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【読書記録】ひろさちや『「がんばらない」人生相談』【あるがまま】

高校生の頃、漠然と「どうして私は生きているのだろう」と急に鬱のような状態になったことがあります。
毎日学校に行って、大学入学を目指して定期的に模試があり、宿題があり…。
そんな日々に、「何のために生きてるんだろう」とモヤモヤしていたのかもしれません。


そんな高校生の頃から10年以上の歳月が経ち、今の私としては「生まれたから生きている、それだけ」という結論になりました。
「何かのために」「誰かのために」生きるのは、私には荷が重すぎると思ったのです。
現状、日々生きるのに精神的には精一杯です。
大人になれば色々なことが分かると思っていましたが、結局身体ばかり年をとっている気がします。

この本を高校生の自分に送れば、少し気持ちが軽くなったかもしれません。
「そんなお気楽な…」と思ったかもしれません。
ただ、人生を重ねた先輩の話を聞いてみるのもいいんじゃないかと今の私は思います。


以下、心に残った部分を引用します。

 人間にはみんな欠点があるのです。欠点のない人間なんていませんよ。
 そこで、わたしたちは、欠点というものを個性と考えるとよいと思います。個性は英語で”パーソナリティー”と言います。その人らしさです。

p.34

 ――人間が何のために生きているのか、そのような人生の目的だとか、人生の意味といったものはない――
 ということです。人生には目的も意味もありません。それが正しい答えなんです。

p.45

 世間のものさしは、人間の価値までも測ります。
 けれども、そこで測られる価値は、世間が勝手に決めた「人間の有用性」です。この人間は、この仕事にどれだけ役に立つか。その「役に立つ」度合を測るのが世間のものさしです。

p.139~140

 わたしは、病気になれば、病気を友だちとして仲良く付き合えばよいと思っています。カゼを引いたら、カゼと友だちになるのです。カゼを敵として、こんなカゼなんかに負けるものかとがんばると、カゼのほうでも自分が嫌われているものですから、人間に意地悪をするでしょう。それよりはカゼと友だちになって、ゆったりカゼと付き合っていれば、きっとカゼのほうから「さよなら。あとは元気にやってね」と言ってくれるでしょう。それが病気との上手な付き合い方です。
(中略)
 人間にはみんな欠点があります。世間のものさしだけを使っている人は、その欠点を克服しないといけないと考えます。そうすると、じめじめ、じくじくした生き方になってしまいます。
 われわれは魔法のものさしをもっています。その魔法のものさしを使って、自分の欠点を個性だと考え、その個性と友だちになって生きましょう。つまり、「南無そのまんま・そのまんま」で、個性のままに生きるのです。そうしたほうが、楽しい人生を送ることができます。

p.162~164


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