見出し画像

詩『ESP予測で人を賭け事した人の話』

 誰かが始めたイカサマゲーム。
    乗せられた人はたまったものじゃない。

 オッズは狂い、見境なし。
          誰が悪いか、何が悪いか。

 何も知らないまま一人思う。
         自分は馬なのではないかと。

 騎手と胴元はただ稼ぐ。
        見せ物になった人は疲弊する。

 いつ終わるかと、
       死ぬまでかと、馬車馬にされる。

 家畜を見る目で人を見るのか、
  そんなはずはないが、場の空気は狂わせる。

 こき下ろされて泡を食って
          身体を壊して泣き寝入り。

 呟かれたのは友の罵倒の声
         聞かされるのは悪態ばかり。

 悪く考えるしかできなければ
         皺寄せは責任者へと向かう。

    ただそれだけの話、推測の話。

   だって何を守ればいい?信頼か?

    皆を守らずしてなんとする。

  群衆の檄は有耶無耶になって、皆迷子。

   こんなバカなことを始めたのは誰か。

 結論:何も知らないまま何者かに利用されていて、進学も就職も友達も愛も恋もズタボロにされた。救いはない。それが、それだけが現実。
 嘘に包まれて今日も泣き寝入り。神も仏も死ぬことばかり。うんざりする。生の喜びはないのか。俺は人生を台無しにされて生きてきた。誰も悪くはないらしい。強いて言えば俺が悪いのだと。誰も救ってくれないで、幻覚幻聴。はい終わり。そんなのあんまりじゃないか。愚痴を吐いたら切り替えられるんだ。八つ当たりされるのに、利用されて生きてるのに、なんにもしちゃいけないなんて不条理だ。そのうち全部背負わされて、何にもなくなるのがオチだ。だってそうだろう?現実を見てくれよ。

よろしければサポートお願いします。 僕の活動費に使わせていただきます😊!