自己最速で読了した本

「お探し物は図書室まで」(青山美智子)

数カ月に一度訪れる私の読書欲。

本の虫になりきれない私は、どうしても本を読むのが遅い。

今回は驚いた。
なんとこの本は2日で読了ができた...!

読みやすい。
面白い。
親しみやすい。
伏線も分かりやすい。
出てくるお菓子がおいしそう。

私のストライクゾーンを満たしてくれた本だ!

この本との出会いは、あらゆる場面で紹介されていたり目にすることが多く「私この本に呼ばれているのかも...!」と自己中心的な考えがきっかけだった。

読み終えて私の心に残ったのは「みんなも同じ悩みを持っているんだ。」という安堵感だった。

ここでは、心が動いた言葉を残しておきたい。

あの会社や、あそこで頑張っている人を否定する気はないんだ。ちゃんと自分をコントロールできればああいうやり方が合ってるひとも仕事漬けになることに充実感を得る人もいるんだと思う。ただ俺は、違ったってこと。

何度も心で描いてきた感情だった

世界は信用で回ってる。

当たり前なのに忘れがちなことだ…

(書店員さんの言葉)
作る人がいるだけじゃ、だめなのよ。手渡す人がいなきゃ。一冊の本が出来上がるところから読者の元に行くまでの間に、いったいどれだけ多くの人が関わってると思う?私もその一部なんだって、そこには誇りを持ってる。

どんな仕事にも家事にも通ずる言葉だ


この本には他にも心が動くシーンや感情があった。

仕事や家庭やこれからの未来に悩むことこそが、人生であり日常なんだと思わせてくれた本。

本っておもしろい。

しばらくは本の虫になりそうだ。



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