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【読書記録】ひすいこたろう・柴田エリー『絶望は神さまからの贈りもの』【夜明け前がいちばん暗い】

ひすいこたろうさんの本はこれまでも何冊か読んでいます。
どの本も読むと心が温かくなる内容で、ほっこりします。


ひすいさんの本では著名人の生き方、名言が多く取り上げられています。
成功者といわれる人は、往々にして挑戦と苦労をしていることがわかります。
挑戦なくして成功なし。
それを忘れず、自分の人生も踏み出したいです。


以下、心に残った部分を引用します。

 このように、偉人ほど不幸に見舞われ、ピンチの連続だったことがわかります。
 天に見込まれた人ほど、いろいろ起きるんです。
 なぜなら、その方が成長するからです。
 心は「喜び」を求めますが、魂は「成長」を求めているんです。
 心は「安定」を求めますが、魂は「変化」を求めています。
 不幸、逆境、困難、トラブル、ピンチは魂にとっては、ウェルカムなんです。
 困難こそ、魂の成長を誘う、天からのギフトだからです。(中略)
 もう前には進めない、右にも左にも後ろにも逃げ道はない。そんなふうに行き詰まったときこそ、ひとつ上の次元にジャンプするしかなくなるからです。

p.3~4

 まずは、いま、やれることを全部紙に書き出してトイレに貼り出すんです。そして、ひとつひとつやっていく。一度でいいから、もうダメだというところまで、やりきってみよう。もうダメだと思う、その3センチ先で、天使は君に手を差し伸べて待っています。

p.22

「本当に大事なことは、ほとんどいつも思いがけなく起こるもんだ。夢に見てた好機、成功、愛……そんなものがいつ訪れるかなんて、誰にも分からないものさ。でも、準備して油断せずに気を配ってなきゃいけない。そういった流れは、普通、二度は現れないからさ」

p.55~56

 意味なくやっていたものほど、実は自分の血となり肉になっている。
 意味なくやる。これほど純粋な動機はありません。本当に好きなものって、そこに目的がない。理由もない。ただやってるだけ。でも、人生って、ムダなものほどムダじゃなかったりする。だからこそ意味がないことでも、バカなことでも、本気でやらないとダメなんです。本気でやれば、なんだってそこが運命の扉になるのです。
 そして、きっかけはいつだって、ひょんなことから開けていくことを忘れないでください。

p.80

 失敗は発見なんです。失敗は発明なんです。

p.120

「君が落ち込む気持ちもわからんでもないが、人生はね、一寸先は光だよ。いいね、途中でやめちゃったら終わりだよ」

p.212

 僕らは100年後、この地球にいません。
 つまり、得たものは、すべて手放す日がきます。昨日得たものも、明日得るものもすべて手放す日がきます。
 そう考えると、何かを得ることが人生ではないことがわかります。
 後悔なく、思いきり生きること。それが人生です。
 あの世に持って行けるのはただひとつ。本気で生きた思い出だけです。

p.224

 ここで、お伝えしたいこと。
 それは、あなたのいま抱えている悩みや不安は、未来の誰かの希望を生みだすためにあるんだということです。どうすれば明るく楽しく生きられるんだろうって、僕はずっと悩み続けてきました。それは、あなたのハートに明るさをともすためだったのです。
 悩むのは、未来に出会う、誰かのハートに灯りをともすためなんです。
 この本を通してわかったはずです。
 悩み、逆境、葛藤、不幸、自分の前に立ちふさがるかのように見えた「壁」は、誰かの希望となるための最高の「扉」であったことに。

p.244~245



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