すぐに効く酔いさまし法
酔い覚ましにピッタリの飲み物をピックアップ!二日酔い対策として、当日に摂取しても効果的なコンビニで買える飲み物や、二日酔いに効く食べ物もあわせてご紹介します。お酒の席は楽しいものの「お酒を飲み過ぎた…」「思ったより酔ってしまった…」「二日酔いがつらい…」など不快な症状に悩まされてしまうことはありませんか?そこで今回は、飲む前にできる対策や、飲んだ当日でも酔い覚ましに効果的な飲み物や食べ物を紹介します。二日酔いの治し方を覚えておくと、もしものときに便利ですよ。
■そもそも二日酔いってどういうもの?
お酒を飲んだ翌日、頭が痛かったり、吐き気や気持ち悪さがあったりだと辛いですよね。そもそも二日酔いとはどんな状態のことをさすのでしょうか。
・二日酔いとは
二日酔いの症状として一般的に挙げられるのが、頭痛、吐き気や胃痛などの胃腸症状、体の疲労感などの睡眠、感覚、認知の障害、鬱気分などの不快症状です。人によっては他にも症状が現れることがありますが、実は二日酔いについてのハッキリとした定義や診断基準はなく、いまだ未知な部分が多い現象なんです。
・二日酔いが起こる原因
科学者でも謎な部分が多い二日酔いの原因は、アルコールを処理することで知られる肝臓が処理能力をオーバーしたことが原因と考えられています。肝臓でアルコールを分解すると「アセトアルデヒド」という体にとっては毒性のある物質が生成されます。肝臓内でさらにこのアセトアルデヒドを分解することで、体に無害な酢酸と水にするのですが、アセトアルデヒドが分解しきれず血中に溶け出してしまうと、その毒性で数々の不快症状を感じてしまうのです。
・二日酔いには個人差がある!
一般的な成人がビール中瓶1本約500mlのアルコールを処理するのにかかる時間は、4時間といわれています。しかしアルコールを処理するのにそれ以上に時間がかかる人もいるので、二日酔いが現れるのには個人差があります。ビール用コップ1杯程度の少量の飲酒で顔が真っ赤になったり、動悸が起きたりといったフラッシング反応が出やすい人は、比較的二日酔い症状が現れやすいというデータもあるので、飲むときには注意したいですね。
■二日酔いを解消するためにできること!ポイントは分解と排出
二日酔いの解消にはアルコールの分解と体外への排出の促進がポイントです。酔いを覚ます方法としてすぐにできるのは、水や市販のドリンク剤などの水分をとることと、食べ物で分解に必要な糖分を摂取すること。肝臓の分解能力を促進し、水分で体外への排出を促します。迎え酒などさらにアルコールを摂取すると、本末転倒なので絶対しないでくださいね。
ここからは、飲む前に行える対策や、二日酔い対策・酔い覚ましに効果のある飲み物や食べ物をご紹介します。
■お酒を飲む前に!おすすめの二日酔い対策
酔いを覚ますには時間がかかりますが、事前に二日酔いの対策として、お酒を飲む当日にできることもありますよ。
・自分の体調を把握しておく
人それぞれ肝臓のアルコール処理能力によって、お酒の適量は違います。体調不良のときや薬を服用しているときには肝臓の処理能力にも影響が出やすくなります。
・先に水分や軽い食事を摂取
アルコールは胃や腸でも吸収されますが、胃のアルコール吸収力は10%~20%とあまり高くありません。残りのアルコールは腸にすぐ送られますが、先に食事や物を摂取しておくと、胃が物を溜めようとするためアルコールも胃にとどまり、腸で吸収する時間を遅らせることができます。すきっぱらにお酒が入るのを防ぎましょう。
・栄養ドリンクやサプリを飲む
酔い覚ましとして、事前に栄養ドリンクやビタミン剤などの飲み物やサプリを摂取しておくことは、当日の胃の保護や肝臓の働きのサポートとして二日酔い対策になります。酔い覚ましの飲み物によく使われるウコンやしじみ成分には、肝臓障害を改善したり肝臓の解毒作用を促進したりする効果がありますよ。
・ヨーグルト・チーズなどの乳製品を食べる
胃の粘膜を保護してアルコールの吸収を穏やかにするという意味では、牛乳やチーズ、ヨーグルト、牛乳などの乳製品を摂取しておくこともおすすめです。乳製品には胃の保護の他、肝機能を高めてアルコールの処理を促進する効果も期待できます。
■酔いを覚ます方法!二日酔いに効く【飲み物】6選
酔いを覚ます方法で手軽に手軽に実践できるのが飲み物を摂取することです。
・【水】まず飲むべき!常温の水や白湯がおすすめ
アルコールには利尿作用があるので、水分の摂取は二日酔いだけでなく脱水症状を引き起こさないためにも大切です。冷たい水よりも常温の水や白湯を飲むと、胃に負担がかかりにくいですよ。
・【麦茶】失われたミネラル成分を補給!
麦茶は飲酒で失われたミネラルを補給するのに役立ちます。ノンカフェインのため、カフェインを気にすることなくたくさん飲めるのもポイントです。
・【野菜ジュース・果汁100%ジュース】効果抜群!
野菜ジュースや果汁100%ジュースは飲酒で失われたビタミンやミネラルの補給におすすめです。特にオレンジジュースは酔い覚ましのドリンクの中でも効果が最強クラス。オレンジジュースは水に比べて30%もアルコール分解を促進する効果があるんですよ。デザートとしてオレンジをそのまま食べるのも効果◎です。
・【炭酸ドリンク】胃の気持ち悪さを解消
酔い覚ましの飲み物として意外と思われるのが炭酸ドリンクです。飲んだときのシュワシュワ感が胃の不快感を解消させてくれます。酔いを覚ます方法として、炭酸ドリンクは気持ち悪いときの救世主になってくれるかもしれませんね。
・【スポーツドリンク】脱水の改善にピッタリ!
スポーツドリンクは、脱水症状を回復させるための水分・糖分・ミネラルといった栄養を摂取するにはピッタリの飲み物です。水分を体が吸収しやすいように作られているので、酔い覚ましの飲み物として当日1本用意しておくと安心ですね。
・【コーヒー】カフェインは頭痛の軽減に効く!
コーヒーに含まれるカフェインには血管収縮作用があり、アセトアルデヒドによって拡張された血管を収縮させ、頭痛を軽減するのに効果的です。摂りすぎると胃を傷めるため、ミルクたっぷりのカフェオレなどにして摂取するのがおすすめですよ。
■酔いを覚ます方法!二日酔いに効く【食べ物】6選
酔い覚ましに飲み物を当日買って飲むのも良いですが、食べ物にも酔いを覚ます効果が期待されるものがたくさんありますよ。
・【梅干し】クエン酸が二日酔いの症状軽減に◎
梅干しに含まれるクエン酸は、二日酔いによる食欲不振の改善や、だるさの回復に効果的です。コンビニには個包装の梅干しがある他、カリカリ梅も販売されているので、鞄に忍ばせておくのも良いですね。
・【果物】糖分とビタミンCで分解促進!
果物には糖分やビタミンCが含まれており、アルコールの処理機能を活性化させることに有効です。特にバナナはカリウムが豊富なことで知られており、カリウムには利尿作用の改善に効果的なので二日酔いの方にはおすすめで立ちます。ノンカフェインのため、カフェインを気にすることなくたくさん飲めるのもポイントです。
・【しじみの味噌汁】オルニチンがポイント
二日酔いの定番として知られるしじみの味噌汁。
みその塩分や大豆タンパク、ミネラルが摂取できるだけでなく、しじみに含まれるオルニチンという成分が肝臓の機能を高めることに効果抜群です。温かい味噌汁は胃に負担もかかりにくく、水分補給としても利用できます。
・【ヨーグルト】荒れた胃をいたわる
ヨーグルトに期待されるのは、胃腸をいたわる効果です。お酒を飲んだ後は胃が荒れてムカムカしたり吐き気をもよおしたりと胃もダメージを受けています。ヨーグルトで胃をいたわる他に、ヨーグルトに含まれるタンパク質も二日酔いには効きますよ。
・【ラムネ】アルコール分解のエネルギーに!
酔い覚ましに効果的で意外な食べ物なのがラムネです。ブドウ糖が豊富に含まれているので、アルコール分解の際のエネルギーになります。ラムネは個包装で長期間保存の効く物が多いので、持ち歩きに便利。
・【豆腐】そのまま食べれるのが魅力
豆腐は大豆から作られているためアミノ酸が豊富です。しかも調理してもそのままでも食べれるので、お酒に酔った状態でも手軽に摂取することができます。豆乳もおなじ効果が期待でき、たんぱくな味が口の中をスッキリさせてくれる効果もありますよ。
【コンビニ】で買える!二日酔いにおすすめの商品を紹介していきます
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