見出し画像

暇だったので、10日間かけて北海道1周旅に出掛けたら、人生が180度変わった話

どうも、しょうです。

僕は、突然、衝動的に行動をする時があります。

例えば、

・英語を話せないのに、初めての海外旅行をバック1個でニュージーランドに行ったり、
(1人で初バックパッカー)

・年末年始が連休だったため、お正月に1人でアメリカに行って、ロサンゼルス・ラスベガス・サンフランシスコで、NBAやシルク・ドゥ・ソレイユを見に行ったり、
(周りが日本人のカップルや家族で気まずかった)

・17時から宮古島をバイクで一周したり、
(3時間で一周できた)

・沖縄旅行でやることがなかったので、人間が行ける最南端の島である波照間島に行ったり、
(海がとてもキレイだった)

・土日やることがなかったので1人で佐渡島に行ったり、
(海鮮丼がうまかった)

・突然、後輩を誘って栃木にスカイダイビングをしたり、
(初めて◯を覚悟しました)

・ノリで新潟県まで20kmのスパルタンレースに出場したり、
(障害物の長距離走)

・山に一人で走りに行ったり、
(スマホの充電が無くなって迷子になりかけました)

・沖縄の海でスキューバダイビングをやったり、
(神秘的だった)

・東南アジア旅でタイに行ったらゲイに抱きつかれまくったり、
(……….笑)

と色々やりました。

その中で、最も印象的だったのが26歳の時に、10月の北海道を1周ドライブしたこと。

その時は、8年間勤めた警察官をノリで辞めてしまって、「自分の力で稼いでいく!」と燃えていました。

でも、実際、辞めて地元の山形県に戻ったときに、「何をすればいいんだ?」「そもそも、ビジネスって何?」「どうやって、自分で稼いでいけばいいの?」という状態に。

普通にアホですが、何も調べずに本当に勢いで辞めました…

公務員だったので、どうやってお客さんからお金を頂くのか分かりません。

「詰んだ…」そんな状態でした。

現実逃避で、財布とスマホ、充電器を持って、1人で車を走らせて、自宅から5分のところにあるラーメン屋で昼飯を食べることに。

食べ終わった後に、また現実に戻されます。

警察官を辞めて1ヶ月ぐらいですが、いまだにビジネスプランなんて思いつかず、フラフラしている状態。

お金も徐々に無くなっていきます。

ましてや、1人で商売をするなんてイメージも湧きませんでした。

どうしよう…. どうしたらいいんだ… そんな焦りが生まれていました。

しかし、そんな現実から逃げるように、「プチ旅行しよう」と変な理由を付けて、そのまま車で北方面に走らせていきます。

山形県から出発して、秋田駅に着いて、さらに北上して、気づいたら青森県の津軽海峡まで来ました。

昼の12時に山形県を出発して、青森県に着いたのが24時。

現実逃避のため、12時間まるまる運転していたのです。

すると、青函フェリー青森フェリーターミナルという所に、偶然着いたので、「ちょっと寄ってみるか」ということで建物の中へ。

すると、偶然にもフェリーが深夜2時に函館方向へ出発する船がありました。

「いま24時だから2時間後か…、ん〜、函館で海鮮丼食べて帰るか!」ということで、2時発のフェリーで函館に向かうことに。

フェリーは、初めてだったので少しワクワク。

少し疲れがあったので、フェリーで仮眠をして、5時50分に函館に到着。

「うおぉーー!ここが函館かー!」と初めての函館だったので、興奮しました。

「築地に行こー」ということで、「函館朝市 どんぶり横丁市場」という場所へ。

海鮮丼を2杯食べて、車に戻りました。

そこで、急に現実に戻されてしまいます。

僕は、現実と向き合いたくなかったので、「ここで帰るのは、もったいないから、せっかくだから北海道を一周しよー♫」ということで、海沿いを反時計周りで進むことに。

その時は、北海道の広さをバカにしていたので、「3日ぐらいあれば北海道1周できるでしょ!」と思っていました。

何度も言いますが、本当にアホです。

1日目は、函館から海沿いを進めて、「道の駅 サラブレッドロード新冠」という所で車中泊をしました。

「え?一日でこれしか進まなかったの?」と驚き。

北海道は普通にでかい。

そして、これまた少し舐めていたのですが、夜の北海道はクッソ寒いです。

-1℃まで下がります。まだ、10月なのに。

ちなみに、東京の10月は、平均気温で高くて22℃、低くて15℃。

北海道恐るべし。

持ち物は、財布とスマホ、充電器の3つしかなく服も薄着。

さらに、道の駅なのでアイドリング禁止なので暖房を付けれず。

仕方なく、「さみー、さみー」と言いながら一夜を過ごしました。

ほとんど眠れず。

で、2日目、目的地もなくただ海沿いを運転していました。

また、駅の道で車中泊。

これまた、寒くてあまり眠れず。

お金があまり無かったので、現地調達というのを極力避けていました。

3日目。

寝不足ということもあって、どんどん現実(ネガティブ)のことが頭に浮かんできます。

1人で運転しているので、自然と現実について考えてしまうんです。

というか、ドライブって、やることがないので、自然と自分と向き合うことになります。

特に、真っ暗で景色があまり見えない夜のドライブ。

「これからどうしよう…」「何をすればいいんだ…」「何も思い浮かばない…」

そんな焦りと無力の自分に対して絶望して、勝手に涙が流れてきました。

「おれって、何もできない人間なんだな」

そんな現実を突きつけられる。嫌でも。

そんな不安や心配が襲いかかって、深夜になっても、ずっとドライブをしていました。

なぜか車を停めてはいけないような気がしていたのです。

ふと、海を見ると、海に月の光が照らされていて、「キレイだな」と思った。

海ってこんなにキレイなんだと。

空を見ると、全体にたくさん星が光っていて、そんな美しい景色にまた涙を流しました。

美しいモノを見ると、心から「キレイ」と感じて、自分に対しても素直になります。

「何やってるんだよ、おれ。みんなに『頑張ります!』と言ったのに、何もできてねぇーじゃん。あれほど、応援してくれているのに。このままじゃ、良い報告できねぇーじゃんか…」

と、悔しさがこみ上げました。

「おれって、みんなに助けられてきたんだな。1人じゃ何もできね。」と今まで積み上げてきたプライドが崩れていったのです。

ダメな自分と現実とちゃんと向き合うのが、こんなにキツイなんて思っていませんでした。

4日目。

日中にコンビニの駐車場で少し仮眠をしながら、ほとんど運転をしていたので、1日でも結構進みました。

19時。気づいたら、日本最北端の宗谷岬へ。

「うわ!ここまで来ちゃったよ。」と、外に出ると、海風がビュービュー吹いて「さみー!」と感じましたが、「最北端に来てしまった。笑」と謎の達成感があった。

まさか、山形県から北海道の最北端まで車で来るとは。笑

この謎の達成感が、「おれでもやればできるんだ」という自己肯定感に変わったのです。

小さな成功体験。

これが、自信へと変わっていきます。

よく分かりませんが、この「日本最北端の地の碑」から「頑張れ!しょう!」と応援されているような気がして、急に「ちょっと頑張ってみっか!」と絶望から希望に変わりました。

そこから、スマホで調べることにして、「自分でもできること」を探しました。

そこで、「YouTube動画編集」と出会った。

「これなら、俺1人でもできそう!」

突破口が出来て、「よし!帰るか!」と自宅へ戻ることに。

その後、色々あって、合計10日掛けて自宅に帰還。


そして、YouTube動画編集者としてフリーランス生活が始まって、

・YouTube台本
・YouTube運用代行
・ローンチ台本

とスキルを上げていった。

そして、個人事業主を始めて1年1ヶ月後に月収100万円が達成できた。

これを1つの目標にしていたので感動した。

「こんな俺でも100万円を稼ぐことができた」

そんな達成感があった。

尊敬するクライアントにも出会った。

ビジネスを始めて、いままでのことがすべて変わった。

「人は本気になれば達成できるんだ」

そんなきっかけとなった北海道1周旅でした。


いまの僕の信念は、
「人生のストーリーを自分で創造する」

自分の手で人生を変える。

そして、自分と同じようにくすぶっている人にも、自分の手でストーリーを創造するお手伝い・きっかけができればと。

ライティングと人生は似ている。

そう感じます。

人生の最期になった時に、自分の自伝を書きたい。その時に、面白いストーリーを書きたい。自分にも他人にも良い影響を与えたい。そのためには、面白い人生を歩まなくては。

面白い人生を歩むためには、現状のままでなく進化する必要がある。

ダメダメな自分と向き合って、ダメージを受けながら、でも「逃げんな!戦えー!」と。

破壊と再構築を繰り返し、目の前に立ち塞がる大きな壁をぶち破ったとき、その先には美しい景色が視えます。

「キレイだな」と心から思える景色が。

そんな景色をたくさん味わいたい。

そして、僕だけではなく一緒に味わってほしい。

そのためには、強くならなくては。

そんなことを強く感じました。

「ストーリーを創造する」

これが僕の核(コア)である。

今回の北海道旅みたいな記憶に残る濃いストーリーを。


ということで、「暇だったので、10日間かけて北海道1周旅に出掛けたら、人生が180度変わった話」でした。

終わり。

↓ こちらの記事もぜひ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?