど、
BTSにときめいたり、
買い物に1人で行ったりパワフルだ。

久しぶりに会った2人は、
お互いが元気に過ごせていることに対して
とても安心した様子で私も嬉しくなった。

同じ県内にいるのに、
15年間、全く会わなかったから
感動の再会に感じた。

毎日を過ごしていくと、
心には想っているのに
会わない人が増えていく。

いつか会おうがいつまでも来なくなる。

絶対に会えないわけじゃない。

「また会おう!」って話してるときは、
決して社交辞令ではないのに。

今回の祖母同士の再会は、
車を出してくれた父。
「2人を会わそう!」と提案した母。

昨日そんな会話を家族でしなかったら
2人は一生再会を果たせていなかったかも。

時間って、
気がついたらあっという間に過ぎている。

だから、
会えるうちに。
会いたいうちに。
気になるならば。
気が向くならば。

その人と再会するかけがえのない時間に
私もしてゆきたいなぁ。
と、そんな風に感じた3連休の真ん中だった。

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